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2017年3月24日

今夏は主力級補強を狙うバルサ、その1人ディバラを獲得するためのカギとは

選手本人の意思と、高額の移籍金。

毎年各チームには補強の優先ポイントが存在します。去年のバルサにおける補強テーマは“ミドルクラスの選手たちによってスカッドの層を厚くする”。これはチャビペドロらが去ったことで不動の先発イレブンとベンチメンバーの実力差が大きくなり、レギュラーたちを酷使した結果シーズン終盤に息切れしたことを踏まえてのプランで、対策としては将来性あるウンティティディニェデニス・スアレスパコ・アルカセル、そしてアンドレ・ゴメスら若手がテクニコたちに選ばれました(+シレセン)。

なので1年で彼らに失敗の烙印を押すのは早いと思うのですが、ここまではウンティティ以外は適応に苦労し、インパクトを残せていないのも事実。そこで今夏はレギュラークラスの選手を獲得して競争力を高めよう、というのが補強テーマとなっているようです。

良い選手は当然高い

その候補として今名前がメディアに挙がっているのは、右ラテラルのエクトル・ベジェリン(アーセナル)、中盤のマルコ・ベラッティ(PSG)、メディアプンタとサイドをこなせるコウチーニョ(リバポー)、右サイドのリヤド・マフレズ(レスター)、そしてメディアプンタと右サイドをやれるパウロ・ディバラ(ユベントス)など。バルサの基本予算5,000万ユーロでは1人と契約するのが精一杯という顔ぶれで、良いオファーが複数届いているらしいアルダ・トゥランを放出すれば2人いけるかな、という感じです。

そのなかでも特に高額移籍金を必要とするのはユベントスのディバラでしょう。彼には8,000万ユーロ以上の値が付くとされ、普通であれば無理なレベル。4月にチャンピオンズでの対戦が控えていることから、話題作りで終わることも大いにあります。なにせ1億ユーロとかバルサには高すぎていける気が全くしない。しかし24日のMD紙は、可能性はあると読者に夢を売ります(参照元)。

退団を希望するディバラ

まずユベントスはディバラ放出を望んでいませんから、どこかのクラブが交渉を持ちかけたところで、1億ン千万ユーロをご用意の後お越しくださいと断りを入れられるのがオチです。しかしもし選手本人の退団の意志が固い場合は、“老貴婦人”も渋々ながら動かざるを得なくなる。MD紙はここ最近、ディバラが次のステージへ上るためにユーベを去りたがっている、リーガ・エスパニョーラへと戦場を移したがっていると繰り返し報じていまして、彼を引き留めたいユベントス、引き抜きたいバルサとフロレンティノ・ペレスによる三つ巴の戦いが水面下で行われているとしています。

同紙曰く、バルサがネイマールとの契約を延長したことで扉が閉ざされたと考えたディバラは、次善の選択肢であるレアル・マドリーと移籍で口答合意したそうです。しかしそれを聞きつけたバルセロナは、ちょっと待った、我々もキミのことを考えているので事を急ぐなかれと伝えた。PSG戦をカンプノウで観戦した事からも伝わるように、バルサとメッシが好きなディバラはそれに応じ、今はバルサからオファーがあった場合はオークションを止める条項を含めることで、ユベントスとの契約更新を話し合っているとされます。

攻撃カルテット

では、バルセロナからディバラ側に伝えられたことはどういった内容だったのか。MD紙の見解では、バルセロナの構想はディバラを攻撃陣に加えることによる“カルテット”の確立です。前線をメッシスアレスネイマールのトリデンテとディバラの4人で回す。今ルイス・エンリケが使っている3-4-3の右エストレーモにディバラが入る感じで、メッシディバラが入れ替わりながら右サイドとメディアプンタを担当する云々だそうです。

それってチームのバランスはどうなの?そのカルテットによってバルセロニスタが望むスタイルのフットボルは可能なの?と少々怖くなりますが、キミの役目はメッシの控えですと言ってもディバラは首を縦に振らないでしょう。誘うにはそう言うしかないかとは思います。

そして1億ユーロなんて移籍金をバルサは支払えませんから、値引きをしてもらうためにはあちらさんの好む選手を付けることになり、MD紙の説明によるとユーベの希望は昨年夏にバルサと契約を争っていたアンドレ・ゴメスか、本命イバン・ラキティッチと・・・。ユーベといえばハビエル・マスチェラーノの獲得も狙っていましたが、ディバラを抜かれるのならラキティッチにこだわりそうですし、そうなるともう夢の補強だと無邪気に喜べそうにもないんですよね。

でも左のネイマールのように、右にも勝負をできる選手は欲しい。ガラクティコ路線はバランス崩壊が怖いので、チャビのお墨付きで右サイドから崩せるマフレズあたりの方が良いかもしれません。彼は3,500万ユーロほどと言われています。