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2016年12月16日

スアレス契約更新、あとはメッシ

バルサとの契約を2021年まで延長へ。

この12月15日(木)、FCバルセロナがルイス・スアレスと契約延長で合意した旨を発表しました。クラブ発表によると、ウルグアイ人デランテロとの契約は2年間延長されて2021年6月末までとなり、契約解除金はこれまでと変わらず2億ユーロ。新契約書へのサイン儀式は本日16日からカンプノウのクラブオフィスで行われる予定となっています。夏のネイマールに続き、攻撃陣の中心スアレスとの契約更新が完了したことで、バルサはいよいよレオ・メッシとの契約交渉に本格的に入っていくと見られています。MSNの継続をスポーツプロジェクトの中心に据えるバルサです。

現役最後の契約になるか

2014年夏にアスルグラナ戦士となった際、ルイス・スアレスはFCバルセロナと5年契約を結んでいました。FIFAの制裁によって4ヶ月試合に出場できなかったルイシートでしたが、バルサ選手としての解禁後は117試合で97得点を決める異次元さ。レオ・メッシという世界最高選手がいるために少し霞みそうになりますが、この数字もとんでもないものです。それら97得点は、彼の個人技による理不尽なものもあり、メッシネイマールとの連係によるものもあり。印象深いゴールが多いのが彼の特徴です。

長年悩まされてきた“9番問題”を、スアレスは見事に解決してくれました。もしも街で出会えば、拝んでしまうレベル。2021年6月までの契約(+1年延長オプション)が無事満了されれば、ルイシートは34歳(35歳)までバルサのシャツを守ることになります。年齢・年俸などから見て、彼がバルサで引退する可能性は高そうです。

チームの最前線に圧倒的な能力を備えた真デランテロ・セントロがいることで、レオ・メッシは点を獲るだけでなくゲーム作りにより一層関与することになり、総合力をアップ。影響力が強くなりすぎることの弊害もありはしますが、なんにせよルイス・スアレスという9番が加入したことで、バルセロナがまたフットボル史に名を刻むチームとなったのは確かでしょう。次はメッシとの契約延長が決まれば、まだしばらくは前線は安心です(結局色々あるでしょうけど)。

ネイマールマスチェラーノセルヒオ・ブスケツ、そしてスアレスとの契約更新を完了し、スカッドの主軸は着実に残留へ。続いてアンドレス・イニエスタイバン・ラキティッチテル・ステーゲンらと続いていくのですが、大本命はやはりメッシとなります。

メッシとの交渉は年明けから?

レオ・メッシの契約延長に関しましては、先週8日、父親で代理人も務めるホルヘ氏がバルセロナへとやってきています。しかしながらジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とホルヘ氏による面談はまだ行われていないらしく、現時点ではその予定日も決まっていないようです。SPORT紙がクラブ筋の情報として言っているのは、クラブ会長と父代理人の顔合わせはクリスマス後になるであろうとのこと。そこから話し合いを進め、2017年3月あたりに延長合意に達するのがクラブの目標のようです。

レオとバルサの契約は2018年までとなっていますから、もし大エースが延長交渉で首を縦に振らず、2018年までもつれ込めば、彼との契約を狙うビッグクラブは堂々と交渉が可能となります。バルトメウ理事会に残された時間はそう多くはないわけです。しかしスアレスネイマールらがいて幸せであろう今は、メッシはバルサ残留を選ぶことでしょう。親友スアレスとの契約延長はその点でも大きそうです。9番本人は、そんなことはないと述べているんですが。

「自分のいたい場所にいる、完璧に幸せ」

そのルイス・スアレスですが、クラブが契約延長での合意を正式発表した昨日、バルセロナ市内のアディダスショップにて新作シューズの発表イベントに出席。カンプノウ生活があと5年続くことになったことへの喜びを表しています。ピストレーロは15日の現地午後6時半頃、カタルーニャ広場前にあるショップに登場。「自分がいたいと望む場所にいるわけだから、完璧に幸せ」「これはバルサのためというよりは、僕への贈り物だよ。契約延長は双方が最初から望んでいたことだったし、僕らはすごく良い関係にある。契約を更新するにあたり、問題は何一つなかった」と語っています。ありがとう。

これがフットボル選手として最後の契約になるかもしれない件については、「どんな選手でも、幸せを感じる場所でキャリアを終えたいものさ。これは長期の契約だけど、求められるレベルは高くなるだろう。野心やタイトルへの意欲は失われることがないとはいえ、僕が望むのはこの契約を満了することだし、その頃僕は34-35歳になっているわけだから、フィジカル状態がどうかだね」との考えを述べたデランテロ。4年後は若手が育ち、ルイシートラルソン的切り札になってるかもしれません。

一方、スアレスは自分やネイマールの契約延長がメッシの契約交渉に影響を与えはしないだろう、と言います。「僕とネイマールの契約延長は、クラブからレオへのメッセージではないと思う。単に重要なことを成し遂げ続けるためのクラブのコミットメントだよ」

もしレオが契約を更新するなら、幸福感は完璧なものとなるだろう。でもレオは大人だし、自分が何をすべきか、どう決断すべきかを知っているさ。僕はチームメイトとして彼をサポートする準備があるけど、レオは大人だからね。友人として、彼が残留するなら僕は嬉しい。でも決めるのは彼だ」

そしてスアレスは、ネイマールと同じく、自分の中でのバロンデオロはいつもメッシだ、と断言しています。「人にはそれぞれの尺度・意見がある。僕からすれば、プレーの内容や毎試合のパフォーマンス、彼が意味するところなどから、毎年レオがバロンデオロになるべきだと思ってる。でも論じるポイントはたくさんあるわけで、僕は討論するつもりはないよ」