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2017年2月23日

ストイチコフ「選手たちを信じている」

メディアは今こそチームを支えよと元バルサの8番。

リーガ・エスパニョーラで現在首位をいくレアル・マドリーがメスタージャで敗北しました。失礼ながら、あまり期待はしていなかったバレンシアの“援護射撃”だけに、バルセロニズモは驚きつつもビタミン注射を受けたがごとく元気復活。日曜日のアトレティコ戦に勝てば流れも大きく変わりますから、選手たちの気合いも前夜までとは違っていることでしょう。公の場に姿を現した選手たちは口々に”自分たちはやれる、やらなければならない”と語っています。私たちファンはその言葉を信じ、チームをサポートしなければならない。ドリームチームで幾多の苦難を乗り越えたウリスト・ストイチコフはそのようにメッセージを送っています。

クルイフ・コート落成式典

ウリスト・ストイチコフといえば、ヨハン・クルイフが率いたドリームチームにおいて右サイドの支配者として君臨し、猛々しいプレーやピッチ外での歯に衣着せない言葉でバルセロニスタの愛情を手にしたクラックです。

そのウリストが21日(月)、クルイフ・コート(Cruyff Court)の落成式典に出席しました。場所はバルセロナから内陸部に入ったところにある町マルトレイ。このクルイフ・コートはカタルーニャでは14番目にあたるということで、ヨハンの“弟子”であるストイチコフが大使として呼ばれたようです。クルイフの番号として知られるこの14に関して、ウリストは「14という数字は(バルサの)1つめのコパ・デ・エウロパ(チャンピオンズ)と私たちがやったリーガ4連覇を表してるんだ。キミたちが達成できるかどうか、見てみようじゃないか」と語り、現チームを鼓舞。ペップバルサでも出来なかった4連覇、そりゃあ見たいものです。

クルイフ財団とFCバルセロナ財団、そしてラ・カイシャ銀行が共同で行っているカタルーニャでのクルイフ・コート設置については、「子供たちにフットボルをプレーして楽しめる機会を与える重要な場所」と述べたストイチコフ。彼はまた、こういった活動があることで「ヨハンは決して死なない」と語ってもいます。

PSG戦の大逆転は「不可能ではない」

さてそのストイチコフですが、彼はさっぱりな試合が2つ続いたルーチョバルサについては心配はしていないと断言しています。そして自らの経験から、ファンは楽観的にいろとメッセージを送るウリストです。「チームは上手くいっているさ。パリで悪い結果があった、それで終了だ。私もまたアテネの悲劇を経験しているが、あれはキツかった」

私はこのチームがリアクションを起こすと確信してるよ。今の若いファンたちは、私たちがラシンに5-0で負けたことを覚えてないね。あの時のチームにはロマーリオラウドルップ、それに私もいたよ・・・ そしてそこから私たちは14連勝をした。サラゴサに6-3で負けてから16連勝をし、リーガ優勝をしたこともあったね。だから日曜日にアトレティコに勝つことが重要だ」

パリにて4-0で惨敗したPSG相手のレモンターダに関しては、軽々しく可能だといえないことだとは元デランテロは認めます。「難しいし、現実的であらねばならない。だが、不可能じゃないんだ。これも日曜日の試合にかかっているね。日曜日に勝てたら、後は立ち上がりから勝利を目指していくことだよ。もし前半が終わって2-0だったなら、逆転は可能だと考えることが出来る。私はこのチームの選手たちを信じている

マドリーがメスタージャで転んだことで、この時ストイチコフが言った以上に日曜日のアトレティコ戦は重要な意味を持つようになりました。もしカルデロンを攻略できれば、PSG戦に向けて士気上がるだけでなく、リーガ優勝争いも熱くなる。ストイチコフのように力強くチームを信じたいと思います。

これ以上は求めようがない

ここ最近の試合は中盤を省略し、MSN頼みに見えるフットボルでクレを落胆させたルーチョバルサ。しかしストイチコフは、現チームがバルサのDNAを失っているとの考えには反対の立場です。

「チームはそれぞれに異なるものだし、監督、選手はどれもみな異なっている。私たちはバルサであり、ネガティブな結果が1つあれば、悪意が感じられてくるんだ。私たちは批判が出来るし、事実ではないことを探すことも可能だからね。このチームに、より多くを求めることは出来ない。到達可能な場所へはすでに到達してるよ。世界中の他のチームが夢見ることも出来ないであろうタイトルの数々を、彼らは勝ち取っている

悪意をもった人々がいる

“荒ぶる狼”の矛先は報道陣へと向かいます。「メディアはバルサがベストなやり方でプレーをしていないと批判しているが、それは事実ではない。1つの試合ですべてを勝ち取ったチームを判断することは出来ない

「ここでは悪意が感じられるんだ。試合に負けると私たちはルイス・エンリケを殺せる一方で、勝った時は彼がベストだと誰も言わない。キミたちは今、かつてないほどに彼の背中をぽんと叩き、試合に1つ負けてもどうってことはないと言わんとあかんよ。悪意をもって話すがために金を支払っている人々がいる

「バルサには選手があり、チームがあり、監督があり、そしてチームを支えようとしない一部観衆がある。なのである試合で指笛が鳴ったとしても、ファンがチームに付いていないということじゃないんだ。そのように考えるのは間違っている」「スタンドが監督や選手に指笛を鳴らすのは、彼らが試合に勝つことを望んでいるからで、監督へ向けた怒りではない。私はルイス・エンリケをよく知っているし、彼に勝者のキャラクターがあることを知っている。あのように負けた時、彼が苦しむこともね」

そしてレガネス戦で決勝点となるペナルティを決めた際にレオ・メッシが笑顔でゴールを祝おうとしなかった件に関しては、「私にもそういうことがあったさ。チームが苦しみ、選手たちは大きなプレッシャーにを受けていたんだ。90分でのペナルティなんてのは神経に影響を及ぼすものだし、ゴールを祝わないとしてもそれは3ポイントが必要なことで高ぶっているから。それ以上はないさ」

また、メッシの契約延長についても訪ねられたウリストは冗談を交え、「メッシは半年前に契約延長をしてるさ(笑)」と述べています。