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2017年3月28日

ネイマール「キャリア最高の時期」

メッシには苦しい時に助けてもらったとデランテロ。

去年の夏にバルセロナとの契約を2021年まで延長したばかりなのにもかかわらず、チェルシーがどうしたとか、マンチェスター・ユナイテッドがどうしたとか、移籍のウワサ話が絶えることのないネイマール・ジュニオール。たしかにネイがバルサで引退する姿は今のところ想像できませんが、かといって数年内に移籍するかといえば、このところの決意に満ちた表情からはそんな気配は感じ取れない。感じるのはバルサで責任を負い、もっと良い選手となってチームに役立とうという強い気持ちです。お金第一で動くなら、とっくにどこか別の場所でプレーしているでしょう。

超えたいのは誰かではなく自分

ネイマールは現在ブラジル代表とともにサンパウロにいます。彼は水曜日のパラグアイとのムンディアル南米予選では久々にカピタンを担当するらしく、前日会見に登場。試合に関する話題の他にも、現在の状態やレオ・メッシなどについて見解を述べています。

コンディションに関しては「今はものすごくハッピーだし、キャリアで最高の時期にあると思う。僕が言っているのは数字ではなく、フットボルのことだよ。これからもチームメイトたちの手助けをし続けていきたい」と好調さを強調。バルサでもブラジルでも舌を巻く切れ味を示しているネイですから、ここからさらにどう凄味を増していくのか楽しみでなりませんし、世界最高選手の称号を得るのもそう遠い未来ではないでしょう。

ただし彼としてはそのへんは嬉しい話題ではないようで、バロンデオロに関して訊ねられると「話すのがあまり好きではない類いのこと」と表情を曇らせ、「僕が超えたいのは自分自身であって、誰のだれでもない」とライバルはあくまで自分だと説明。その点からも“メッシのいるバルサではヌメロ・ウノ(NO1)になれないから別のチームへ行く説”は怪しくなります。

そしてメッシについてはいつものように、関係の良さを語ったネイマールでした。「僕がバルセロナにいる4年間で、彼にはすごく助けてもらったよ。特に最初の頃は難儀していて、助けを必要としていたんだ。バロンデオロを何個持っているのか分からないような人が僕の横へ来て、“落ち着いて自分のプレーをしていれば物事は上手くいく”って言ってくれた。僕らの関係はビックリするほど良いよ。僕らは友達で、ピッチで互いに助け合っている。僕は彼がゴールを決めたり、パスをくれると幸せでね。スアレスもそう。僕らはそれぞれを助け合っている」

トリプレーテはもう一度できる

さてそのネイマールですが、3月28日付MUNDOO DEPORTIVO紙では独占取材コメントが紹介されていて、こちらではバルサへの愛情をほとばしらせています(参照元)。デランテロ曰く、「バルサでプレーすることが、僕の夢だった。子供の頃に望んでいたのはそれだったよ。だからバルサでプレーするのはその夢が実現したということで、それが重要なんだ」とのこと。夢だった場所ですから愛されているかぎりは簡単に去ることはない、適当なことを言うメディアにいちいち乗ることはないと思うところです。

また、歴史的大逆転の立役者となったPSG戦について「あれは唯一無二って感じの試合だったね。不可能なことをやっているというような体験だった」と振り返ったネイマールは、これから大詰めを迎えていくシーズン終盤に関して「もし集中し、幸せであるなら、僕らはもう一度トリプレーテを出来ると思う」とコメント。幸せであるなら、というのが彼らしいです。

そしてバルサで一緒にプレーをしたい選手を訊ねられると、「コウチーニョ。僕なら彼を獲得するよ。彼がバルセロナでプレーしているところを僕は心に思い浮かべている」と回答したのはいつものこと。かつてダニ・アルベスネイマールにバルサのすばらしさを語ったように、今はネイコウチーニョをバルサに勧誘してるんでしょうか。メッシの契約更新に関しましては、「更新するだろうね。メッシはバルサだし、バルサはメッシだから」とのことです。