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2016年11月30日

ルイス・エンリケ「過度に心配する兆候は見えない」

改善は必要だが、誇張は無用とバルサ監督。

アノエタでの“完敗”(スコアは1-1)が、バルセロニスモに不安を生じさせています。カンプノウクラシコを6日後に控えてのダメっぷりだったことで、ざわつきは割り増し気味。采配が疑問視されたルイス・エンリケへの風当たりは強くなっており、土曜日のマドリー戦は彼とチームにとっての正念場です。しかしながらアストゥリアス人指揮官はこの程度の批判に影響を受けるようなたまではなく、自分のスカッドへの自信と信頼を強調しています。バルサの国王杯16/17初戦、アリカンテを訪れてのエルクレス戦の前日会見でのコメントです。

私たちに改善が必要であり、もっと安定しなければならない点は明らかだけれど、過度に心配するだけの兆候は、私には見えない。私たちが今でも全タイトルの優勝候補であり続けていると、私は思っている」

安定性の欠如は明白で、それは結果が物語っている。しかし、バルサの問題を誇張をする必要はないよ。私の初年度もチームの問題が多く語られていたけれど、最後はトリプレーテを達成したわけだからね」

バルサ監督1年目に私を批判した人々と、私たちがトリプレーテを達成した時に周りに口調を合わせ、すべてが素晴らしかったと言った人々は同じだった

死んだと見なすなかれ

現在のバルサは安定性に難があり、良いフットボルを2つ、3つと続けていけない。そこが問題だとルイス・エンリケは認めています。アンドレス・イニエスタの負傷をはじめ、主力がなかなか揃わないことや、新加入選手のほとんどがまだバルサ流フットボルに適応段階であることが、その背景にある。いずれにしても結論を出すのはまだ早いと、ミスターは言います。

私たちが死んだと見なすのはあまりにも危険だよ。落ち着いてほしい、まだ先は長いんだ。私たちは戦っていく。そう私は確信している」

バルサの哲学に変わりはない

ルイス・エンリケは今季初めの会見で、将来性ある22歳の選手たちによって補強されたスカッドを、「バルサ監督になってからのベスト」だと満足感を表していました。しかし、その“最高のスカッド”がここまで残している戦績は、ルーチョ時代でのワースト。その点について訊ねられた監督は、「ブーメランのフレーズだね。いつも私の元へと必ず戻ってくるし、今も戻ってきた」と皮肉っぽく冗談を交えつつ、こう語っています。

「このスカッドがベストだとの考えは今も抱いているけれど、それには結果による裏書が必要だとも言っているんだ。スカッドはこの3年間で一番良い。ただし監督はちっぽけなままだよ」

ルーチョはまた、今の中盤を省きすぎるスタイルはバルサではないとの批判にも反論をしています。「私たちの前線は火力があるので、時々プレーを急ぎすぎている面はあるけれど、私たちの哲学に変わりはなく、これから変えるつもりもないんだ。結果が出ないときに変えるのはご都合主義だ」

「私たちはポゼッションとスペースを活かすフットボルによってライバルを上回ろうとし続けている。不利な結果が出た時は、キノコやマッシュルームが生えてくるように、あらゆる意見が出てくるものだ。その点は理解するけれど、私たちの哲学は10タイトルのうちの8つを獲得した時も、アノエタで引き分けた時も同じだよ」

「勝つ時は良いアイディアで、引き分けると悪いアイディアだと言う。私は、物事はそういうふうには働かないと思っているんだ。アイディアは同じで、私たちは変えてはいない。相手がハイプレッシングをかけてきたなら、スペースを活用しなければならない。今の私たちはそれを上手くやれていないけれど、だからといってスタイルを変えたということにはならないさ」

アノエタのあれは相当にガックリきましたが、ミスターがそう言うのであれば、彼を信じて応援しようじゃないか。マドリーを相手に良いイメージを残すことが、信頼回復への第一歩です。クラシコまであと3日。しょげてきた気分に、少しずつ元気が戻ってきている11月末日。

......おっと、すっかりスルーしちゃってますが、エルクレス戦ではパコ・アルカセルよ頑張って!移籍後初ゴールのニュースを楽しみにしております。