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2016年7月25日

ガメイロとビエット、錯綜するウワサ話

第4のデランテロを巡る報道合戦、最後?の盛り上がり。

FCバルセロナが2016年夏最後の補強ピースとして狙う第4のデランテロに関し、先週末からこの週始めにかけて幾つかの動きがありました。有力候補とされるルシアーノ・ビエットの所属するアトレティコ、さらにはケビン・ガメイロが所属するセビージャとバルサが合意に達したと、現地紙がそれぞれに報じたのです。この2選手の移籍を巡っては3クラブによる激しい駆け引きが展開されているようで、結末が近付いている事は予感させるものの、どう落ち着くのかはまだ分からない。カギを握るのは迷えるビエットの決断です。

ビエット獲得で同意

バルセロナとアトレティコ・デ・マドリーがルシアーノ・ビエットの移籍で基本合意に達した、と伝えたのは7月23日(土)付のMUNDO DEPORTIVO紙でした。それによりますと、アトレティコは移籍金2,200万ユーロでアルゼンチン人デランテロを手放すことに合意。ビセンテ・カルデロンではレンタル移籍を推す声が強かったものの完全移籍で了承、あとは選手の合意を含めた最終調整が残されるのみで大きな問題は生じないだろうとの内容でした。

ライバル紙のSPORTもまた翌24日(日)のトップ記事でMD紙に続き、両クラブ間の合意を取り上げました。こちらも残すところはビエット本人の決断だけとの見解で、名声を得られてメッシとプレーできるバルサと、出場時間は期待できるけれども1年レンタルをオファーするセビージャとの間で選手は揺れている、これからツアーに出るアトレティコは迷える彼に対して早く決断するよう急かしている、バルサもセビージャも早く答えを知りたがっているとまとめています。

現地24日朝の時点では、バルサがまだケビン・ガメイロにこだわっているとの記事はSPORT紙には微塵もありませんでした。MDもSPORTも、第4のデランテロはルシアーノ・ビエットで決着と声を揃え、22歳の未来あるデランテロがバルセロナに来ることの希望を強調していました。

SPORT紙、再びガメイロ話

それがにわかに変化したのは、24日の現地夜になってからです。きっかけはこの日セビージャがドイツで親善試合を行った際(対SV Sandhausen)、その試合にガメイロが出場せず、ベンチにも入ることなくモンチSDとスタンド観戦していたことでした。これは移籍目前の選手によく見られる出来事。そこでSPORTウェブはまず、その行き先はアトレティコではなくバルセロナだ、と発表。バルセロナとセビージャがフランス人デランテロの移籍で合意に至り、アトレティコとバルサのどちらを選ぶかの最後の言葉は選手に委ねられていると伝えました。

しかしその1時間後(21時半)、SPORTウェブはアトレティコ・マドリーからケビン・ガメイロのバルサ移籍に待ったがかけられた、コルチョネロたちは当初の移籍金を増額させ、さらにはビエットもオペレーションに加えるカウンターオファーを出したと続報。もしアトレティコが勝負に勝った場合は、バルサはビエットガメイロも逃すことになると危機感を煽っています。それらを受けての25日のSPORT紙の記事内容はこういう感じです。

  • ■24日のお昼頃、アトレティコとセビージャがガメイロ移籍とビエットの1年レンタル(買取オプション付)で合意しようとしていた。
  • ■バルサはビエットと交渉していたが、アトレティコの動きを知るとそれを阻止するべくガメイロとの話し合いを進め、獲得目前までこぎつけた。ガメイロはバルサでの挑戦を受け入れていた。
  • ■しかし夜になってアトレティコがオファー内容を上げ、セビージャもそれに合意。雲行きの怪しくなったバルセロナだが、まだ可能性はあると期待を抱いており、選手たちの決断如何でシナリオは変化すると考えている。
  • ■バルセロナは焦るべき時ではないと理解しており、もし両選手を逃した場合でも次の選択肢を有している。

もしセビージャがガメイロ移籍で交渉の席についているのであれば、クラブ間交渉ではアトレティコ・マドリーのほうがバルサより有利な立場にありそうです。1日前にバルサとビエット移籍で合意しつつ、その裏でガメイロ交渉にビエットを含める。事実かどうかは分かりませんが、そういうこともありましょう。とはいえ、同紙がこのウワサ話を最後に盛り上げようと打ち上げた花火の匂いがどうも強いのは否めません。

