逆転優勝を夢見るバルサ・・・ 3度あることは4度ある?

ドリームチームの再現なるか。

FCバルセロナは次の日曜日、25度目のリーガ優勝を目指してカンプノウでのエイバル戦をプレーします。ここまで6連勝でタイトルへの可能性を残したルーチョチームですが、惜しむらくはその連勝前の取りこぼし・・・。バルセロナが凱歌をあげるためにはマラガさんがマドリーに勝ってくれる必要があり、他力本願なのが残念でなりません。そしてこちらが取りこぼしていなければ問題なく優勝できていただけに、“マラガは元白組勢が多くて期待できない”なんて言うには図々しく。元バルサのサンドロ・ラミレスが予定調和をぶっ壊してくれれば嬉しいのですが、バルセロナとしてはエイバルに勝って“奇跡”の実現を待つしかありません。

テネリフェの奇跡

バルセロナが最終節にまさかのリーガ優勝を達成した例は、過去に何度かあります。ジョハン・クライフ率いる“ドリームチーム”がやってのけた3シーズン連続の最終節優勝です。

■1991/92シーズン:バルセロナがカンプノウでアスレティックに2-0で勝利。マドリーはテネリフェで0-2とリードしながら、まさかの3-2敗北でバルサが奇跡の逆転優勝。テネリフェは奇跡的プリメーラ残留。

■1992/93シーズン:バルセロナがレアル・ソシエダに1-0で勝利。一方でマドリーはまたもやテネリフェに2-0で敗北というウソのような本当の話。

■1993/94シーズン:バルセロナはセビージャに5-2で勝利。この時優勝を争っていたデポルティーボは88分にペナルティキックを得ながら、ジュキッチがこれを決められず0-0エンパテ。クライフバルサが3年連続の最終節逆転優勝を達成。

ということで今季のバルサも、マラガにかつてのテネリフェのような執行人役を期待するわけですが、そもそもそういう状況になってしまった、同じラ・ロサレダでの惨めな黒星が悔やまれてなりません。マドリーダービーが引き分けたこの第31節に、ルーチョチームがマラガに負けたことで状況は決定的となった。もしもここで勝っていたなら・・・。

マラガが引き分けで十分な状況

マラガを率いるのは元白組“キンタ・デル・ブイトレ”のひとりミチェルで、スカッドには元マドリディスタ選手が5人。加えてマラガの人々はバルサよりもマドリー好きが多く、マドリディスタが歓喜の瞬間を生観戦しに向かうだろうということで、SPORT紙は「ラ・ロサレダはミニベルナベウになりえる」と書いています。勝点的にも、マラガは現在11位で残留はもう確定している。彼らが死ぬ気で戦う理由は、存在していません。

SPORTの説明では、マラガは今の11位をキープすることで200万ユーロの追加収入があるそうです。なんでも11位に入ればテレビ放映権から100万ユーロを追加で得られるらしく、勝点46で並んでいる12位のバレンシアがビジャレアルに勝てなかった場合は、引き分けで11位を確保できる状況が出来上がる。13位セルタがレアル・ソシエダに勝てば勝点でマラガを超えますが、この場合も引き分けで11位を確保できるようです。そしてバレンシアとセルタの各試合は同日16時45分キックオフ。マラガは11位確保に必要な条件を知って、マドリー戦を始められます。

マラガはさらに、イスコがマドリーに移籍した際の契約により、白組が優勝すれば100万ユーロを得られることになっているらしく。マドリーもあと1ポイントを加えることでリーガ優勝ですから、他チームの結果にもよりますが、エンパテで両チームの利害が一致する状況にもなるわけです。

サンドロという希望

バルサの“奇跡”が実現するなら、このエンパテ上等が逆に好都合かもしれません。

もしバルセロニスタが希望を抱けるとするなら、クレの血が身体に流れているマラガのエース、サンドロ・ラミレスです。元バルサのデランテロはGOLの取材に対し、「夢で見た一日になってほしいね。僕のゴールでバルサにリーガを与える・・・ そうなってほしい」と語ってまして、マドリーを泣かすべく虎視眈々と狙っていそうな様子です。両陣営が予定調和の如く0-0や1-1で時計の針を進めている終了間際に、空気を読まないサンドロが1点ぶち込んでくれれば、面白いことになりそうじゃないですか。もっとも、そういう事態を避けるために70分くらいでベンチに下げられる可能性もありますが・・・ 。

なんにせよバルサはエイバルに勝たなければどうにもならないので、勝ってラ・ロサレダの結果を待つだけです。そしてサンドロ、頼む^^

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