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Liga de Campeones : jornada 4

天敵ドログバ、土壇場の同点ゴール。こんな試合はモウたくさん。

 

FCBarcelona Chelsea
2 2
Camp Nou
Valdes 【7】 【6】 Hilario
Zambrotta 【6】 【6】 Boulahrouz
Puyol 【6】

【6】 Carvalho

Marquez 【6】 【7】 Terry
Gio 【6】 【6】 Asley Cole
Motta 【5】 【6】 Makelele
Xavi 【5】 【7】 Essien
Deco 【7】 【7】 Lampard
Messi 【7】 【5】 Ballack
Ronaldinho 【6】 【5】 Robben
Gudjohnsen 【7】 【8】 Drogba
Cambios
Motta→Edmilson 【6】(57) Robben→【5】 Kalou(72)

Gudjohnsen→Giuly 【6】(77)

Boulahrouz→【5】 Joe Cole(75)
Xavi→Iniesta 【6】(83) Ballack→【sc】 Ferreira(94)
Entrenadores
Frank Rijkaard 【5】 【6】 Jose Mourinho
Tarjetas
Messi (38) Lampard (27)
Motta (42) Robben (29)
Gudjohnsen (63) Asley Cole (37)
Edmilson (65) Joe Cole (82)
  Terry (87)
  Essien (89)
Arbitro
Stefano Farina (Italia)
名前の次の数字は評価点:平均【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 2 4 Tarjetas Amarillas 6 3 3
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 4 9 Tiros a puerta 12 8 4
2 1 3 Ocasiones de Gol 5 3 2
1 2 3 Corners 4 1 3
0 2 2 Fueras de juegos 1 0 1
7 7 14 Faltas 29 16 13
53% 56% Posesion del Balon 44% 47%
Formacion
Titular Final
先発は、予想通りのメンバー。ピボッテはモッタだった。後半、そのエキサイトしているモッタに替えてエヂミルソン。また、足首あたりを痛めたグジョンセンに替わってジュリが入り、メッシが中央寄りに移動している。チャビとイニエスタは同じポジションでの交代。
先発 終了時
Goles
Deco (3)  
  Lampard (52)
Gudjohnsen (58)  
  Drogba (93)
   
Reporte

チェルシー得意のハードな肉弾戦に、屈した引分け。

キックオフ直後の3分、デコのミドルシュートが決まったときには、この試合はバルサペースで展開し、いい具合に進められるように思えた。グラウンド中央付近で油断したブラルースからデコがボールを奪い、そのままドリブルで左サイドへ展開。そしてそのままエリア際へ切れ込み、ミドルシュートをファーポストに突き刺したのだ。

このゴールはチェルシーにとってはダメージは大きかっただろう。さらに9分、サンブロッタとのワンツーを絡めたメッシがエンドライン前まで侵入し、絶妙のセンタリング。しかしロナルディーニョのシュートは浮いてしまい、“トドメ”の一撃とはならなかった。また、21分にはドリブルで中央突破を仕掛けたチャビがロニーから文句のないスルーパスをもらうのだが、残念ながらこれも決められず。このどちらかが入っていれば、英国タックル集団の息の根も止まっていたはず。しかし青組はその後、徐々に息を吹き返し、粘っこいところを示し始める。

前半の後半にも、チェルシー反撃の予兆はあった。32分のエッシェンのヘディング、33分のコーナーからのロッベンのシュートはいずれもギリギリの枠内。これをバルデスの好守が救っていたのだ。

だが、ハーフタイム後のチェルシーの攻勢は強力だった。彼らはここぞとばかりに攻撃を仕掛け、52分にランパーのウソのようなシュートが決まるまで、次から次へとバルサゴールへ襲い掛かる。ロッベンの地面に叩きつけるヘディング、ランパーのスルーパスに飛び込んだロッベンのシュートはいずれも決定的。そしてマケレレ(あるいはエッシェン)の後方からの浮き球スルーパスに抜け出したランパーが、ゴールライン際からセンタリングのようなゴールを決めてしまうのだった。角度のまったくない、ウソでしょ?というようなゴール。

しかし、バルサの反撃も素早かった。その6分後、左サイドでロナルディーニョがブラルースをひょいとかわし、エリア内に切れ込んで鋭いグラウンダーのクロス。これをゴール正面で待ち受けたグジョンセンがネットに突き刺したのだ。これぞ王者のリアクション!カンプノウを包みかけた嫌なムードはこのゴールで好転し、そのままバルサペースで進むか、、、に思えた。

このゲームをダーティなものにしてしまったのは、それを仕掛けたチェルシーと、制御し切れなかった主審ステファノ・ファリーナが原因。前半から青組は積極的にハードなタックルによる肉弾戦をバルサに仕掛け、審判の誤解を生む行動(カードの対象が不明瞭)がピリピリした雰囲気に拍車をかけていく。バルサの側からすれば、ボールに関係しない悪質なファールも数回あり、まっとうな処分を受けていれば、との思いも強い。

さらにピッチ上での混乱の結末として、主審は6分ものロスタイムを宣言。93分にドログバのゴールが決まってしまったことにより、30近いファールを犯した“ロスタイムの張本人”が、その恩恵を最大に受けるという結果となった。主審は6枚ものカードをチェルシー側に示したが、それでもコントロールは出来ず。たしかにチェルシーは強かったが、後味の悪い強さだった。

バルサは必勝を期したカンプノウ決戦で、あまりにも痛恨のドロー。ポイントでブレーメンに抜かれたが、なにも失ったわけではない。残り2試合を連勝すれば、自力でグループA突破は可能。挫けることなく、次なる目標を目指して走っていくしかない。