ビエットはバルサ行きを決めている

結局のところ、カギを握っているのはやはりルシアーノ・ビエットの決断です。MDウェブはこれに対し23時半頃、“バルサがガメイロ移籍で合意したとのウワサをバルサは否定”と反論。ビエットとバルサは入団で合意しており、レオ・メッシとプレーする夢は数日中に現実になるだろう、ビエットがバルサの英国合宿に加わる可能性もあると自信満々に記してしています。アトレティコの動きに対する記事はまだないですが(日本時間昼時点)、せっせと反論の裏付けを取ってる頃でしょう。

2人のデランテロを巡る3つのクラブ。この恋愛ドラマのような話も、そろそろ結末が近付いてきています。早ければルーチョ一行が英国へ旅立つ今日あたり、正式発表があるかもしれません。

 

メッシが驚きのプラチナ髪にした経緯

思い付きではなく、以前から狙っていた模様。

先週末(24日/25日)はレオ・メッシに関するサプライズが2つありました。まず1つめはギガクラックがバケーションを1週間短縮し、本日から始まる英国セント・ジョージスパークでの“ステージ”に参加すること。そしてもう1つが髪の毛をプラチナ色に染めた、大胆なイメージチェンジです。この2つの事柄から伝わってくるのは、辛いことが幾つかあったレオが心機一転フットボルに打ち込みたがっているんだろうなということ。親友ルイス・スアレスと会って話したことで、俄然ボールが蹴りたくなったのかもしれません。

ブロンドボーイ

レオ・メッシ衝撃のイメチェンを世界に公表したのは、彼のパートナーであるアントネッラ・ロクッソさんです。彼女は自身のインスタグラムページに、「見た目変更 #blondeboy」とコメントをつけた写真を投稿。そのプラチナヘアー+茶ヒゲ画像は瞬く間に世界中に拡散されました。

messi

大胆に変化してきたメッシ

レオ・メッシのこのイメチェンを担当したのは、在バルセロナ歴13年になるというアルゼンチン人理髪師アリエル・ベルムデスさんです。MUNDO DEPORTIVO紙のレポートによると、ベルムデスさんとメッシが知り合ったのは「4年以上前」。共通の友人の紹介で知り合って以降、レオベルムデスさんにカットを任せるようになり、理髪師さんの思慮深い人柄に信頼を強めていったそうです。

メッシが何故このような変身をしたのか。“レオのスタイリスト”であるベルムデスさんは母国アルゼンチンやバルセロナのメディアを中心にたくさんのメディアに紹介され、クラックがプラチナヘアーとなった経緯を説明しています。詳しいのはアルゼンチンのテレビ局TNのインタビューです。「髪型を変える時はいつも時間をかけて話し合っていますし、その日の思いつきで変えたりはしません。“今日はこんな風にカットできますよ”、“次はこう出来ます”、“夏に向けカラーを変えることも可能です”というふうに私たちは話し合っているのです。幾つものアイディアが登場してきましたし、彼もまた月日を経て変わっていっているように思えます。より大胆になっていますね

仕上がりを見た時、メッシは「喜んでいた」とスタイリストさんは言います。ちなみに今回髪色を変えてやろうというのは大きな変化ですから、レオとアリエルさんはアントには秘密にしていたそうです。アルゼンチンNACION紙によるといつも散髪が行われるカステイデフェルスのメッシ自宅の一室に、二人はこもりました。しかし髪を染める作業はいつもより時間がかかってしまう。アントネッラはどうしたのかと部屋を覗きにいき、“現場”を目撃しました。「彼女も気に入っていました。もしそうでなければ、私はこれ以上彼の自宅に入りません。この事は誰も知りませんでした。終わったのは夜の12時頃です。始めたのが遅かったですし、染色もあって遅くなりました」

ヒゲはいじらず

髪の毛はプラチナカラーで、あごにはコパアメリカの時と同じ茶色のヒゲが残っているメッシ。この賛否両論の組み合わせについて、ベルムデスさんはこう説明しています。「ヒゲは残してはどうかと言いました。私は何度か数日間ヒゲを伸ばしている彼を見ているのですが、男性的で好きだと伝えたんです。男性にはあまり多くの選択肢がないですから、ヒゲは見た目を変える上で良い方法だと思えました」「ヒゲは元々の色です。髪の毛をいじって、見た目を変えただけ。髪の色は流行のグレーをたくさん使いました」

ということで、今回のイメチェンは理髪師さんに薦められるがままにやったものではなく、数ヶ月前から、レオがやってみたいと話し合っていたものであると判明。夏は新しいシーズンが始まる季節ですし、新しいイメージで事を始めたかったようです。いずれにせよ、メッシがボールを蹴りにバルサに早く戻ってくるってだけで嬉しいじゃあないですか。バーミンガムへと旅立つ前のプラット空港でのメッシも目立ちまくりでステキです^^ 飛行機の席はもちろん、マテ茶仲間のルイシートの隣り!