マッチデータ|リーガ第31節 マラガ戦

Liga Española
jornada 31

マドリーの引き分けを活かせず、惨めな黒星。
チームとしてさっぱり輝かず。

Malaga CF FCBarcelona
2 0
8 de Abril – Sab 20:45 h
La Rosaleda
: 28,314
Goles
Sandro (32)
Jony (90)
Titular
Kameni 【5】Ter Stegen
Rosales 【4】Mascherano
Llorente 【5】Umtiti
Luis Hernández 【3】Mathieu
Ricca 【5】Jordi Alba
Juankar 【5】Busquets
Recio 【4】Denis
Camacho 【4】André Gomes
Fornals 【6】Messi (c)
Juanpi 【5】Suárez
Sandro 【4】Neymar
Cambios
Juanpi→ Peñaranda (65) Mathieu→【6】Sergi Roberto (46)
Sandro→ Charles (76) Denis→【4】Iniesta (46)
Juankar→ Jony (82) André Gomes→【4】Alcácer (60)
Entrenadores
Michel 【4】 Luis Enrique
Arbitro
Gil Manzano (extremeño)
Tarjetas
Ricca (37) Jordi Alba (7)
Recio (44) Neymar (27)
Peñaranda (71) Umtiti (33)
Juankar (81) Neymar (65DA)
Mascherano (86)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 2 4 Tarjetas Amarillas 5 2 3
0 0 0 Tarjetas Rojas 1 1 0
3 5 8 Tiros a puerta 11 8 3
1 3 4 Ocasiones de Gol 2 1 1
1 1 2 Corners 3 0 3
3 3 6 Fueras de juegos 3 1 2
8 17 25 Faltas 19 8 11
306 pases 625
36% 35% Posesion del Balon 65% 64%
Formacion

アレイシ、アルダ、ラフィーニャが負傷欠場。ピケ、ラキティッチが出場停止。マシップが監督判断で招集外。イニエスタ、シレセン、アルカセル、ディニェ、セルジ・ロベルト、アラニャ、カルボネルがベンチスタート。

前々節のグラナダ戦に続いてフエラで4バックを採用。ただしシステムは4-1-4-1ではなく4-3-3。ピケとラキティッチが出場停止のため、左セントラルにはマティエウが、右インテリオールにはデニスが起用された。左インテリオールはアンドレ・ゴメス。右サイドが悲しいほどに機能せず。

前半はシュート3本と終わっていたため、ハーフタイム明けに2枚替え。マティエウとデニスがベンチへ退き、セルジ・ロベルトとイニエスタが送り出された。マスチェラーノがセントラルへ移動し、ロベルトは右ラテラルに。その後ゴメスを交代させ、アルカセルを右エストレーモに入れるも、ネイマールが退場で10人に。セルジ・ロベルトはメディアプンタ的な位置となり、メッシが下がってはボールを受け、切れ込んでいた。アルバも上がれば2バック状態。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Sandro (32)
Jony (90)
Reporte

FCバルセロナが相性いまいちのラ・ロサレダで手痛い敗北。立ち上がりから積極さが見られ、勝利への強い意欲が感じられたが、残念ながらチームとして機能せずに良いところなくマラガに敗れた。勝点を落とす試合はたいてい、中盤のローテーションで失敗している。対するアンダルシアチームは非常に守備が良く、カウンターにもキレがあった。先制点は元バルサのサンドロ。バルセロナはマドリーダービーの引き分けを利用できず、前節セビージャ戦での快勝の勢いにもブレーキをかけた。イメージ面、疲労面などダメージの大きな敗北となった。

ローテーション失敗

リーガの半分が懸かっている、と注目された首都ダービーで首位レアル・マドリーが引き分けたため、追撃するバルサにとっては暫定ながら勝点で並ぶ大チャンスとなったこのマラガ戦。ここでルイス・エンリケが選んだのは、板に付いてきて結果も出ていた3バックではなく、旧来の4-3-3だった。ルーチョは前々節のグラナダ戦でも、4バックを使っている。

システム変更に加えて、ルイス・エンリケはローテーションも実施した。前節セビージャ戦から中2日、ユベントス戦のトリノ遠征にも中2日のスケジュールなので、出場時間を調整したい気持ちは分かるのだが、問題はつい大胆にやってしまうことだろう。ピケラキティッチが出場停止だったことで、右ラテラルにマスチェラーノ、セントラルがウンティティマティエウ、インテリオールにデニスアンドレ・ゴメスという連携に不安のある組み合わせ。これが見事に機能しなかった。

