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Liga Española : Jornada 17

酷いゲーム内容ながら、チャビのフリーキックで引き分け。

 

Getafe FCBarcelona
1 1
Coliseum Alfonso Perez :14,000
Abbondanzieri 【6】 【6】 Victor Valdez
Contra 【5】 【5】 Belletti
Belenguer 【5】 【5】 Marquez
Alexis 【6】 【5】 Puyol
Paredes 【6】 【5】 Sylvinho
Vivar Dorado 【5】 【5】 Edmilson
Casquero 【5】 【6】 Xavi
Cotelo 【5】 【5】 Iniesta
Celestini 【5】 【5】 Giuly
Pachon 【6】 【5】 Ezquerro
Guiza 【6】 【5】 Gudjohnsen
Cambios
V.Dorado→Sousa 【5】(73) Ezquerro→【5】 Saviola(58)
Guiza→Maris 【5】(74) Sylvinho→【5】 Gio(71)
Pachon→Manu 【sc】(83) Edmilson→【sc】 Olmo(89)
Entrenadores
Bernd Schuster 【5】 【5】 Frank Rijkaard
Tarjetas
Alexis (27) Gudjonhsen (60)
Alexis (90)  
   
   
 
Arbitro
Mejuto Gonzalez (Asturiano)
名前の次の数字は評価点:平均【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 1 1 Tarjetas Rojas 0 0 0
1 5 6 Tiros a puerta 3 2 1
1 3 4 Ocasiones de Gol 3 2 1
      Corners
    3 Fueras de juegos 4
16 10 26 Faltas 12 8 4
52% 49% Posesion del Balon 51% 48%
Formacion
Titular Final
怪我人によるスクランブルは続く。これしかどうしようもないという、先発メンバー。後半、エスケーロに替わって入ったサビオラは中央へ。グジョンセンもやはり、中央。オルモはリーガ今季初出場。マルケスがピボッテへ移動した。
先発 終了時
Goles
Guiza (53)
  Xavi (69)
 
 
   
Reporte

冬休み明け、かっちりと勝利しておきたいゲームだったが、欠場者の影響が多く見られた。

ロナルディーニョとデコが出場停止、チュラム、ザンブロッタ、ウラゲールが怪我、もちろんエトーとメッシはリハビリ中と、主力級選手を8人欠くという苦しい台所事情のバルセロナ。結論からいくと、さすがにそれは辛かった。

ヘタフェは堅守が売りのチームであり、中盤から圧力をかけてくることは予想されていた。バルサもそれに対応すべく準備をしていたはずだったのだが、このボールへと圧力競争で、ヘタフェが圧倒的に勝利を収める。彼らは引いて守るのではなく、積極的なプレスを展開。一方のバルサは動き出しがとても鈍く、試合を通じて主導権を握られっぱなしだった。

ボールへの寄せ、パスコースを作るための動き、パススピード、縦への展開、これらすべてがレベルに達していないバルサは、中盤でボールを組み立てることが出来ない。パスミスが多く、ヘタフェに簡単にカットされ、思うようにボールを回されていた。それでも失点を防げていたのは、相手のパンチ力不足によるところが大きい。

バルサはしたがって、守備ラインから前線へのロングボールによる打開を試みるのだが、12分、マルケスからのボールを受けたグジョンセンが、あと少しのところへ迫ったくらい。惜しくもこのシュートは、ポスト右へそれた。

前半最大のチャンスはヘタフェ。24分、カスケロからのスルーパスに抜け出したグイサが、プジョルのチェックを押し切りながらエリア内まで持ち込み、シュート。バルデスがどうにか右手一本、防ぎきった。

 

そして後半も、前半と同じような展開で進行していく。チームとしての精彩を欠き、個人でどうにかしようとするも上手くいかない、の繰り返しだ。そんなときは、普段では考えられないようなエラーも起こるもの。53分、バックパスをしようとしたマルケスが、まさかのキックミス。転がるボールをグイサにさらわれ、ゴールを割られてしまうのだ。プジョルの猛追、バルデスの突入もあと一歩及ばず。重い先制点を、嫌な形で奪われた。

バルサはそこから反撃を試みるが、それも長くは続かない。攻撃は単発に終わり、結局ヘタフェペースへと持ち込まれるのだ。そんななか、光を放ったのがイニエスタとチャビだった。イニエスタがドリブルでエリア際まで持ち込み、ファール獲得。それをチャビがロニーばりの見事なキックで突き刺し、同点に追いついたのだ。逆を突かれたアボンダンシエリ、一歩も動けず。

無念だったのは、昨日のバルサには、この同点をさらに大きな流れに結び付けられないところ。コーナーによる一連のプレーから、ジュリが強烈なシュートを放つというシーンがあったが、攻撃での見せ場もその程度。一方で、バルデスが最後に大きな見せ場を作ってはくれたが。。。

試合終了間際、バルサは立て続けに2つほど決定的な場面を作られる。マヌに強烈なミドルを放たれ、45分にはコテロの同じくミドル。これはバルデスがジャンプ一番、左手で弾き出して事なきを得た。またひとつ、バルデスによって敗戦を免れたゲームがひとつ。

というわけで、チームとしてほぼ何も出来ずに、バルサはコリセウム・アルフォンソ・ペレスを去ることに。セビージャが前日に敗れていただけに、その機会を活用したかったが、今のチーム状況では1ポイントが精一杯か。次節以降、欠場者の復帰にしたがうプレー内容の向上を願う。