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Liga de Campeones : Jornada 6

ゆとりの逆転勝利。ボージャンのゴールだけ無く。

FCBarcelona Stuttgart
3 1
12 de Deciembre - Mie 20:45.h
Camp Nou : 52,761
Joquera 【5】 【6】 Schafer
Puyol 【6】 【5】 Osorio
Thuram 【5】 【5】 Tasci
Milito 【6】 【5】 Delpierre
Sylvinho 【6】 【4】 Boka
Marquez 【6】 【4】 Fernando Meira
Xavi 【7】 【6】 Y. Basturk
Gudjohnsen 【6】 【6】 Antonio
Giovani 【6】 【5】 Farnerud
Ronaldinho 【6】 【4】 Ewerthon
Eto'o 【7】 【4】 Marica
Cambios
Gudjohnsen→Bojan 【6】(52) Farnerud→【5】 Hilbert(58)
Eto'o→Iniesta 【5】(62) Y. Basturk→【5】 Meissner(71)
Xavi→Crosas 【5】(70) Marica→【5】 Fischer(72)
Entrenadores
Johan Neeskens 【5】 【5】 Armin Veh
Tarjetas
Marquez (92) Schafer (36)
  Meira (49)
   
   
Arbitro
Stepane Lannoy (Francesa)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
9 3 12 Tiros a puerta 5 2 3
6 4 10 Ocasiones de Gol 5 2 3
    11 Corners 2    
    1 Fueras de juegos 2    
9 3 12 Faltas 7 3 4
% 55% Posesion del Balon 45% %
Formacion
いろんな意味で、サプライズの多いスタメン。大会最年少ゴール記録のかかったボージャンではなくロナウジーニョを起用したことだった。デコは試合直前に怪我をして欠場。最初の交代はグッディに代えてのボージャン。デランテロは4人となっている。ロニーは中央へ。続いてエトーがベンチに下がり、イニエスタ投入。最後はチャビに代えてのクロッサス。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Antonio (2)
Giovani (36)  
Eto'o (57)  
Ronaldinho (67)  
   
Reporte

スタートは思わぬ“不幸”に見舞われたが、終わってみれば余裕の逆転勝利。

いわゆる消化試合であるシュツットガルト戦、世間の関心はボージャン・ケルキッチがチャンピオンズ大会最年少ゴールを決めるかどうかに集まっていた。しかしベンチ入り禁止のライカーに代わって指揮をとったニースケンスは、ボージャンでは無くロナウジーニョを選択。先発確実と思われていただけに、一同驚いた。

試合は先週末のデポルティーボ戦同様に、バルサにとってしんどい始まりとなる。わずか2分、エリア右20数メートルからのフリーキックがバーを直撃し、ジャンプしたジョルケラに当たって入るという“事故”発生。なんともツイてない失点だ。これにてシュツットガルトは、例外なく自陣に引いて守る作戦を決行してくる。

相手が引いたので、試合の主導権はバルサにあった。いつものごとく、ボールを展開するアスルグラーナ。しかし悲しいことに、こちらもいつものごとく、もう一歩のところでの詰めが甘い。失点直後の4分、バルサは同点にせねばならない場面を得る。相手の不用意なエリア前での横パスをエトーがかっさらい、GKシャファーと1対1になるのだ。だがこれはシャファーの壁に阻まれゴールならず。

シュツットガルトのカウンターを防ぎながら、攻めるバルセロナ。15分には中央のロナウジーニョから右のジョバニへパスが渡り、メキシカンはそのままGKに勝負を挑むが敗北。ファーサイドにグジョンセンがフリーでいただけに、パスを選んでもよかった。この日のロニーは活力があり、いい動きをしていた。35分の同点弾も、彼の左サイドでの頑張りから。プレスをかけてボールを奪うと、エリアに切れ込んでラストパス。これにジョバニが合わせ、1-1としたのだ。ジョバニ、公式戦初ゴールおめでとう。ハンド気味ではあったけれども・・・。

前半終了間際にはロナウジーニョの素早いリスタートからエトーがゴール前でフリーでシュートを放つも、これは惜しくもポスト右。

 

後半7分、ニースケンスはグジョンセン(ナイスゲーム)に代えてボージャンをピッチに送り込む。ゲームは変わらず、バルサが支配していた。そして57分には、訪れるべくして訪れたバルサの追加点。自陣でチャビがボールを奪うと、そのまま一気にドリブルで侵攻。エリア付近にて後ろから追い抜いたエトーにボールを渡すと、カメルーン人ストライカーは軽いタッチでデフェンサを振り払い、強烈なシュートをネットに突き刺した。エトー、チャンピオンズで15ヶ月ぶりの復活ゴール!

エトーはこれにてお役御免となり、イニエスタと交代。この日のバルサは、リードを奪ってからもアクセルは緩めなかった。なによりも主役の座に加わりたがっていたのは、ロナウジーニョだった。そして67分、ついにガウチョ待望の瞬間は訪れる。ジョルケラ、チャビ、ロニー、チャビ、イニエスタ、シルビーニョとボールをつなぎ、シルビーニョが一気にゴール前にグラウンダーのクロス。これに勢いよくニアに雪崩れ込んだロナウジーニョがスライディング、3-1となり勝負はついた。

となれば、あとはボージャンへのサービスタイムだったのだが、残念ながら記録達成の時は訪れなかった。次の機会に持ち越すしかないが、決勝トーナメントとなるだけにあまり期待はできそうにない。とりあえずは断固たる勝利によるモラル上昇と、勝利ボーナス60万ユーロを手にしたことで満足しよう。