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2016年7月20日

プレシーズン2016 開始!

まずは二人のスアレスら9選手で始動。

プレシーズンが始まると、いよいよ夏も本番です。この19日(火)には、他のプリメーラチームよりも少し遅れてバルサトップチームのプレシーズンが スタート。ルイス・スアレス、ムニール、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、アレイシ・ビダル、マティエウ、マシップ、デニス・スアレス、そしてサンペール ら9選手が恒例の身体/体力検査を受けました。20日からは基礎体力をつけるための朝夕ダブルセッションが開始。29日まで休みなくトレーニングが続けら れていきます。代表戦に参加した選手たちは8月1日から順次チームに合流する予定です。

本日より朝夕のダブルセッション

シウター・エスポルティーバの検査室にて、各種検査装置を装着した選手たちが心拍などのデータを測られる光景は、熱い夏がこれから始まることを告げ る風物詩です。初夏にシーズンが終わってからの1ヶ月余は、バケーションといえどもプロとして自堕落な生活は送れない。バルサに集うような選手は意識の高 さもトップエリートですから、プレシーズンの始まりに向け今や遅しと準備していたことでしょう。

今年のプレシーズンはご存知のように、アメリカ合衆国やらアジアへの集金ツアーがないことが最大の特徴です。その代わりに英国バーミンガム郊外にあるイングランド代表の施設セント・ジョージスパークで 5日間の合宿を行い、涼しく落ち着いた環境で存分に土台を作っていく計画。南米と欧州の代表選手たちがほとんど不在になるのは残念ですが、控え組にとって はアドバンテージを得るチャンスですし、底上げになれば春の良い結果にもつながります。バルサBから誰が呼ばれるのかも楽しみの一つです。

ルーチョチームは今日20日(火)よりトレーニングを開始し、セッションは基本的に朝9時半と夕方18時半の2回行われる予定となっています。今週はシウター・エスポルティーバで汗を流し、来週25日(月)からは英国セント・ジョージスパークへ。30日(土)にダブリン(アイルランド)のアビバ・スタジアムでセルティックとの親善試合を行った後、バルセロナへと戻るスケジュールです。

代表選手たち主力は8月以降

8月1日になると、レオ・メッシマスチェラーノクラウディオ・ブラボらコパアメリカ決勝選手たちと、イニエスタピケジョルディ・アルバセルヒオ・ブスケツイバン・ラキティッチベルマーレンらエウロコパ出場選手たちがチームに戻ってきます。3日のレスター・シティ戦はさすがに微妙ですが、6日のリバポー戦には多数が出場するでしょう。アルダ・トゥランのみ25日にチームに加わり、英国合宿に参加することになっています。

新加入選手でエウロコパ決勝まで残ったウンティティディニャと、そのフランスに準決勝で敗れたドイツのテル・ステーゲンは8日の合流。これで戦力はほぼ揃い、10日のガンペル杯(対サンプドリア)、14日と17日のスーペルコパ(対セビージャ)への準備を進めていきます。

移籍先を見つけたいソングテージョモントーヤドグラスも8日招集のようですが、同じく“ホットポテト”とされるアドリアーノは昨日から呼ばれています。ハリロビッチも昨日の合流予定でしたが、ハンブルグへの移籍が目前らしく、クラブの許可を得て姿を見せませんでした。リオ五輪に参加するラフィーニャネイマールは、お勤め終了後の合流です(決勝は21日)。

注目はやはり、エウロコパに参加した選手の中で唯一25日に戻ってくるように求められたアルダ・トゥランでしょう。バルサだけでなく、トルコ代表でも良い働きが出来なかったアルダを“再生”させるべく、今季のルイス・エンリケは彼への要求を高めていくと言われています。母国が大変なことになっていて心配もあるでしょうが、アトレティコ時代の輝きをカンプノウでも是非。

 

レオ・メッシ、バルセロナに戻り充電中

バケーションの終盤を自宅近所で過ごすクラック。

2016年の夏はレオ・メッシにとってハードな出来事が重なりました。彼岸の優勝をまたもあと一歩で逃したコパアメリカと、“黒い手”がちらつく脱税容疑での実刑判決。クラックが心身の両面で消耗しているであろう想像は難くなく、大エースに少しでも回復した状態で戻ってくるための配慮として、ルイス・エンリケは彼に+1週間の夏休みを与えることを決断しました。とは言いましてもハビエル・マスチェラーノや、コパ優勝で気分の良いクラウディオ・ブラボにも8月1日に合流する許可は与えられているのですけれども。

