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2012年2月10日

ぷち情報集。

 

バルサ関連ニュースを、幾つかさらっとご紹介。


◇欧州寒波

まだまだ寒い日の続く日本ですが、欧州からも連日寒波のニュースが届いています。まずは土曜日にバルサが試合を行うパンプローナですが、元々内陸部ゆえに寒めの土地のところをこの寒波。オサスナのトレーニング施設であるタホナールは氷点下となったために天然芝グラウンドが凍ってしまって使用できず、木曜日は隣りの人工芝グラウンドとジムでの練習に切り替えています。レイノ・デ・ナバーラにしても同様に厳しい気象下に置かれているでしょうし、オサスナ対バルサはあまり良いピッチコンディションとはならなさそうです。

地中海沿いのスペインですら寒いさむいと言っているのですから、ずっと北にあるドイツは当然のことながらさらに寒い。昨日バルセロナのCOM RADIOの番組に出演したバイアー・レバークーゼン選手ゴンサロ・カストロが言うところでは、「-8℃か-9℃あたり」だろうということです・・・・ちょっと調べてみたところ、北海道よりも気温が低いではないですか・・・・ちなみにゴンサロ・カストロは「小さい頃からアイドルはチャビ」と言っており、「是非ともユニフォーム交換をしたいけれども、チームメイトのオルテガもチャビのユニを狙っているから、前半は僕、後半は彼にしたい」とも語っています。先日の澤さんといい、もてもてのチャビ。


◇コパ決勝はいつどこで?

ファイナリスト2チームが決まり(バルサとアスレチック)、あとは5月の決勝戦を待つだけ・・・でもないコパ・デル・レイ。大会を主宰するスペイン連盟(RFEF)はこれから、試合の日程、さらには決戦の舞台を決めるという作業をしなければなりません。いつどこでやるかもまだ決まっていないという、なかなかスペインらしい状況です。

まず開催日ですが、候補として挙がっているのは5月20日(日)と25日(金)だそうです。ここで大きな影響を与えるのは、19日に行われるチャンピオンズの決勝戦。バルサがアリアンツ・アレナに行くことになった場合は25日となり、残念なことにペップチームが20日がOKとなっても、もし白組がチャンピオンズ決勝へと勝ち進んだ場合は、カタルーニャとバスクのファンがチャンピオンズ決勝翌日に多量にマドリー市へ乗り込むことは警備上問題ありということで、サンチャゴ・ベルナベウは選択肢から外れるそうです。ついでに20日のビセンテ・カルデロンでは、COLD PLAYのライブがあります。

キャパシティとしてはベルナベウは申し分ないのですが、レアル・マドリーはマジョルカとのリーガ最終節(12か13日)終了直後にスタジアムの増築工事を行なうと言い出しており(バルサの喜ぶところを見たくない言い訳とみるカタルーニャ筋)、開催に乗り気ではない。そして今回はバレンシアも、メスタージャを貸し出すことにはあまりポジティブではないようです。来週月曜にはRFEFとクラブ間による会合があるのですが、すんなり話がまとまりそうな雰囲気はありません。バルサとして希望するのは、25日のベルナベウですかね。

ちなみにバルサは1997年、ベルナベウで行なわれたコパ決勝でベティスを破って優勝。スタジアムにイムノが3回流れるわ、当時副会長だったジョアン・ガスパーがバルサマフラーを掲げてグラウンド内を一周するわとマドリディスタにとって非常に不快な思い出となっていて、フロレンティノ・ペレスとしては間違いなく開催地を引き受けないだろうと見られています。AS紙も10日の一面は「マドリーはベルナベウを貸さない」。同紙のウェブアンケートでは6割が決勝開催にNO!と回答しています。


◇リージョとグアルディオラ

FIFA.comの2月9日付ニュースにファン・マヌエル・リージョ監督のインタビュー記事が載っています。リージョといえば、ペップ・グアルディオラが非常に敬愛している監督。ペップとは非常に結びつきの強い人物です。その記事の中で、リージョはグアルディオラとの出会いをこう述懐しています。「リーガでのバルサ戦を終えた後のことやったよ。私たち(オビエド)はバルサに2-4で敗れたんやけど、好いプレーはしていたんや。するとロッカールームの扉をノックして、グアルディオラが入ってきた。まだユニフォーム姿のままやったね。彼は私に、少しだけ話をしていいかと訊ねた。フットボル史に残るメディオセントロと話をするのが迷惑なもんか。ペップは私のチームのプレーは大好きだ、これからも連絡を取りたいと言ったよ。そうして始まったんや」

リージョにはかつて、バルサ監督になる可能性がありました。2003年に行なわれた会長選挙でのことです。「ペップは占拠の大本命やったルイス・バサットのスポーツディレクターになる予定やった。そしてもしバサット陣営が選挙に勝った場合、私に監督になってくれないかと申し出ていた。最終的にはラポルタが当選をしたわけやけれども、それは互いのプロフェッショナルとしての敬意を表していると思う」

リージョはこのインタビューで「フットボルは難しい。なぜなら人生は難しいから」と含蓄のある言葉を語っているのですが、フットボルにおいては運も重要な要素だよ、とこう言っています。「今とまったく同じやりかたをしていても、ペップは試合に負けていたかもしれへんのや。もしエシエンがスタンフォード・ブリッジで適切にボールをクリアしていれば、バルサは2009年のチャンピオンズを獲っていなかったわけやし、おそらくは今私たちが知っているチームは、別のものになっていたやろう。すべてにおいて、運は非常に大きな役割を果たすんや。重要なのは結果ではなく、その過程にある。監督はその過程において判断をされなあかんよ」


◇ピケとシャキーラの誕生パーティ

では本日最後は、ほぼドウデモ情報ともいえる、ピケ&シャキーラ情報をお届けしましょう。同じ2月2日が誕生日の彼ら。以前こちらでは、2日には100人を超す友人たちを招いてパーティーをする、なんて情報をお伝えしましたが、実際のところは違っていました。イベントはあったのですが、彼らが招待したのはより親しい友人だけで30人。場所はバルセロナ市郊外のサン・フェリウ・デ・リョブレガにある屋内カート場だそうです。その名も、Indoor Kating Barcelona。このカート場のウェブサイトには、しっかりとその際のことも紹介されています。

セレブなカップルですので、彼らはこの日、カート場を貸切にしています。招待された友人たちもセレブで、バルサからはセスク・ファブレガス、カルラス・プジョル、アンドレウ・フォンタス(松葉杖)。プジョルは話題の新恋人Giselle Lacoutureを同伴であります。家族ぐるみの交際なので、ピケの両親ジョアン・ピケさんとモンセラ・ベルナベウさんも参加。誕生会はおよそ2時間ほど行なわれ、参加者たちはカートを満喫しています。

ちなみにピケの母上モンセラさん(脳外科医)がRCNラジオに明かしたところによりますと、シャキーラはピケにバギーをプレゼントしたのだそうです。山道を走り回れる4輪車ですな。そしてWAKA旦那がWAKA姐さんに贈ったのが、メルセデスベンツの最新モデルということです。

モンセラさんは義理の娘(というような感じで記事には書いてある)と息子との交際のことをこう語っています。「今のところ、とても順調ですよ。彼らはとても好きあっている、ごくふつうのカップルです。息子が恋愛をしているというのは、幸せなものです」。そしてモンセラさん曰く、現時点では結婚の予定があるのかどうかは「知らない」とのことであります。