FCバルセロナ バルサニュース 各種データ 観戦ガイド バルサマニア 初心者入門  
セレクトブログ
  本当にサッカー業界で
働きたい人へ
  エイジーニョ・ブログ
   
バルサについて
  >>>選手、歴史など
バルサニュース
  >>>最新バルサ記事
バルサデータ
  >>>各種バルサデータ
観戦ガイド
  >>>カンプノウ観戦
バルサマニア
  >>>マニアックコーナー
リンク
  >>>お奨めリンク
メール
  >>>ご意見・ご感想など
オンラインショップ
  >>>KAPPAコーナー
  >>>メッシ&マラドーナ
   
バルサグッズ専門店BOTIGA BLAUGRANA
  >>あれもこれも欲しい!
バルサ公認ソシオ入会受付オフィス
  >>日本語のお手続きで!
   
トップページデータ室08/09試合データ>バーゼル

 

 

Liga de Campeones : Jornada 4

1/8進出は決めたが、連勝ストップ。イニエスタの怪我が痛い。

FCBarcelona FC Basel
1 1
4 de Noviembre - Mar 20:45 h.
Camp Nou : 49,479
Valdes 【5】 【6】 Constanzo
Puyol 【5】 【6】 Zanni
Marquez 【5】 【6】 Ferati
Pique 【5】 【6】 Marque
Sylvinho 【5】 【5】 Safari
Busquets 【5】 【5】 Huggel
Victor Sanchez 【5】 【6】 Carlitos
Iniesta 【6】 【5】 Ergic
Hleb 【5】 【5】 Perovic
Bojan 【5】 【5】 Stocker
Henry 【5】 【5】 Streller
Cambios
Victor Sanchez→Xavi 【5】(60) Perovic→【5】 Eduardo(59)
Bojan→Messi 【7】(60) Streller→【6】 Derdiyok(69)
Iniesta→Eto'o 【5】(67) Stocker→【sc】 Gelabert(83)
Entrenadores
Pep Guardiola 【5】 【6】 Christian Gross
Tarjetas
  Constanzo (89)
   
   
   
Arbitro
Alexandru Tudor (rumano)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
9 8 17 Tiros a puerta 3 1 2
2 4 6 Ocasiones de Gol 2 1 1
2 5 7 Corners 2 0 2
0 1 1 Fueras de juegos 3 2 1
2 4 6 Faltas 13 6 7
66% 66% Posesion del Balon 34% 34%
Formacion
エトー、チャビ、メッシ、アルベスといった主力をごっそり休ませ、控え色の強い先発メンバー。アンリとボージャンはしばしばポジションを入れ替えている。後半、流れを引き寄せるためビクトル・サンチェスとボージャンをベンチに下げ、チャビとメッシを同時投入。イニエスタが前線左に上がり、フレブが中盤へ移動した。最後の交代は、負傷交代のイニエスタに代わってエトー。メッシが中央、アンリ左、エトー右という配置になっている。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (62)  
  Derdiyok (82)
   
   
   
Reporte

自らゲームをややこしくし、連勝を止めてしまったかのようなゲーム。

対戦相手を過小評価しない、と常日頃から語ってはいるペップ・グアルディオラ監督ではあったが、この日はバーゼルをさすがに低く見積もってしまったのか、先発メンバーはテスト色の濃いものとなっていた。エトーにメッシ、チャビといった出番の多い主力組はベンチからのスタート。いくらバルサであっても、これだけ未知の組み合わせだと影響は出る。

中盤では、チャビの不在が大きく感じられた。このところのような流麗なパスワークは鳴りを潜め、どちらかといえば個人による突破が目立つバルサ。バーセルは完全に主導権を放棄していたのでボールは回せるのだが、コンビネーションによって守備網を崩すことは出来ない。リズムもイマイチだった。

そういう時は、運にも味方してもらえないもの。5分には、イニエスタのパスに抜け出したアンリが得意の位置からシュートを放つ。しかし狙いすぎたか、彼のシュートはポスト右に流れていってしまう。さらに7分にはプジョルからスローインを受けたアンリが、トラップからアクロバティックにチレーナでボールを送り込むのだが、中央のボージャンがこれを上手くコントロールできず。このふたつが決まっていれば、おそらくゲームは大きくバルサに傾いていただろう。しかし一気に流れを掴めなかったバルサは、攻め手を失っていく。

守備に意識を集中し、どうにか引き分けを、というのがバーゼルの狙いだった。当然エリア周辺には守備陣がずらりと並び、ゲームメイカーとなるイニエスタは自由にパスを供給できない。バルサの攻めは前線への中長距離のパスが多くなり、そのほとんどは守りの網に引っかかっていった。ならば、とセットプレーからゴールを目指すも、この日はもうひとつ上手くいかない。39分のアンリのヘッドは惜しかったが、コンスタンソに阻まれている。

バーゼルの攻撃は、ストレージャーの高さ一本。37分にはコーナーから前半唯一といえるチャンスを作っているのだが、ストレージャーのヘッドは枠を捉えなかった。

 

そうして、消化不良のまま前半は終了し、後半も同様の流れでゲームは進んでいく。しかし地元ファンに勝利を提供したいグアルディオラは、リアクションの準備は早々に開始していた。ベンチに休ませていたチャビとメッシに、後半5分頃にはアップを命じたのである。そして彼らは、60分にピッチへ送り込まれた。スター選手の登場に、ワーッと沸くカンプノウ。ここでメッシは、バロン・デ・オロ候補である理由をまざまざと見せ付けるのだった。

62分、メッシはドリブルならびにアンリとのワンツーによってバーゼル守備陣を混乱に陥れ、そのままズバッと先制ゴールを突き刺してしまった。1時間も苦労していたのがなんだったのか、と思えるほどに、あっさりと決まったゴール。このあたり、さすがとしか言いようがない。

中盤にチャビとイニエスタが入ったことによって、バルサは自分たちのパス展開が出来るようになっていた。しかし不運がチームペップを襲う。バルサ快進撃の立役者の一人イニエスタが太ももの筋肉を傷め、65分に交代となるのだ。ペップは致し方なく、エトーをピッチへ送り込んだ。

この頃、バーゼルもまた勝負のカードを切っていた。68分、ストッカーに替えて、スイス期待の若手デルディヨクを送り込んでいたのだ。そしてこの采配がずばり的中。バルサが追加点を奪えずもがいている中(エリア右フリーキックからピケのヘッドがポスト直撃!)、デルディヨクが意地の同点弾を叩き込むのである。82分、ピッチ右サイドからのカリトスによるアーリー気味のクロスを、エリア中央のデルディヨクが体勢を崩しながらも執念のボレーシュート。これにはさすがのバルデスも、どうすることも出来なかった。

そしてそのまま、ゲームは終了。他会場でスポルティングが勝利したため、バルサのグループリーグ突破は決まりはしたが、公式戦連勝が11で止まってしまったこと、勝てるゲームを落としたこと、そしてイニエスタが6週間の離脱になったことがとにかく痛い。バルセロニスタにとっては、苦い味わいの試合となった。好事魔多し、である。

 

 

 

(c) copyrights 1999-2006 blau-grana.com All rights reserved
このサイトはリンクフリーです。無断転載禁止

サイトマップ 管理人へのメール トップページへ