Historia del Barça

 

イムノ(Himno)

 

クラブ創設75周年となる1974年、歴史的な出来事がありました。そう、それはイムノの誕生です。

バルサがカンプノウに入場するときに流れるあの妙に耳に馴染むメロディ、あれがイムノです。1974年、75周年記念式典を用意するにあたって、クラブはイムノの必要性を感じていました。ソシオがソシオとして、ファンがファンとしてクラブと連帯感を感じるような歌。クラブを称える歌。クラブの象徴となるような歌。これが絶対に欠かせないとバルサは考えていました。そして試行錯誤の末、現在のバルサイムノが誕生するのです。

11月27日、創設記念日の2日前にバルサはドイツを迎えて親善試合を行いました。そして試合開始前、作曲者の1人であるマルトレールの指揮によってコーラス隊によるイムノの演奏が行われました。イムノが初めてカンプノウに流れる瞬間でした。イムノにはこうあります。

南からだろうが、北からだろうが、どこから来たかなんて関係ない。私たちは知っている、一つの旗が私たちを団結させることを

古来バルセロナの街は港町として栄えてきました。全ての人に開かれた街であるバルセロナ、そして全ての人に開かれたFCバルセロナ。世界のどこにいたって、クラブへの愛情を感じればその瞬間からあなたはバルサの一員なのだ、そうイムノは歌っています。

 
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