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Copa del Rey 1/16 Final : ida

前半苦戦、後半盛り返す。グジョンセンの2ゴールで勝利。

 

Badalona Barcelona
1 2
Camp del Centenari :7,500
Relaño 【6】 【7】 Jorquera
Cazorla 【6】 【5】 Zambrotta
Oscar Ramirez 【6】

【5】 Oleguer

Macanas 【6】 【7】 Puyol
David Sanchez 【6】 【5】 Gio
Blanco 【7】 【5】 Motta
Pons 【5】 【8】 Xavi
Pulgdollers 【5】 【7】 Gudjohnsen
Encinas 【6】 【5】 Giuly
Monty 【6】 【5】 Ezquerro
Prats 【6】 【7】 Saviola
Cambios
Pulgdollers→Casado 【5】(61) Motta→【6】 Edmilson(46)
Prats→Tarradellas 【6】(69)  
Encinas→Isaias 【sc】(79)  
Entrenadores
Francisco Lopez 【】 【】 Frank Rijkaard
Tarjetas
  Zambrotta (45)
   
   
   
   
Arbitro
Carlos Clos Gomez (Aragon)
名前の次の数字はスポルト評価:平均点【5】(監督・審判はムンド)
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
    17 Tiros a puerta 15    
    10 Ocasiones de Gol 8    
      Corners      
    4 Fueras de juegos 4    
8 9 17 Faltas 21 12 9
% 40% Posesion del Balon 60% %
Formacion
Titular Final
前線は控え中心のメンバー。グジョンセンが中盤というのがポイントだが、残念ながら今回は機能せず。試合を通じての交代はモッタとエヂミルソンだけだが、後半に入るとグッディとサビオラのポジションが替わっていたらしい。これにてグジョンセンは復活。
先発 終了時
Goles
  Gudjohnsen (62)
  Gudjohnsen (76)
Tarradellas (92pk)  
   
Reporte

とりあえずは、順当に勝利。

サンティアゴ・ベルナベウから、収容人数7,500人のセンテナリスタジアムへ。相手はセグンダBの地方チーム、バダローナ。となると、どうしてもモチベーションを上げるのは用意ではない。十分に予想されていたことだが、やはり前半は芳しくないプレーのバルサ。

チェルシー、マドリーとの連敗で見受けられた欠点は特に修正されるところもなく、序盤はカンペオンとのゲームで意気盛んなバダローナのペース。テンションは低く、激しさもなく、当然の流れとしてボールも支配できない。気合だけでいけばバダローナが明らかにバルサを上回っていたが、選手の能力差によってリードを奪えないという状況だった。相手を倒そうと全力を尽くし、プレスをかけ、ボールを奪う。バルサが手本にすべき、気持ちの入ったプレーを披露したバダローナが、前半の主役。陰の主役は、相手のシュートをことごとく跳ね返したジョルケラ。

ハーフタイムを終え、そのままではダメな後半。主役の座を掴んだのは、眠れるアイスランド人グジョンセンだった。グッディは前半、中盤として起用されていた。しかし結果は、いまひとつ。いきなりのインテリオール(しかもバルサの)というのは、いささか無理があった模様。動きもいまいち定まらず、気合のバダローナに、ボールを次々と奪われてしまっていた。

しかし後半、サビオラとポジションを入れ替えることで、グジョンセンのパフォーマンスは向上する。62分の得点は、サビオラのアシストから。ソンブレロでデフェンサを抜いたコネッホが、ゴールライン際からセンタリング。これをグッディがズドンと決めてバルサ先制となった。

そして76分、エスケーロのミドルシュートを相手GKが弾いたこぼれ球を、詰めていたグジョンセンがごちそうさま。オフサイド気味だったようだが、グッディにゴール感覚が戻ってくれそうなのが、いい感じ。試合は事実上、ここで決着した。

前半の不甲斐ないプレーにより、「本気でプレーしなきゃ勝てない」という当たり前のことを選手たちは思い出したのだろう。後半は目覚めたかのようにアグレッシブさを取り戻し、それによってゲームの流れも変わった。気持ちの入れ方でプレーが変わることを、いま一度再確認してほしいところだ。

後半、フィジカル中心の根性勝負に出るしかなくなったバダローナを、巧みなコントロールでいなしていたのが、チャビ。やはり、この人が輝くとバルサも輝く。完全復活のきっかけとなるか。

敗戦、あるいは苦戦の根本原因といわれる、“集中力・激しさの欠如”が今回もきっちり修正されてなかったのは気になるところだが、試合のモチベーションから見れば、それも仕方ないといえる。週末のリーガにて、どこまで欠点を改善できているかがポイントだ。