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2016年8月01日

プレシーズンの第二幕スタート

各国代表選手たちが今日からチームに加わる。

ルーチョバルサの2016年プレシーズンが始まってから、約2週間が経過しました。最初のテストとなりました先週土曜日(30日)のセルティック戦は、チャンピオンズ予選を控えたチームに3-1で快勝。6番を着けたデニス・スアレスがその背番号に負けないパフォーマンスを見せたこと、アルダアレイシがまずは監督の期待に応えたこと、セルジ・ロベルトの多用途性は相変わらずすばらしいなど好印象な点も多く、ここまでのチーム作りが順調に進んでいることが分かる夏の初戦でした。8月1日からはいよいよ各国代表選手たちが合流し、メンバーはほぼ揃います。プレシーズン本番、第二幕の始まりです。

主力選手がほぼ揃う

シウター・エスポルティーバに“主”たちが帰ってきます。セント・ジョージスパークでの“ステージ”とアイルランドでのセルティック戦を無事終えたルーチョチームはこれよりバルセロナでのトレーニングを再開するのですが、楽しみなのは今日からアンドレス・イニエスタジョルディ・アルバイバン・ラキティッチクラウディオ・ブラボ、それにすでに自主的にトレーニングを始めているジェラール・ピケセルヒオ・ブスケツハビエル・マスチェラーノトーマス・ベルマーレンがチームに加わることです。8日に招集されているテル・ステーゲンもまた、休みを切り上げてやってくると予想されています。

それによってバルサの主力はほぼ全員揃います。奇しくもエウロコパ決勝に参加した新加入選手3人(アンドレ・ゴメスサムエル・ウンティティルーカス・ディニャ)は8日合流予定。リオ五輪に呼ばれているブラジル代表のネイマールラフィーニャには、せっかくなんで金メダルを手土産に帰ってきてもらいましょう(決勝は20日、リーガ開幕の日)。

バルセロナの当面の目標は、14日と17日に行われるスーペルコパ(対セビージャ)へと向けた準備を進めていくことです。シーズン最初の公式戦までに組まれた親善試合はあと3つ。ストックホルムでのレスター・シティ戦(3日)、ウェンブリーでのリバポー戦(6日)、そしてカンプノウでのサンプドリア戦(10日、ガンペル杯)です。

中盤とポルテーロたちのレギュラー争い

代表選手が加わることによる最初の見所のひとつが、激しいポジション争いが予想される中盤選手たちのアピールです。セルティック戦では先発起用されたアルダ・トゥランデニス・スアレスがどちらも意欲的なプレーを見せましたし、アルダは同じくレギュラー取りに燃えるアレイシ・ビダルのアシストを受けゴラッソを決めています。セルジ・ロベルトは先発起用されたメディオセントロだけでなく、メッシに代わってサンペールが入った後半はインテリオールもばっちりこなす安定感。彼らがハイレベルなシーズンを送れば、バルサの選手層は頭数だけでなく厚さを増します。

ポルテーロたちによるレギュラーの座を賭けた戦いの火花も火傷級です。本日よりクラウディオ・ブラボが合流するのに合わせて、8日に招集されていたテル・ステーゲンも休みを早く終わらせるであろう気合の入り方。スーペルコパとリーガ開幕が近付くにつれ、彼らの競い合いだけでなく街中の議論も白熱していくことでしょう。セナ対プロストのエースパイロット対決のごとく(古い^^;)壊れそうな緊張感があるポジション争いです。

選抜されていく若者たち

各国代表選手たちがチームに戻ってくるということは、ここまでのプレシーズン第一幕に呼ばれていたフィリアルやフベニールの選手たちのうち、選考を潜り抜けた者のみがトップチームに残れることを意味します。英国合宿に参加したカンテラーノたちのなかで、第二幕以降は誰が残っていくのか。中長期的なチームプランを見る上で、ルイス・エンリケがどういう選択をするのかも楽しみのひとつです。

3日に行われるプレミア王者レスター・シティとのインターナショナル・チャンピオンズカップには、先週からシウター・エスポルティーバでのトレーニングを始めているピケブスケツマスチェラーノの3人が招集リストに新たに名を連ねることになるでしょう。それに合わせてすでにフィリアルへと戻っていったのが、ジョゼップ・マルティネスグンバウボルハ・ロペスの3人。そして水曜日にストックホルムへと遠征し、二度目の選抜を受けるのは、ホセ・アウレリオ・スアレスホセ・アントニオ・マルティネスマルロンカマラカルボネルアラニャニリムヒカアルファロの9人です。

このうち、ガンペル杯まで残るのではないかとSPORT紙が予想しているのが、ポジションが重なるトップチーム選手たち(ウンティティディニャアンドレ・ゴメス)が8日までやって来ないマルロン(セントラル)、カマラ(左ラテラル)、アラニャ(インテリオール)の3人。あとは16歳でバルサBデビューを飾っているフベニールAの新鋭ラファ・ムヒカ(17)にも可能性があるとされていまして、いずれはトップチームの9番候補となってほしい彼が、良い経験を積んでくれることを楽しみにしているところです。