分かってはいることであるが、改めてバルサ攻撃陣の凄さが実証された。いくら親善試合とはいえ、堅守を誇るバイエルンから4点のゴレアーダとは。さらにそこにチュラムやサンブロッタによる守備力がプラスされているのだから、結論を出すのは早急とはいえ、今季のバルサはマヂで強そうである。バランスは最高。
そして明るいのは、悩めるエースであるエトーにゴールが戻ってきたこと。これで彼が落ち着いてくれることを期待する。変にイライラしなければ、あんたは大丈夫!エスパニョール戦での帰宅事件も、今回の2ゴールですっかり過去のものとなっただろう。お帰りなさい、サムエル。
しかしバイエルンに4-0というのは、なんというインパクトか。バイエルンは世界に名だたる名門クラブであり、お祭りであってもゴレアーダをされて気にしないというようなプライドのないチームではない。ブンデスリーガは開幕しており、コンディションも悪くないはずだ。けれども結果は4-0。今度はチャンピオンズのガチンコ勝負で、このスコアを再現してみたい。UEFAシステム発動なるか。
後半の見所は、ハビエル・サビオラの登場。シーズン中はきっと出番はないだろうが、それでも意地のコネッホが、己の能力をあらためてライカーに見せ付けた。プレシーズンマッチもそうだったが、少ない機会できっちり結果を出すところはさすが。サビオラファンは監督に再考を促すだろうし、ライカーはどう答えを出すのか。
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