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2016年7月14日

次は第4のデランテロ、ビエット獲得目前か?

目標とする補強ポイントが次々に埋まった今、いよいよ前線の選手獲得へ。

デニス・スアレス、サムエル・ウムティティ、ルーカス・ディグネと22歳選手を次々に獲得してきたFCバルセロナが、次なる22歳選手として、ではなく優先補強ポイントである“第4のデランテロ”として契約を目指すとされているのが、アトレティコ・マドリーのアルゼンチン人ルシアーノ・ビエットです。マドリーチームは彼の保有権は保持したいと考え、買取オプション付のレンタルが有力とされていますが、放出自体には否定的ではないらしく。選手はバルサ行きに乗り気だそうで、クラブ間交渉も近々まとまると見られています。

買取オプション付のレンタル?

ライバル関係にあるSPORT紙とMD紙が声を揃えて「次の補強ターゲットはこの選手だ!」という時、そのウワサの信憑性が大きく増すとの理論に従えば、MD紙が数週間前からこだわってきたルシアーノ・ビエットの名前がSPORT紙でも大文字で見られるようになった今、アルゼンチン人デランテロへのバルサの関心はホンモノだといえるでしょう。獲得方法に関する見解は若干違っていますが、ビエットが第4のデランテロの有力候補だと見ている点は両紙で共通しています。

世界最強のMSNトリデンテを補完するためのデランテロには、これまで数多くの選手が候補としてメディアに登場してきました。その中で判ってきたのは、ロベルト・フェルナンデスルイス・エンリケが求めているのは特にルイス・スアレスを休ませられる選手らしきこと。予算さえ気にしなければケビン・ガメイロがリストの一番手だとされていますが、セビージャさんが頑として契約解除金の4,000万ユーロを求めている彼ですから、状況が変わらないかぎりはバルサには手が出ません。

そこでガメイロがダメな場合、バルサはビエット獲得を目指すだろうと当初から言っていたのはMD紙です。今回はそこに、ライバルのSPORT紙も(おそらく渋々)追従。レオ・メッシに憧れるビエットとの合意に問題は生じないでしょうから、あとはどのようにアトレティコと合意するかですが、買取オプション付のレンタルになるのではないかとの見方が有力のようです。コルチョネロは1年前、ビジャレアルから2,000万ユーロで彼を獲得。よって買取オプション額は同じ2,000万ユーロあたりだろうと予想されていて、2,500万ユーロ以上であれば即座の完全移籍も受け入れるのではないかと報じられています。

バルサはここまで、デニスくん、ウムティティディグネの獲得に4,475万ユーロを費やしています。補強予算は6,000万ユーロ+選手放出による移籍金ですから、バルトラのドルトムント移籍で得た800万ユーロを合わせた6,800万ユーロから4,475万ユーロを引くと、残り2,325万ユーロ。選手放出による移籍金があと少し発生すれば、ビエットにはどうにか手が届きそうです。

エンリケ・セレーソ会長「ビエットが何年も残ると私は信じている」

数日前にFCバルセロナの補強オペレーションにおける有力者が3人揃ってマドリー市へ出張、名のある選手の代理人2人と面談したとの話がありましたが、そのうちの1人がビエットの代理人 ホルヘ・シテルスピレル氏だと言われています。

アルゼンチン人デランテロの去就に関しては、アトレティコ・デ・マドリーのエンリケ・セレーソ会長が昨日、俳優マット・デイモンさんへのユニフォーム贈呈式で「ビエットは好調で、満足しているよ。いずれにしても、この時点で彼は私たちの選手であり、この先何年もそうであると私は信じている」とコメント。残留宣言としてはトーンが弱いですし、会長さんとしては残留も期待しているけれど半信半疑というところでしょうか。

バルサとアトレティコによる交渉はまだ始まってはいませんが、あちらはその席に着いてくれるようです。

目に見えて逞しくなっている模様

ルシアーノ・ビエットが第4のデランテロになると考えるMD紙は、先日始まったシメオネ組のプレシーズン合宿(@ロサンゼルス)において、彼が見違えるように逞しくなっていると伝えています。

なんでもアルゼンチン人デランテロは昨季シメオネに鍛えられたことに加えて、夏の間の自主トレーニングによって体つきが目に見えてしっかりしているらしく、ヨーロッパに来た時のような線の細さはもう見られないのだとか。外見だけでなく体幹も強化されているのでデフェンサたちとボールを競り合う際にも当たり負けせず、簡単には倒れなくなっているそうです。

ビジャレアルでの活躍を買われて1年前にアトレティコに移籍したビエットでしたが、カルデロンでは期待されたような成果を残すことが出来ず。プロフェッショナルとしてそれは悔しかったに違いないですから、今季どこでプレーすることになるにせよベストなシーズンとするべく、かなり意欲的にトレーニングを行ってきたことが窺えます。代理人氏曰く、多くのオファーが届いているというビエットの行き先はどこになるのか。バルサからの電話を待ってデポルティーボとの契約更新を止めているというルーカス・ペレスも、事の成り行きに注目していることでしょう。