トップページバルサニュース過去記事>10月12日

2016年10月12日

バルサがアレイシに求めること

あと一歩、前へ進み出てほしい模様。

ここ数日、決して前向きではない理由でメディアに頻繁に取り上げられているのがアレイシ・ビダルです。過去6試合は出場はおろかベンチにも入ることが出来ず、セルジ・ロベルトを温存したレガネス戦も3バック+ラフィーニャの偽インテリオールで出番なし。土曜日のデポルティーボ戦はようやくチャンスが与えられるのか、それとも再び干されて終了宣言になるのかと注目を集めているカタランですが、一体どのあたりがルイス・エンリケの期待にそぐわないのか、状況は変わっていくのか、そこが気になるところです。

ロベルトから代理人への連絡

数日前、スイスとのムンディアル欧州予選が行われたアンドラのエスタディオ・コムナルにロベルト・フェルナンデスの姿がありました。FCバルセロナのセクレタリオ・テクニコである彼が観戦するのですから、選手のスカウティングであるのはほぼ間違いない。それは32歳のベテランラテラル Stephan Lichtsteiner(ユベントス)だろう、いやいや24歳のセントラル Fabian Schär(ホッフェンハイム)だろうと各紙は推測に花を咲かせています。

一方で、ロベルト・フェルナンデスがアンドラを訪れた目的は選手の視察だけでなく、アレイシ・ビダルの代理人ホセ・ロドリゲス・バステルと面会をすることもその一つだったとMDやSPORTは報じています。

それらによると、ロベルトと代理人氏は結局アンドラでは顔を合わせず、電話による連絡のみになったとのことですが、MD紙によるとその電話ではクラブからアレイシへ求めることと、これが彼への最終列車になるであろう旨がロドリ代理人へと伝えられたのだとか。クラブからの要求はトレーニングによく取り組むことだと同紙は記しています。

そしてロベルトからはアレイシがバルサにとっての資産であること、どういう決着を迎えるにせよクラブは彼の価値を下げるつもりはないこと、あと一歩身を乗り出してチームに関わっていってほしいとの願いなども伝えられたそうです。ルイス・エンリケはトレーニング中にぐいぐいアピールする選手でないと、物足りないのかもしれません。夏の個人面談でそのあたりも伝えられたはずなのですが、まだ満足のいくレベルではないのでしょう。

周りはアレイシを応援中

MD紙が選手筋の情報として言うところでは、選手とテクニコの間に個人的な問題は存在しておらず、関係は良好のようです。つまり6試合連続での招集外は私情によるものではなく、あくまでも監督判断になります。

一方でSPORTも似たような内容で、今はクラブやテクニコが総出で選手が一歩前進するよう、自分の資質に自信を持つように励ましているところだと説明。監督とアレイシの関係は良く、彼らはこの状況を変えることができると確信している、と伝えています。少し前は“監督に見限られている”という記述が多かっただけに、ここへきてだいぶ良い話に変化してきている印象です(以前が当て推量だった?)。

いずれにせよMDとSPORTに共通しているのは、現時点ではアレイシ・ビダルに退団の意思はなく、これからもポジション獲得を目指して挑戦していく考えということです。選手は出場機会を手にするためにハードワークしていて、バルサはまだ期待を失っていない。このまま招集外の日々が冬まで続けば、クラブと将来を話し合うことになるのでしょうが、ひとつのきっかけで状況が変わるのはよくあることです。アレイシが内側から叩き続けているであろう殻を破り、右ラテラル(控え)問題を解決してくれることに期待しましょう。