マッチデータ|チャンピオンズ1/4 ユベントス戦

Liga de Campeones
1/4, vuelta

ユベントスの壁は厚かった。
二度目の大逆転ならず、2年連続8強で終了。

FC Barcelona Juventus FC
0 0
19 de Abril – Mie 20:45 h
Camp Nou
Goles
Titular
Ter Stegen【6】 Buffon
Sergi Roberto【6】 Dani Alves
Piqué【6】 Bonucci
Umtiti【7】 Chiellini
Jordi Alba【6】 Álex Sandro
Busquets【6】 Pjanic
Rakitic【6】 Khedira
Iniesta (c)【6】 Cuadrado
Messi【6】 Dybala
Suárez【5】 Manzukic
Neymar【6】 Higuaín
Cambios
Rakitic→ Alcácer【5】(57) Dybala→ Barzagli (74)
Sergi Roberto→ Mascherano【6】(77) Cuadrado→ Lemina (82)
Higuaín→ Asamoah (87)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Massimiliano Allegri
Arbitro
Björn Kuipers (holandés)
Tarjetas
Iniesta (40) Chiellini (55)
Neymar (43) Khedira (64)
Piqué (90+2)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 2 2 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
8 9 17 (1) Tiros a puerta 12 (4) 8 4
1 3 4 Ocasiones de Gol 2 1 1
4 9 13 Corners 4 4 0
0 1 1 Fueras de juegos 2 0 2
7 3 10 Faltas 19 13 6
303 284 587 pases 329 141 188
62% 61% Posesion del Balon 39% 38%
Formacion

アレイシ、アルダ、ラフィーニャが負傷欠場。マティエウ、マシップが監督判断で招集外。デニス、シレセン、マスチェラーノ、アルカセル、ディニェ、アンドレ・ゴメス、アラニャーがベンチスタート。

二度目の大逆転のためにルイス・エンリケが選んだのは“クラシカル”な4-3-3の鉄板イレブン。左セントラルには調整中だったマスチェラーノではなくウンティティが入った。メッシは中央下がり目の位置からゲームメイク、チャンスメイク、フィニッシュを担っていた。

得点の入らないまま後半に入り、早めに動いたルイス・エンリケは57分にラキティッチに代えてパコ・アルカセルをピッチへ。システムは3-4-1-2となった。もう1人の交代はセルジ・ロベルトからマスチェラーノ。終盤はピケが前線に上がりっぱなしのパワープレイで、ネイマールは右へと移動。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Reporte

FCバルセロナの欧州制覇を目指す道は、今年もまた1/4 finalで終了となった。PSGとの1/8に続き、再び地元での大逆転勝利が求められたカタランチームだったが、今回の対戦相手ユベントスはチームとしての完成度がパリチームより随分と高く。特に守備の堅さには抜きん出たものがあり、メッシネイマールのきらめき頼みだったバルサでは、決めるべき最低3点のうちの1つも返すことが出来なかった。気迫とインテンシティは(時に過多なほど)見られたので、重ね重ねトリノでの失敗がもったいなく映る。2試合を通じてバルサの完敗。ユベントスには是非この流れでカンペオンになってほしい。

攻めるも、崩せず

試合は立ち上がりからハイテンポで進んでいった。早めの先制点がほしいバルセロナは、少々過熱気味ではないかとも思える激しさでユベントスに圧力。今のバルサはボール奪取後に滑らかにパスをつなげるわけではないので、ボールが忙しなくあちこちへと移動する展開となっていた。

ルイス・エンリケはこの決戦に鉄板イレブンの4バックを採用し、ピッチを幅広く使うことを意識していたが、攻撃はネイマールのいる左サイドに偏り気味となってユベントスの守備組織を揺るがすには至れない。エリア周辺にまでは近づけても、ブッフォンを脅かすようなシュートは打たせてもらえなかった。

慌ただしい序盤が一段落した15分あたりからは、バルセロナに何度か惜しい場面が訪れている。特に19分、メッシがペナルティスポット前でシュートモーションに入った時は、これは決まると思えたほど。しかしクラックのシュートは枠を逸れ、バルセロニスタは空を仰いだ。

ルーチョチームは90分間で17本のシュートを放っているが、枠内に飛んだのは1本しかない。前日会見でガッツ監督は効率性を試合のカギの一つに挙げていた。さすがに枠内シュート1本ではイタリア王者に勝てない。

ユベントスの壁

マッシミリアノ・アッレグリ監督はバルサの逆転劇を阻止する方法として、引いて守るのではなく、ハイプレスによってバルサに主導権を握らせない道を選んでいた。時間の経過につれカタランチームが押し込むようにはなっていたが、そこは堅守を誇るイタリアーノ。秩序だった2本の守備ラインは、メッシが一つの壁を越えてもすぐにまた別の壁が現れるといった様子で、シュートコースもかなり限定されていたことが枠内へ飛ばせない要因だった。

一方で老貴婦人のカウンターアタックもバルサにとっての大きな問題だった。特に目立っていたのは右サイドのクアドラド。バルセロナは中盤のプレスが上手くいかないことが多く、たびたび最終ライン前までボールを運ばれてはエネルギーと時間を消費させられていた。試合はユベントスのプランニングどおりに進み、バルサは得点を奪えない(奪える様子もない)ままハーフタイムを迎えた。

枠内へと飛ばないシュート

前日会見でルイス・エンリケが語っていたように、3点差をひっくり返すためには攻めまくるしかないバルセロナは後半に入るとさらにリスクを冒し、ジェラール・ピケが前線に入るようにもなっていた。しかしラストパスとシュートに精度を欠く状態に変化はなく、どうにかしようとしているのだけれどもブッフォンを脅かすには至らない。

52分、ネイマールとの壁パスからのメッシのシュート、55分のメッシのコースを狙ったシュート、66分のCKからのメッシのシュート・・・いつもなら2つくらい決まっていそうなD10Sのシュートがとにかく枠に入らなかった。レオだけでなく、PSG戦の英雄セルジ・ロベルトのシュートも決まったかに見えたが枠の外。シュートの際にはほぼキエッリーニが立ちはだかっていたのではないだろうか。

試合終了間際にカンプノウのスタンドが配布されていたフラッグを振ってチームを称えていたことから分かるように、選手たちは逆転を目指して出来るかぎりのプレーをしていた。しかしユベントスの守りはそれを凌駕し、奇跡を呼ぶためには必要な運も味方にできなかったバルセロナ。トリノでのイダに3-0で敗れてしまったことのツケはあまりに重く、二試合連続での逆転勝利は夢として終了となった。

印象的だったのは試合終了後のネイマールの涙。この敗北を糧にさらにバルサの星となっていってくれればと願う。痛い敗北だが、笑ってシーズンを終えるには選手たちは立ち上がるしかない。4日後にはベルナベウでの決戦が待っている。

トップへ戻る