さっそくスアレスと夕食へ

ということで今月いっぱいバケーションが延長されたレオ・メッシは現在、地中海のリゾート島イビサからバルセロナに戻ってきて休日を過ごしています。バルセロナへ戻った18日(月)にはさっそく同じくカステイデフェルスに住むルイス・スアレスと久々の再会を果たし、近くの海辺のレストランへ夕食へ。戻ってきてすぐルイシートと会うあたり、二人の仲の良さが伝わってきます。SNSに投稿された写真を見ますと、親友と会ったレオはなかなかリラックスして良い表情をしていますね。マテ茶でも飲みつつ、夏のいろんな出来事を話し合ったことでしょう。

メッシはコパアメリカで決勝をプレーしたマスチェラーノブラボ、ユーロ2016出場組と一緒に、8月1日からプレシーズンのトレーニングに合流する予定です。休暇はまだあと10日ほど残っていますから、存分に自由時間を満喫し、フル充電でルーチョのところへと戻ってきてくださいませ。25日からはルイス・スアレスが英国合宿へ行ってしまうので、メッシ家は近場に小旅行などあるかもしれませんね。

1km泳いでヨットへ行った若者とのひと時

もっとも世界的大スターのメッシですから、彼が静かな休日を送るためには、できるだけ知名度の低い場所、もしくは騒がしい若者のいない場所へ行くしかないでしょう。先週過ごしたイビサ島は充実のナイトライフを求める若い衆が集いますし、パパラッチも多数。レオクリスティアノのヨット(日本で言うところのクルーザー)がほんの数メートルの距離で停留しているぞ、など様々なニュースがメディアに登場していました。それでもセレブはイビサへ向かう。それだけいろんな楽しみのある島なのでしょう。

メッシ家は主に、遊興船(Seven C。全長28m。収容人数10名)での自由時間を楽しんでいたようです。海に浮かんでいる瞬間までカメラマンに狙われているのですからスターも大変です が、今回は彼の元へと“珍客”が訪れたことが話題となっています。約1km沖で家族とのんびりしているレオのところへ、一人のチャレンジャーが泳いで行ったのです。

MD19日付のMD紙がそのファンについて詳しいのですが、男の名前はスリ Suli、セウタ在住の24歳のアトレティコファン。なんでも海辺からメッシ家が乗ったヨットを確認したスリは海へと飛び込み(友人は陸に残った)、レオたちのいる船まで泳ぎ着いたのだそうです。目的はメッシの姿を近くから拝み、写真を撮ること。それにしてもまあ、よくやります。

男がひとり船へと泳ぎ近付いている。怪しげなスリを発見した乗組員は、メッシにそう告げます。こういう場合、通常はおそらく彼を陸へと帰すような措置がとられることでしょう。しかしレオスリに船へと上がるように言い、防水ケースに入れていたスリの携帯電話が濡れて壊れているのを見ると乗組員に写真を撮ってくれるように頼んでスリに送信、さらにジュースでもどうだと誘うと、出自や趣味などについて20分ほど雑談をしたのだそうです。それだけでなくメッシは、キミを小型の舟で送っていこうかとも提案。スリはそれを断ると、再び泳いで岸へと戻ったのでした。

この夢のような経験についてスリは、MD紙に次のように語っています。「電話はダメになったけど、メッシとの写真を手に入れたよ」「言われているように、彼は世界的なクラックのようには見えなかった。とても謙虚な人で、彼も彼の家族も僕を温かくもてなしてくれた

ちなみにMDによるとメッシはその後港へと戻った時にスリと再会し、陸に残っていた友人とも記念撮影をしたそうです。しかし同紙曰く、“メッシと時間を共有したスリの経験は、いつまでも彼と共にあるだろう―”。日本人的感覚としては違和感がなくもないですが、あちらはチャレンジをした者を称えるのでしょう。この記事を紹介している他のメディアでも、特に批判的な感じはないようです。来年からは泳いでメッシの船を目指す輩が続出するかもしれませんね^^;