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2016年9月08日

ピケ会長、チャビ監督、プジョルSD

今はプレーを楽しみ、指導者への道はその後考えると前カピタン。

ラジオ局Cadena SERの番組 El Larguero でチャビ・エルナンデスが語ったコメントが反響を呼んでいます。カタールのアルサッドに所属する前カピタンは6日夜、アラブの地ドーハからラジオ局のインタビューに応対。話題はバルサの今やレオ・メッシについて、将来のコーチ業、ラ・ロハ、愛娘、カタールでの生活についてなど多岐に渡り、時間も40分ほどと盛りだくさんだったようです。そのなかでも夢が見られるのは、チャビが“悪くない”と考える将来のバルサ像でした。元々はジェラール・ピケの夢だそうですが、ワカ旦那を会長にチャビが監督、プジョルがSDと、バイエルンのような元選手が中心となって運営されるクラブはたしかに胸をときめかせます。

メッシがナンバーワン

このインタビューでのチャビ・エルナンデスの主だった言葉をいくつか抜粋してみます。ちなみにCadena SERのSERは“スペインソサエティー・ラジオ放送の略で、それが示すとおりに本社はマドリーにありますが、この番組の司会者さんはチャビのことを「チャビ」と発音しています。

レオ・メッシが最高:「引退するまでメッシはナンバーワンであり続けるだろうね。彼は29歳、まだすごく若いよ。僕がバルサや代表チームでタイトルを獲り始めたのは28歳の時だった。彼のプレーを観るのはファンタスティックなことだし、彼がチームメイトだったのは特権だったね。彼はプレーする5試合のうち4試合で違いを示す選手だ」

クリスティアノ:「僕が言いたかったのは、メッシのメンタルやフィジカルのスピードがMAXってこと。アホウじゃフットボルはプレーできないよ。それはクリスティアノも例外じゃないさ。僕はクリスティアノ・ロナウドが知的じゃないなんて一度も言ってない。彼レベルのエリート選手、エリートアスリートは賢くなければならないんだ」

クリスティアノは並外れた選手だし、時代を代表する選手だけど、彼の問題は別のところにある。彼が不運だったのはフットボル史上最高の選手が同時期に別にいるってことだよ。メッシとの比較?僕やフットボルを好きな人たちにとっては比べるべくもない。マドリーの人たち以外はそうだよ」

バルサ:「バルサは並外れたレベルにある。レアル・マドリーとの皮肉な戦争によって批判にさらされてはいるけど、僕は客観的だし、バルサは他のチームより一段上にいるよ。勝った負けたはあるにせよ、僕が一番好きな最高のプレーをしているのはバルサだ」

あと2年は現役続行

ラ・マシア:「ラ・マシア(の水脈)は尽きてはいないさ。その時々の環境次第なんだ。バルサには世界中から最高の選手が集まってくるし、彼らからポジションを取るのは簡単じゃないからね。でもカンテラーノは少しずつ加わっていくさ。サンペールムニールのレンタルは、彼らを鍛えるための良い方法となるだろう」

セルジ・ロベルト:「チャンスを活かしたね」

バルサの選手であること:「今はね、自分がバルセロナのトップチームやフットボルバッセで抱えていたストレスに気付いているんだ。僕は非人間的といえるほどの要求度の中で生きてきた。今はカタールというマイナーなリーグでフットボルをより楽しんでいるよ。でも僕は勝つのが好きで負けるのは大キライだから、競い続けてはいるね」

バルサ監督:「バルサを率いるのは一つのアイデアではあるね。僕がそれに合うかどうか、僕を本当に興奮させるかどうかは知らないけれど、今はまだ自分の好きなことを見ていくよ。僕はまだプレーを競うこと、プレーし続けることに集中をしているし、身体が持ち堪えるならあと2年はそうしていたいんだ。監督免許を取るのはそれから。今はまだ、だいぶ早いよ」

「若者たちを鍛えて、欠点を治していくのが好きでね。でもそれ以上に好きなのはグラウンドにいることだよ」

愛娘アシアちゃん:「すごく元気だよ。すごくかわいい。彼女が僕らを親にしたんだ」(泣き声を聞いて)

