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2017年4月10日

次へ行こう、ユベントス・スタジアムは厳しいけれど

地元でめっぽう強いユーベを打つミッション。

先日のマラガでの敗北はルーチョチームにとって様々な意味で手痛いものでしたが、彼らに嘆いている時間はなく、今日にはもうチャンピオンズ1/4 final 第一戦のためにトリノへと飛ばなければなりません。そのトリノですが、バルサにとってはあまりゲンの良い場所ではなく、彼らがあちらでユベントスに勝ったことはまだ一度もないらしく。前回訪れた2002/03シーズンは同じチャンピオンズ1/4で対戦し、1-1で引き分けています(第二戦のカンプノウで1-2で敗れ敗退)。初訪問となるユベントス・スタジアムではその流れを断ち切り、準決勝へ近づける勝利を持ち帰りたいところです。

ちなみにユーベはカサでめっぽう強く、公式戦で47試合無敗とか。2011年9月に引っ越ししたユベントス・スタジアムではこれまでチャンピオンズを22試合プレーし、2013年4月のバイエルン戦(0-2)の1回しか負けていないそうで、ポジティブにとらえるなら非常に破りがいのある記録といえます。

ラ・ロサレダからの帰途便での白熱議論

ラ・ロサレダで負けたことによってリーガ逆転優勝への道のりはかなり厳しくなりましたが、とりあえず今は一度リーガは脇へ置き、チャンピオンズに完全集中しなければなりません。求められるのは反発力、つまりリアクション。10日付のSPORT紙によれば(参照元)、ルーチョチームの中心選手たちはもう、ラ・ロサレダから空港へと向かう車内でそのリアクションを開始したのだそうです。

同紙によると、空港へ向かうバスの中でハビエル・マスチェラーノレオ・メッシルイス・スアレス(マテ茶トリオ)が一緒に座り、試合後の軽食をとりながら、ミニ反省会を行ったらしく。なかでもヘフェシートは身振り手振りを交えながら熱心に戦術について語り、ルイシートメッシと議論を交わしていた模様です。試合に負けた帰り道は、沈黙が乗り物内を支配することが多いようですが、今回はそうならなかったのが相違点と。チーム内で求心力のある彼らがそうやって前を向くことで、他の選手たちの士気に与える好影響は大きいでしょう。

ただ、マラガ戦で退場となり、ロッカールームへと去る際に第4審判に拍手をしてしまったことでベルナベウクラシコ出場も危うくなっているネイマールは、さすがに落ち込んでいたらしく、この夜は親友スアレスメッシたちと冗談を言うこともなく黙っていたそうなので少し心配です。反骨心が人一倍強いであろうネイですから、一晩寝れば野心を燃やし、トリノへと向かうと信じていますけれど。

スカッド全員を招集

トリノ遠征への招集メンバーは日曜日にすでに発表されており、ルイス・エンリケは負傷中の選手を含むスカッドの全メンバーを招集しています。金曜日に右ヒザの手術を受けたばかりでまだ入院中のラフィーニャのみ、やむを得ずリストから外れましたが、アルダ・トゥランアレイシ・ビダル、それに出場停止のセルヒオ・ブスケツも招集メンバー入り。その意図はずばり、チームの一体感の強化でしょう。バルサBからはカルラス・アラニャーアレックス・カルボネイが呼ばれています。

累積カード状況は、バルサ選手ではピケラキティッチネイマールの3人が出場停止まであと1枚です。いずれもチームの重要選手たちですから、このイダとカンプノウでのブエルタはなんとか無事に試合を終えてほしい。もしユベントスとの2試合でカードを受けなければ、そこまでの累積は一度精算されます。対するユベントスでは、ファン・ギジェルモ・クアドラドのみが出場停止にリーチがかかっています。

ブスケツの代役は誰になる?

ユベントス・スタジアムで出場停止となるブスケツの代役は、本命はマスチェラーノでしょうか。最終ラインをウンティティピケジョルディ・アルバにして、その前にヘフェシートラキティッチイニエスタセルジ・ロベルト、そしてMSN

アンドレ・ゴメスがピボーテとの予想もありますが、バルサが取りこぼしたここ6試合のうちの5つは彼が先発していて、ゴメスが欠場もしくは出場20分以下の試合では勝率90%(19分の17)という恐ろしいデータを示されると(SPORT)、今回はベンチにいてほしいと願ってしまいます。勝てなかったのは彼一人の責任ではないことは分かってるんですが、あまりに怖いデータで、つい。

 

バルサB、昇格へ前進!

まずはプレーオフ進出を確定。

ラ・ロサレダでの残念な敗北により、リーガ優勝への道のりがまた厳しくなったルーチョバルサ。その一方で弟分のバルサBが、シーズンのひとつめの目標である、セグンダA昇格プレーオフへの出場権を確保しています。セグンダ B ディビシオン グループ3 第33節のバダロナ戦に、バルサBは0-2で快勝。前日に2位アルコヤノが引き分けていたことで、両チームの勝点差は7へと拡大し、5節を残して昇格プレーオフへの出場が確定となりました。八百長騒動に巻き込まれた後でもあっただけに、最初の目標達成はとても嬉しい出来事です。

グループ首位に大きなアドバンテージ

セグンダBからセグンダAへの昇格について、自らへの復習をかねて書いてみますと次のようになります。

  • リーガのセグンダ B ディビシオンには80チームが所属しており、地域別に4つのグループに分けられる。他のカテゴリと同様に、カサとフエラの総当たりで年間順位が決まる。
  • 通常シーズン終了後、各グループの上位4チームがセグンダ A 昇格へのプレーオフを行う。対戦方式はイダ(第1レグ)とブエルタ(第2レグ)のトーナメント戦。
  • 各グループの首位チームはそれぞれに2試合制で対戦し、勝った2チームが昇格。また、勝利チーム同士による決勝戦(2試合制)でカテゴリ王者を決定する。
  • 各グループの2位〜4位チーム(計12チーム)が2試合制で対戦し、その勝利チーム(6つ)と昇格できなかったグループ首位チーム(2つ)を加えて再び2試合制のトーナメント戦。最後に残った2チームがセグンダ A へと昇格する。

ご覧のようにグループの首位になることのアドバンテージは大きく、プレーオフの首位グループ対決で勝てればセグンダAへと昇格できます。2位だと少なくとも3ラウンドを勝ち上がらなければ昇格できません。

残り5試合

バルサBは現在、グループ3で2位のアルコヤノに勝点差7をつけて首位を走っています。数週間前は勝てない時期があり、2ポイント差に迫られてもいましたが、ここ最近は4連勝で首位固め(9試合負けなし)。リーグ戦の残り試合は5つで、セグンダ B 残留を争っている3チームとの対戦が残っていますから油断のできない道のりとなりそうですが、このプレーオフ出場確定を弾みに、一気にグループ優勝へと突き進んでほしいですね。バモス、フィリアルの若者たち!