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2016年11月11日

ウンティティ、クラシコ出場微妙...!

大腿二頭筋の裂傷で3週間の離脱。

今季のFCバルセロナは怪我に泣かされ続けています。それは特に守備陣において顕著で、起用できる選手は常にギリギリ。今週は怪我人リストにまた新たに一選手、新人にして主力のサムエル・ウンティティが加わったことで泣きたくなります。ジェラール・ピケジョルディ・アルバがそろそろ回復し、駒数が整うかと思うかと思った矢先の出来事だけに残念です。ウンティティはすでにバルセロナへと戻り、クラブ施設で精密検査を受けました。その診断結果は左腿の大腿二頭筋負傷で、回復に要するであろう期間は3週間。来月3日のクラシコ出場は微妙な日数です。

今季の延べ16人目

誰かの怪我が治れば、また別の誰かが怪我をする。フットボルクラブではそれは特に珍しくはないですが、今季のバルセロナは少々不運の度合いが強いといえましょう。プレシーズンのテル・ステーゲンに始まり、今回のウンティティまで、筋肉や靭帯の負傷者発生は述べ16名。打撲や違和感での欠場を含めれば、20名を超えます。ほとんど毎週誰かが新たに負傷をしているペースです。

複数回戦列を離れているのは、ジョルディ・アルバジェレミー・マティエウレオ・メッシアルダ・トゥランテル・ステーゲン、そしてこのサムエル・ウンティティあたりになります。“ビッグサム”の特徴は二回の負傷がどちらもトレーニング中である点です。前回は9月のアトレティコ戦前日(左ヒザ内側靭帯の捻挫)、今回もフランス代表のトレーニング中に怪我を起こしてしまっています。

4試合を欠場の見込み

フランス代表は当初、ウンティティが左腿の肉離れと発表をしていましたが、バルセロナ医療部による精密検査の結果、大腿二頭筋の裂傷と診断されました。軽い肉離れであれば7-10日というところでしょうが、それより重い筋裂傷につき、クラブ医療部の見立てでは約3週間の離脱。情報戦込みで長めの回復期間としていなければ、12月3日のレアル・マドリー戦(カンプノウ)は上手くいけば間に合うけれど、だいぶぎりぎりの復帰になります。

もし3週間となった場合、ウンティティが欠場するのは来週末19日のマラガ戦(カンプノウ)、23日のセルティック戦(セルティックパーク)、27日のレアル・ソシエダ戦(アノエタ)、30日の国王杯エルクレス戦(リコ・ペレス)の4試合です。セルティック、ラ・レアルと続く難しいフエラ連戦で“ビッグサム”が使えないのは痛い...。

幸いなのはジェラール・ピケがグループ練習に復帰間近まで回復していて、マラガ戦には出場可能であろう点です。ジェレミー・マティエウもマラガ戦までに回復する可能性は高い。ハビエル・マスチェラーノは代表戦があるので、FIFAウイルスに直接やられなくても疲労蓄積状態でしょう。なのでマラガ戦はジェリムッシュのセントラルコンビが有力でしょうか。

 

ラキティッチの契約更新、と白い余波

彼の最優先はバルサ残留だが...。

FCバルセロナが中心選手との契約更新を進行中です。夏のネイマールにはじまり、9月にセルヒオ・ブスケツ、10月にはハビエル・マスチェラーノとの契約更新を終了。現在はルイス・スアレスと交渉中で、年明けにはアンドレス・イニエスタとの話し合いが本格的に始まるとみられています。そしてもう1人、バルサが非常に重要な選手として契約延長を強く望んでいるのが、スーパー黒子であるイバン・ラキティッチ。今季で入団3年目となるラキティッチとの契約は2019年までとなっており、これを2021年まで延長することをバルセロナは目指しているようです。

ルーチョにとって不可欠な選手

バルサ史上最も成功した中盤補強の一人とされるラキティッチは、ルイス・エンリケに最も多く起用されている選手です。MD紙によりますと、ルーチョは2014年にバルサ監督の任を引き受けて以降、合計123試合でイバンを起用。ずっと試合に出続けている印象のブスケツが115試合だそうですから、いかにラキティッチが信頼されているかが判ります(レオ・メッシは2度長期離脱があったものの120試合、スアレスは4ヶ月出場停止で112試合と)。

ただ、そんなラキティッチは他のグランデたちの評価も高いです。これぞバルサ選手というブスケツなどは、その独特さゆえにプレーをするチームを選びますが、ラキティッチはきっとどのビッグクラブでも申し分なく結果を出せます。誘いをかけてくるクラブには事欠かず、昨夏にはユベントスやマンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けたと伝えられています。

マドリー選手たちの年俸上昇の影響

クレとしてありがたいのは、イバン本人と彼の家族はバルサやバルセロナの街を気にいっていて、バルサ残留を最優先としていることです。バルサ理事会はそんなラキティッチの気持ちに感謝をしており、契約内容を向上させると約束しているとか。MD紙の情報ではクラブは数週間以内に交渉を本格化させ、次の夏が来る前、つまり今シーズン中に話をまとめたいそうです。

誠実さが服を着て歩いているような、そんなイバン・ラキティッチですから、バルサがきちんと対応をすれば、交渉は特にもつれることなく合意へと達するでしょう。しかしながら、白いクラブの契約更新がそこに影響を及ぼすだろうとMDはいいます。クロースモドリッチとの契約更新により、相場が上がっているというのがその理由です。

トニ・クロースは10月にマドリーとの契約を2022年まで延長していますが、独BILD紙によると彼の年俸は手取り500万ユーロから1,000万ユーロのメガクラック級へクレイジーに倍増。セルヒオ・ラモスガレス・ベイルと並ぶランクとなったそうです。きたるFIFA制裁やチーム内の妬み問題が背景にあるようですが、同じく10月に白組との契約を2020年まで延ばしたルカ・モドリッチも手取り年俸800万ユーロを手にしたと言われてまして、バルセロナとしてもそれらは無視することはできないでしょうというわけです。あちらもこちらも、主力選手の年俸高騰は頭が痛そう。

ちなみにイバン・ラキティッチのバルサでの年俸は650万ユーロだと言われますから、契約延長で800万ユーロあたりに増額し、続いてアンドレス・イニエスタが1,000万ユーロほどにアップの流れでしょうか。ラキティッチは現時点でもMSNイニエスタに次ぐランクのようです。