将来のバルサ

...というチャビ・エルナンデスの発言の中で、8日付のSPORT紙がもっとも食い付いたのは前カピタンが「ピケのシナリオなんだけど」として語った将来のバルサ像でした。

ジェラール・ピケがいずれはバルサの会長になりたがっているのは有名な話ですが、チャビの説明によるとジェリスポーツディレクターにカルラス・プジョルを、第一監督にチャビ・エルナンデスを、第二監督にセルヒオ・ブスケツを起用したがっているのだとか。それに関して元6番は「悪くないだろうね。僕らにはバルサで過ごした経験があるし、カサにいた人間がやるのはプラス要素であり強みだ」と述べ、理想とするのはバイエルン・ミュンヘンのようなクラブだと付け加えています。

「将来のバルサには、バイエルンのような元選手が会長や監督、テクニカルディレクターのクラブとなってほしいのは事実だよ」

その実現のためにはまず、ピケが会長選挙で当選することが求められます。クレに絶大な人気を持つだけでなく、スマホ用アプリの開発会社を経営するなどビジネスの世界でも上手くやろうとしているワカですから、案外良い会長になるかもしれません。今のうちにラポルタにおけるフェラン・ソリアーノのような若く優秀な右腕を見つけておきましょう^^

プジョルチャビはバルサにとっての貴重な財産。ここぞの時期にこのプランが実現することを願います。チャビにとってはバルサBが登竜門となるでしょう。出来ればもっといろんな国も体験してほしい。時代の要請はあるかと思いますが、くれぐれも登場を急ぎすぎた巨神兵のようにならぬよう...^^;

 

プジョル「プレーしないこと=解決策じゃない」

メッシは史上最高のフットボル選手だと元カピタン。

やはりと言いますか、リオネル・メッシは土曜日のアラベス戦に出場することになりそうです。恥骨の痛みによってアルゼンチン代表を早退し、内転筋の違和感とクラブ発表されたクラックのその後の経過はどうやら順調らしく。昨日7日はチームメイトたちとロンドを行い、患部の感触を確認していまして、内転筋の違和感はもう鎮まっているとTV3は伝えています。同局によるとクラブはメッシが休むこと、少なくとも途中出場を希望しているとのことですが、レオ本人としては痛みがなければ先発を望むことでしょう。最終決定は金曜日のトレーニング後、監督、ドクターと話し合ってなされる模様です。

休んでも回復は約束されない

そのレオ・メッシに関しては、我らの永遠のカピタン、カルラス・プジョルがコメントをしています。マドリー市のラ・リーガ本部にて行われたパニーニカードの新作発表イベントに出席したプジの見解は、休息は恥骨炎を治す上で必ずしも解決策ではない、という持論を語りました。

メッシの怪我の状態を正確には知らないけれど、恥骨の怪我についてはよく知っているし、プレーを止めることが回復を約束するものでもないからね。メッシの怪我はそれほどリスクはないと思う。多くの人たちが彼が何試合か休むことを願うのは確かだろう。でも彼はすごく強い選手だ」

メッシの休養を願う人たち”は果たして彼の健康を心配する人をさすのか、それともアンチゆえにプレーをしてほしくない人たちをさすのか。プジョルはまた、定番(食傷気味)となっているメッシクリスティアノの比較質問にも答えています。

「幸運なことに僕は何年間もメッシと一緒に過ごせたし、僕にとってメッシは史上最高のフットボル選手なんだ。クリスティアノはそれに近いところにいるね。彼らは勝ち取ったものだけじゃなく、長くレベルを保っているのがすばらしい。二人がしてきたことを他の選手が繰り返すのはすごく難しいよ」

パニーニの思い出

プジョルが出席したのはパニーニカードの新シリーズ発表会ですから、このカードに関する思い出話なども語っています。「プリメーラでプレーを始めた頃、自分のカードを見てすごく嬉しかったんだ。そして現役を引退した時、僕のキャリアがカードに全部詰まったパネルを(パニーニから)貰ってね。僕はそれを大事にしまっているから、子供たちが大きくなった時には見せて、彼らが生まれる前に父ちゃんがしたことを教えるつもりだよ」

そして。「メッシのカードを引いた子供たちは、満面の笑みになるだろうね。間違いないよ」