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2016年7月08日

サンペールはトップ昇格してプレシーズン、ブラジルから来たマルロンもトップチームに帯同か

純ラ・マシア産カンテラーノがトップ契約へ。

現在のルーチョチームにおきまして、休ませることが困難な選手は複数います。昨シーズンに控えがおらず、ほぼ出ずっぱりだったのはルイス・スアレスジョルディ・アルバ、そしてセルヒオ・ブスケツあたり。この状況を解決するべく、“第4のデランテロ”や“出来れば右もこなせる左ラテラル”が目下の優先補強ポイントとなっているわけですが、ブスケツの代役として期待されるのが純クラブ産カンテラーノのセルジ・サンペールです。これ以上バルサBにいても進化の望めないサンペールは契約更新の後、トップ昇格となる見込み。そのままチームに残れるか、レンタルで武者修行となるのかはプレシーズンの出来を見てからとされています。

ルイス・エンリケへのアピールチャンス

セルジ・サンペールは今季トップチームの選手となる。SPORT紙が伝えるところによりますと、昨日FCバルセロナのフットボルディレクターであるラウール・サンジェイと選手側代理人による話し合いが行われ、サンペールがバルサとの契約を4年延長することや、トップチームの背番号(〜25番)を手にすることで合意に至ったようです。あとは成果報酬額の発生条件などの詰めが終わりしだい、新契約書へのサインが行われるとのこと。サンペールにとっては、まずは1つめの大きな目標の達成となります。

この話し合いでは、ルイス・エンリケセルジを非常に評価しており、期待をかけている旨が伝えられたそうです。さらにプレシーズンではたっぷりとアピールの機会を与えられるであろうから、存分にそれを活用してほしいといったことも。プレシーズンの序盤はユーロ2016に参加していた選手たちは不在となりますので、そこでどれだけ監督の信頼を強められるかが、チーム内でまだ地位を築いていない選手たちにとって勝負所です。

サンペールがプレシーズンに目覚しい働きでルイス・エンリケにアピールできれば、本シーズン開幕後もコパ要員に止まることなく、怪物セルヒオ・ブスケツとポジション争いをしていくことになるでしょう。それがクレにとりましても一番嬉しいシナリオです。しかしパッとしないプレーによって主役となることが出来なければ、デニス・スアレスラフィーニャハリロビッチのようにリーガのどこかのクラブへと武者修行に行くのが良いとの結論になります。先日はジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も、成長して戻ってくることを薦める発言をしていました。

そのあたりの最終決断はサンペール自身が下すことになると思いますが、1シーズンはルーチョチームで挑戦をしたいと考えそうな気もします。ファンとしましては、彼がグレートなプレシーズンを送りますことを期待しましょう。

バルサBへとレンタルのマルロンもまた

そしてもう一人、ルイス・エンリケへのアピールを狙っている若者が、バルサBへと加入するべく昨日バルセロナへと到着したブラジル人セントラル、マルロン・サントス・ダ・シルバ・バルボサ(20)です。

マルロンはフルミネンセに所属する左利きのセントラルで、昨年夏にはビジャレアル移籍目前までいっていたというブラジルで将来を期待される選手の一人。バルセロナBへは1年間のレンタル移籍となります。もしトップチームで5試合に出場すれば、自動的に買取オプションが行使される契約らしく、せっかくですからバルセロナに末長く残る選手になってほしいところです。

ちなみにマルロンがバルサに来ることになった経緯ですが、昨年獲得がウワサされていたジェルソンが、優先権確保のために320万ユーロを支払っていたにもかかわらずローマに行ってしまったことで、その埋め合わせとして貸し出されたとのこと。冬に第1弾としてやってきたロベルト・ゴンサルベスは全くの期待はずれでしたから、このマルロンは上手くいってよと願わずにいられません。成功すれば、セントラル問題も心配なくなる重要さです。

買取行使に自信のマルロン代理人

このマルロン・サントスの買取オプション額は500万ユーロですが、ジェルソンの件でフルミネンセには320万ユーロを“先払い”してありますから、行使の際は残り180万ユーロを払えばOKとなります。そしてもしトップチームで20試合に出場すれば、100万ユーロの増額らしく(MD紙は買取額650万ユーロと記述)。目安としましては、昨年のマルク・バルトラが22試合出場、トーマス・ベルマーレンが20試合出場、そしてドグラス・ペレイラが3試合出場。そもそもフィリアルにレンタルされた選手がトップチームに出たことはないですから、可能性は未知です。

しかし、マルロン・サントスの代理人 フレジ・モラエス氏は自信満々。バルセロナへと旅立つ前にGLOBOの取材に対し、次のように説明をしています。「マルロンはバルサのトップチームと同行する機会を得るでしょう。居場所を勝ち取れるかどうかは彼次第ですが、私たちは早くそれが実現することを期待しています。たとえば、マルロンはトップチームでプレシーズンを行うでしょう。買取オプションは複雑ではありませんし、バルサは多くの大会に参加する。もし5試合に出場すれば買い取りは実行されます。これは彼を買い取るために成されたプロジェクトです」

ドグラス二世になるだろう、なんて揶揄する声もある作戦ですが、直輸入に比べるとだいぶ良いアイディアだと思いますので、今後“マルロン方式”と呼ばれるような成功例になってほしいものです。実際、マルロンは良いセントラルだとする意見もわりと見られますし、本当に良い感じであればさっさと5試合で起用して冬のマーケットでどこかのプリメーラクラブへ貸し出し、、なんてのは出来すぎでしょうか。