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2017年3月21日

ロベルトSD「メッシとイニエスタは契約延長する」

次期監督を決めるのは自分だとも強調。

FCバルセロナのチーム編成を担当するロベルト・フェルナンデスが昨夜、ラジオ局cadena SER カタルーニャの番組 Qué t'hi jugues? に出演。レオ・メッシイニエスタとの契約更新や監督人事、今季の新戦力たちへの評価などについて語っています。そのうちのメッシとの契約に関しては、SDは「更新となるだろう。私は常々そう言っている。レオはバルセロナで幸せに気持ちよく暮らしているし、ここには素晴らしいチームもある。然るべきタイミングで契約延長になると私は信じている」と、話し合いに問題はないことを示唆。SPORT紙はこれを受け、クラブとメッシ側との交渉は順調であり、シーズン終了前には正式発表がなされる見込みと報じています。

一方でアンドレス・イニエスタの将来に関しても、ロベルトは同様の見解を示しました。「彼のタイミングで契約更新をするだろう。トリデンテレベルの契約内容が相応しいか?アンドレスにはすべてが相応しいさ。彼はここで育った選手で、クラブと彼の双方が、すべてを与えあってきたんだ。大事なのは今いる場所。アンドレスはあらゆる意味で特別な選手で、人としても人々に愛されている。彼が契約延長をすることを私は疑ってはいないし、イニエスタのいないバルサもバルサのないイニエスタも想像できないよ

ウンスエは準備OK

ロベルト・フェルナンデスが太鼓判を押すメッシイニエスタの契約更新については、特に心配することもないでしょう。気になるのは退団が確定しているルイス・エンリケの、後任となる監督。ロベルトはこの件に関しては、「私が決める。会長や何人かの理事たちとチームのために最良の選択肢はなにかと話し合ってはいくけれど、最終的な決断を下すのは私だ」と断言。その潔さやステキなのですが、チームやクラックたちの進路に大きく影響することですから、彼が“当たり”を選ぶよう祈るしかありません。

そしてロベルトさんは監督選びに選手の意見が反映されるとのウワサはきっぱりと否定。「真実ではないことが言われているけれど、私たちが選手たちに相談することはない」と言っています。

また、有力候補とされるルイス・エンリケの右腕ファン・カルロス・ウンスエがラジオ局RAC 1の取材に対し「来季を自転車(を楽しむ)1年とする気はないよ。休むべき時はまた後でやってくるだろう」と述べ、どこかしらのチームを指揮する考えだと明かしたことに対しては、ロベルトSDは「彼は良い選択肢だ。ファン・カルロスはこのクラブと選手たち、システムを熟知している。準備の出来ていることを彼はすでに示している」と言葉を選んでコメント。もう一人の候補に挙げられるエルネスト・バルベルデについては「アスレティックで良いシーズンを送っているね。彼とな2年一緒にいたことがある。真面目で良い監督だよ」と当たり障りのないコメントをしており、ウンスエ寄りと言えなくもありません。

さらにロベルトSD曰く、次期監督となる人物に重視することは「スカッドを管理していけて、熱意を持っていることが不可欠。そしてチームとプレースタイルを知っていなければならない」とのことで、外部からの招聘はなさそうな雰囲気です。

そして今季のタイトル獲得の成否でウンスエの可能性が増減するとの報道については否定はせず、「今シーズンの成功がファン・カルロスに影響するかどうかを、敢えて言う気はないさ。彼もチームも素晴らしい仕事をしているんだから、心穏やかであるべきだ」「これから多くのことが待ち受けているし、先は長い」と現場が仕事に集中できる環境が重要と強調。「続投しないと決めたルイス・エンリケをリスペクトし、最後まで支えていく。私が望むのは彼が良い形で去ること、カンペオンとなって去ることだ」とルーチョが幸せな結末を迎えるよう一丸となる必要性を訴えています。

ゴメスとアルカセルを擁護

ロベルト・フェルナンデスはまた、今季の新加入選手たち数名についてもコメント。特に風当たりの厳しいアンドレ・ゴメスパコ・アルカセルに関しては、バルサに馴染むには時間が必要だとファンに忍耐を求めました。

「どれだけ多くの選手たちが、能力を発揮するまでに時間を要したか思い出してほしい。ロナルド(クーマン)ミカエル(ラウドルップ)も最初の年はひどかった。外からやってくる選手たちは誰でも適応する時間が必要で、バルサのユニフォームはとても重いんだ。さらに私たちには、多くを勝ち取ってきた素晴らしいチームがあるわけだからね」

アンドレがより時間を必要とする選手であるのは確かだね。彼には彼の特色があるし、今はまだ定位置を見付けられていないけれど、彼にはポテンシャルがある。あとはいつそれを引き出すかだろう。彼は複数のポジションでプレーが出来るので、彼にとってどこがベストなのかを言うのは難しいんだ。彼には強さと若さがある。大事なのは心穏やかにしてこの状況を耐えることだ。バルサでプレーするということは、こういう状況も伴うものだ。彼を手助けしないといけない」

パコについては、ルイスという存在があるんだから出番を得るのは難しいさ。私たちとしては控えとなる選手が必要だった。ルイスが怪我なく持ち堪えているのは良いことだしね。パコの出場時間が少なくなるであろう事は分かっていた。私は準備の整った選手を獲得することが義務づけられていたし、世界最高のデランテロであるルイスがいるのだから、どんな選手であってもプレー時間は多くなかったよ」

一方で大当たりとなったサムエル・ウンティティに関しましては、「彼の出来と(獲得した)決断に喜ばないとね。彼はあまり知られた選手ではなかったけれど、私は2011年から彼を39試合見て、27の報告書を作っていた」と満足な様子で語ったロベルトSDです。以下はその他の選手たちについてのセクレタリオ・テクニコのコメントです。

エクトル・ベジェリン:「良い選手、興味深い存在ではある。アーセナルで良いプレーをしている。けれども私は一人の選手に大金を支払うのは好きではないんだ」

ラフィーニャ:「彼が退団を望んでいるというニュースは私の手元にはないよ。昨年契約を延長したところだしね」

ムニール:「夏の決断は正しかったよ。もし彼が残っていたなら、私は批判を受けていただろう」

ジェラール・デウロフェウ:「買い戻しの可能性はある。それは良いことだよ。彼の状況には非常に満足しているんだ。彼はエバートンではプレーできていなかったけれど、ミランで出場時間を手にし、代表からも呼ばれた。私たちは彼を1,200万ユーロで取り戻ことができると思う」

ラ・マシア選手増量

そしてバルセロニスタとして嬉しいのは、こちらのコメント。来季のトップチームはフィリアルからの若者たちでカンテラーノの割合が増えるとの宣言です。

来シーズンはバルサBから何人かの選手が上がってくるだろう。4人ほどにその可能性があるよ。名前は挙げない。ただ、昨年トップ昇格は無いと言ってその通りだったように、来季は何人かがトップチームへ行くと思い切って言おう

右ラテラルでカピタンのセルジ・パレンシア、期待の中盤カルラス・アラニャ、正式移籍を勝ち取ったセントラルのマルロン・サントス、このあたりがその昇格有望選手たちでしょうか。となるとやはりウンスエの昇格も濃厚なんじゃないかと連想されるわけですけれど。