ボロ負けしなければタイトルは失わないということで、バルサはリラックスムード。しかも14分にエトーのゴールが決まったことで、それに拍車はかかった。エトーはベティスの隙を突いてデフェンサからボールを奪い取り、そのままゴール。カンプノウには楽勝ムードが漂う。
しかしこれで眠ってしまったのがバルサ。守備ラインはグズグズになり、集中力もいまひとつ。ベティスエリア内でロナルディーニョが倒され、ペナルティじゃないのかと抗議をしている間にカウンターを決められ同点に。さらに6分後にも速攻で1点を追加され、あっという間に逆転されてしまう。
ここからバルサは目を覚まし、どうにか勝利を目指していくが、最後の詰めの部分がもうひとつ。主導権を握ってゴール前に近づくところまではいくが、ラストの正確性がない。相手GKのセーブにも邪魔をされ、結局バルサはいきなりカンプノウで初黒星。精神面以外にはなんら影響を及ぼすことのない敗北なので、今後への糧としてしっかり活かしていってもらえればOK。 |