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Liga Española : Jornada 18

これがバルサ?いいところなく、散ったデルビー。

 

Espanyol FCBarcelona
3 1
Lluis Companys :31,450
Kameni 【6】 【6】 Victor Valdez
Velasco 【5】 【4】 Belletti
Torrejon 【5】 【4】 Marquez
Jarque 【6】 【4】 Puyol
Chica 【5】 【4】 Gio
Moises 【6】 【5】 Edmilson
De La Peña 【7】 【5】 Xavi
Rufete 【7】 【5】 Iniesta
Luis Garcia 【7】 【5】 Giuly
Riera 【5】 【5】 Ronaldinho
Tamudo 【7】 【5】 Gudjohnsen
Cambios
Velasco→Sergio Sanchez【5】(53) Giuly→【6】 Saviola(46)
Tamudo→Pandiani 【6】(67) Gudjohnsen→【4】 Motta(63)
De La Pena→Jonatas 【5】(79) Iniesta→【sc】 Oleguer(85)
Entrenadores
Ernesto Valverde 【7】 【4】 Frank Rijkaard
Tarjetas
Rufete (32) Marquez (43)
Velasco (45) Puyol (61)
Tamudo (57)  
Luis Garcia (73)  
Moises (75)  
Pandiani (82)  
Riera (83)  
Sergio (86)  
Arbitro
Dauden Ibanez (Aragones)
名前の次の数字は評価点:平均【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 6 8 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
6 11 17 Tiros a puerta 12 6 6
4 5 9 Ocasiones de Gol 4 2 2
      Corners
    3 Fueras de juegos 1
11 19 30 Faltas 20 14 6
% 39% Posesion del Balon 61% %
Formacion
Titular Final
ロナルディーニョが復帰。左ラテラルはジオ。デコは負傷のため、大事をとってお休み。後半、ジュリに替わってサビオラが入り、グジョンセンと2トップのような形。グッディが下がってからは、イニエスタが右へ。モッタはインテリオールとしてプレー。さらに最後はイニエスタが負傷交代、スクランブルでウラゲールが中盤へ入り、チャビが右へ流れている。
先発 終了時
Goles
Luis Garcia (30)
  Saviola (60)
Tamudo (65)
Rufete (91)
   
Reporte

あらゆる点で、エスパニョールが上回ったデルビー。

結果を見れば一目瞭然、バルサの完敗。前節、カーサで敗れて後がないエスパニョールが、プレーへの熱さ、自信などすべての面でバルサを凌駕していた。バルサ側が勝っていたポイントを見つけ出すのは、そう簡単ではない。少なくとも、グループとしては完全に負けていた。

前半のいくらかの時間帯は、バルサにもやや流れがきているときもあった。しかし決定的といえるチャンスは一つとして作れず。唯一の可能性は、ロナルディーニョのフリーキックくらいだった。10分、惜しくもロニーのシュートはクロスバー直撃。

ペリコたちは、自分たちの長所をよく分かっていた。どうすればチャンスが作れるのかを、よく自覚していた。彼らの攻撃の中心線は、デラ・ペーニャとタムード。"リトルブッダ"から右へ左へ中央へと効果的なパスが散らされ、右のルフェテ、左のリエラが簡単にサイドをえぐる。そして中央のタムードが最後の仕事をする。バルサはどうもチェックが甘く、彼らのプレーを止められない。特に両サイドは、やられ放題だった。

先制点もサイドの崩しから。バルサの左サイドをタムードに深くえぐられ、折り返したところをルイス・ガルシアが軽くファーへ流し込んでのゴール。プジョルが抜かれ、エヂミルソンのマークも及ばず。さらには41分にも同じようにタムードにセンタリングを入れられるなど、守備がとにかく緩かった。バルサは前半ロスタイム、ともにエヂミルソンが絡んでの惜しいシーンはあったが、最後の詰めが甘し。

 

そして後半、バルサのパフォーマンスはさらに低下する。選手たちの動きはより鈍くなり、パスのミスが多くなり、チャンスは作れない、ピンチは増えるの悪循環。ヘタフェ戦のダメバルサがまたも、甦ってしまっていた。前半もそうだったが、流動的な動きがないため、パスが単調となり、相手は簡単に次を予測できる。どうしちゃったのよというくらい、運動量の少ないバルサ。

唯一の見せ場は60分、サビオラの同点弾。サビオラが相手デフェンサの壁を振り切り、エリア正面からのミドルシュートが、ゴール左端に突き刺さったのだ。しかしそれでもバルサは流れを取り戻すことができず、わずか5分後には追加点を奪われてしまう。

左サイドをセルヒオ・サンチェスに楽々と駆け上がられ、真ん中で待っていたタムードがウルトラ級にフリーのヘディングシュート。ノーマークでセンタリングを上げさせ、ノーマークでシュートをさせれば、ネットを揺らされても不思議はない。ライカーが思わずベンチを割ってしまったのも、気持ちは分かる。

バルサは同点にするため前に出ざるを得なくなり、オマケに守備も効いてないので、カウンターを食らえばピンチの連続。特に80分ごろのパンディアーニの2つのシュート(ミドルとヘッド)は、いずれも入っていておかしくなかった。パンディアーニにもう少し運があれば、という話。

しかし結局ロスタイム、カウンターからルフェテにとどめを刺されて全て終了。ロナルディーニョの復帰もチームにとっては特効薬とはならず、次以降に多くの課題を残しての敗戦となった。中盤での圧力の欠如、まずは第一にここを修正していかなければならない。