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2016年9月06日

メッシ、とりあえずひと休み

精密検査の結果、筋肉の違和感とクラブ発表。

毎日何かしらのバルサニュースはあるけれど、リーガのない国際Aマッチウィークはクラブ応援者にとってはやはりどこか手持ち無沙汰な期間です。先週末からここ数日間のバルサ系メディアの一番の話題はやはり、コンディション不良でアルゼンチン代表を“早退”してバルセロナに戻ってきたレオ・メッシです。昨日はギガクラックの患部の具合を調べる精密検査が行われ、クラブ発表によると左太ももの内転筋の違和感が確認されています。最近伝えられていた恥骨炎ではなく、代表招集前に痛みがあると言われていた内転筋。いずれにせよメッシには休養が勧められており、アラベス戦への出場は微妙そうです。

クラブ医療部は休養を勧める

今回のレオ・メッシのアルゼンチン代表招集を巡っては、選手が直前のアスレティック・クラブ戦にて内転筋を傷めたとの情報が発せられていたことで、あれこれと議論が起こっていました。結局メッシルイス・スアレス擁するウルグアイとのムンディアル2018 南米予選をプレーし、アルゼンチンを勝利に導くゴールを決める活躍。試合後、怪我について訊ねられたメッシは「恥骨がかなり痛いんだ。もっと悪くなるかもしれない。代表には居たいけれど、これから重要な試合がたくさんやってくるし、シーズンは始まったばかりだから、ドクターとどうするか見ていくよ」とコメントしています。

そしてメッシは代表監督たちと話し合い、ここで無理をする必要はないという結論によりアルゼンチン代表を離れてバルセロナへと帰宅。一夜明けた昨日クラックはシウター・エスポルティーバで検査を受け、その結果をクラブは次のように発表しました。

「本日トップチーム選手レオ・メッシに行われた検査で、彼の左内転筋に痛みが続いていることが確認されたこれから数日間はトレーニングでの負荷を軽減させることが勧められ、試合出場の可否はこの痛みの回復状況によって決定されるだろう」

メッシが痛いと言っていた恥骨炎は一体どうなったのか定かではありませんが、ここで明らかにされたのは、レオの太ももには痛みはあるけれど損傷はないことです。文面では土曜日のアラベス戦@カンプノウへの出場も否定されてはいません。ただしバルサの10番はこれから数日間は静かに身体を休める必要があります。SPORT紙は少々大げさに、“今日は事実上の絶対安静となるだろう”と記しています。

メッシ「心配することは何もない」

一日静かに休養を取った後、レオ・メッシは明日水曜から再びチームトレーニングに戻ると見られていますが、医療部が負荷を減らすことを勧めると助言している以上、水・木と少しずつハードさを上げていき、チームメイトたちと同じフルメニューをこなすのは早くて金曜日ではないでしょうか。しかし筋肉に傷はないゆえ、本人が痛みは消えたしすこぶる快調と感じれば、早めに通常運転へと戻るかもしれません。

メッシ本人はSNSでファンに向け、心配は要らないとのメッセージを送っています。「全てが良い感じだよ。リズムを落として、理学療法での回復を続けなければならないけど、心配することは何一つない。みんなのサポートに感謝してます」 早く戻ってやろうとの意気込みをひしひし感じるメッセージです。

こんな時こそローテーション

しかしメッシが痛いと言っていた恥骨炎のほうも気になりますし、そけい部痛は慢性化すると大変だとも聞きます。内転筋にしても傷が出来てしまうと3週間ほどの離脱となる。彼自身がウルグアイ戦の後で言っているようにシーズンは始まったばかりですし、ここでリスクを冒す意味なんて何一つないですから、ここは身体の警告だと捉えてルイス・エンリケには慎重な決断を望みたいです。昨年のメッシはパロン明けの第3節アトレティコ・マドリー戦@カルデロンに途中出場。残り30分でピッチに立つと、17分後には勝利を引き寄せるゴール(0-2)を決めています。

今夏のバルサが精力的に補強を行ったのは、各ポジションに少なくとも2人ずつ選手を配置することで、彼らのコンディションを勝負の5月まで良好に保つためです。監督としてはここでメッシを休ませることで、今季はローテーションを積極的に行っていくとのメッセージとなりましょう。レオは無二の選手ですが、デニスラフィーニャアルダを起用することで穴を埋めることは可能ですし、彼らのモチベーションを上げて適応を進めることにも役立つ。メッシはベンチには座らせておくとしても、先発メンバーには別の選手を送り出すのが良いと思います。

メッシ以外のチーム状況では現在、アンドレス・イニエスタ(ヒザの打撲)が試合に出場できるコンディションを得るべく、リハビリの最終段階に取り組んでいます。まだグループ練習には復帰していませんが、バルサ公式が個別調整の様子を公開しているあたり、近々戻ってくることの予告じゃないでしょうか。あとは今日(明日早朝)南米予選をプレーするネイマールスアレスが怪我なく戻ってきてくれれば。欧州の代表選手たちは今日からトレーニングに戻ります。