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やはり世界最高はメッシ:エスパニョール戦

FCバルセロナの2016年最後のリーグ戦は、またもや、レオ・メッシのリサイタルとなりました。毎年バロンデオロやムンディアリートの季節になると、世界最高というフレーズが巷によく登場しますが、見る者の口をあんぐりと開けさせる選手こそがベストであるとするなら、我らのレオ・メッシ、アンドレス・イニエスタ、ルイス・スアレスがそれに最も相応しいと言って過言ではないでしょう。特にメッシのドリブルによる突破力は、何度見ても呆れてしまう(良い意味で)領域で。エスパニョール戦でレオが示したその天賦の才、他の追随を許さないフットボル力を見れば、バルセロニスタならずとも世界最高の称号は彼にこそ相応しいと思うでしょう。

両ラテラル、エル・サダルで躍動

FCバルセロナが0-3で快勝したオサスナでは、幾つかの明るいポイントがありました。マドリーが6ポイント差をつけて首位を走るリーガのタイトル争いで、バルサのレモンターダ(大逆転)の始まりと位置付けられたこの試合。オサスナは最下位争い中の不調チームですから、真の復調を宣言するためには より強力なライバルへの快勝が必要とはいえ、バルサらしいパスフットボルによって危なげない勝利を収めたことは今後の期待となります。地味ながらも光っていたのは、久々に機能したハイプレッシングとセルヒオ・ブスケツのパス配給、そして両ラテラルの活躍でした。

「これではアカン」:ラ・レアル戦

リーガにおける過去6回の訪問で、1分5敗なる散々な成績だった相性最悪のスタジアム、サンセバスティアンのアノエタ。あまりにも勝てないことから“呪われている”とも言われ、実際2013/14や2014/15シーズンのレアル・ソシエダの先制点は、バルサのオウンゴールによるものでした。しかし過去の試合内容を振り返ってみると、ほとんどの場合で“残念な内容”とまとめられている。気候か、苦手意識か、日程的な巡り会わせか、バルサが何故か良いパフォーマンスを見せられない場所がこのアノエタです。

ピケの自己批判:マラガ戦

マドリーダービーの前にマラガに勝利し、暫定首位に立って圧力をかけようとのバルセロニスタの目論みは、マラガ戦での0-0エンパテによって崩れました。2015年2月からカンプノウで47試合続けてネットを揺らしてきたバルサが、前回無得点だったのもまたカメニがゴールを守るマラガだったそうで。フットボルにはそういう因縁があるねと感心する一方、今季すでにカサで7ポイントを取りこぼしている事実には、このままでは危ないとの不安を感じずにはいられません。救いに思えるのは、マラガ戦終了後にジェラール・ピケが厳しく自己批判をしているところでしょうか。

メッシ、道を切り拓く:セビージャ戦

「試合が壊れた時、メッシを止めることは不可能だ。彼やバルサにスペースを与えれば、大きな罰を受けることになる」「メッシのゴールはチームの精神状態に大きな影響を及ぼした」と試合後に語ったのは、ギガクラックの破壊力によってゲームプランを破られたセビージャ監督ホルヘ・サンパオリです。アンダルシアチームは前半、息もつかせぬほどのプレッシングによってバルサのパスワークを分断。バルセロナのお株を奪うポゼッションで、一時は勝利を決定付けるかという場面も作り出しました。しかし我らのメッシの一発によってゲームの流れは一変。後半にダメだったシティ戦とは逆パターンでの逆転勝利(1-2)に成功しています。

怪我人多発、カンテラーノの力が必要な時!

メスタージャでのペットボトル事件と、その後の謂れなきバルサ批判にバルセロニズモの怒りが燃え上がったこの1週間。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はバルサ選手たちの振舞いを貶める発現をしたLFPのハビエル・テバス会長とRFEF競技委員会をスポーツ行政裁判所に訴える旨を発表し、メディアは“戦争だ!”と息巻いておりますが、現場とすれば場外戦は程ほどに試合に集中したいところでしょう。この土曜日には地元でのリーガがあり、チームは怪我人に苦しめられている。相手はカンプノウで全敗しているグラナダとはいえ、気を緩めることは出来ません。厳しいチーム事情につき、カンテラーノ起用が予想されるグラナダ戦です。