立ち上がりのバルサ選手たちの動きからは、マドリーの引き分けを活かしてやろうとの意欲は感じ取れた・・・が、ミチェル監督の敷いたマラガの守備陣形を崩すに足るパスワークは見られず、前半のシュート数はわずかに2-3本。ゴールに迫ったのは、ジョルディ・アルバからのロングパスに合わせたルイス・スアレスがライン裏をとった場面くらいで、その好機も天敵GKカメニの守りによって防がれている(15分)。

あとはメッシのスルーパスに抜け出したアンドレ・ゴメスが、何故だかボールに触れずにチャンスを不意にした場面(30分)。ゴメスのポジショニングは以前より良くなっていたように見えたものの、適応が深まらないのは出るたびにポジションが異なるのが問題か。

サンドロの古巣への一撃

数少ない好機を逃したバルサに、マラガの一撃が決まったのは32分のことだ。バルサ選手が全員相手陣内に入ろうか、という状況からのカウンターアタックで、オフサイドを破ったサンドロが独走し、テル・ステーゲンの脇を抜くシュートで1-0。オフサイドだと抗議したデラ・フエンテが退席処分となっているが、サンドロは自陣から出ていたうえ、前に出ていたウンティティマティエウのギャップを破られていたことなどから、正当な得点であることに異論はない。

さっぱりだった前半を受け、ルイス・エンリケはハーフタイムで2人の選手交代を行う。マティエウデニスに代えてセルジ・ロベルトイニエスタを送り出す2枚替え。これによってバルセロナのプレーは若干改善されたが、リズムは上がらず、マラガの陣形を崩すには至らなかった。むしろ得点の可能性を感じさせたのは、サンドロの存在感が光るホームチーム。57分のピンチは、シュートがテル・ステーゲンの正面で事なきを得ている。

ネイマール退場・・・

ルイス・エンリケはそして60分、アンドレ・ゴメスパコ・アルカセルを代えることで状況の打開を試みる。アルカセルは右エストレーモに入り、システムはこれで3-4-3へ。だがこの陣形は5分後、ネイマールの退場によって終了となった。ディエゴ・ジョレンテへのファールが2枚目のカードとなり、ピッチを去ったブラジレーニョ。彼はさらにロッカールームへと向かう際、第4審判に向けて拍手をしており、2試合の出場停止(=クラシコに出られない)になるかもしれない。

ネイマールは前半、相手フリーキックの際にボール横で靴紐を結んでいたことで1回目の警告を受けており、これが勿体なかった。フラストレーションを溜める原因となったのは言うまでもなく機能しなかった采配にある。先発選びに失敗し、その修正のために2つの交代枠を46分で使い、3人目の交代も終えた後でのネイマールの退場。スコアは劣勢。なにもかも悪い方向へ進んでいた。

負けるべくして負けた

なんとか同点に追いつくべく、バルセロナはマラガのゴールを目指してはいたが、10人で攻めに出ていたためにバランスは大きく崩れており、ボールを奪われるといとも容易く自陣深くまでマラガの速攻を許した。そのたびに繰り返されるダッシュでの帰陣。前節セビージャ戦で節約したエネルギーは、これで使い果たしたことだろう。

71分には途中出場のペニャランダにネットを揺らされ、万事休すかと思われたが、これはオフサイドの判定(実際はオンサイド)に救われた。マスチェラーノが相手選手をエリア際で倒した場面も、本当にエリア外だったかどうかは、わりと際どかった。

一方でバルセロナは、判定によって不利益も被っている。78分にセルジ・ロベルトが潰されたのは明らかにエリア内だったが、ヒル・マンサーノ主審はこれを外だと判断。ただ、これらの誤審をどうこう言えないほどにマラガでのバルサの出来は悪く、負けたのは必然だった。

わずかに手にした引き分けに持ち込むチャンス(マスチェラーノの縦パスに反応して抜け出したセルジ・ロベルトのシュート)は、またもカメニが立ちはだかって得点ならず(88分)。逆に90分、速攻からついにジョニーに追加点を決められ、バルサはとどめを刺された。

マドリーと勝点で並ぶべく臨んだ試合で、全く良いところなく敗れたことは、逆転優勝を目指すチームにとって非常に痛い。セビージャ戦の快勝に水を差す敗北。リーガ優勝を放棄する敗北。今季はこういう失敗が多すぎ、チームコンディションを上げるためのローテーションで勝点を落としてしまってはどうにもならない。

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