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Copa del Rey 1/2 Final : Ida

まずまずのスコアにて、決勝行き列車へ片足を乗せた。

FC Barcelona RCD Mallorca
2 0
5 de Febrero - Jue 21:30 h.
Camp Nou : 52,932
Pinto 【6】 【6】 Lux
Alves 【7】 【5】 Scaloni
Marquez 【7】 【6】 Josemi
Pique 【6】 【5】 Nunes
Sylvinho 【6】 【5】 Ayoze
Toure 【6】 【5】 Mario
Iniesta 【7】 【5】 Cleber
Gudjohnsen 【5】 【5】 Corrales
Hleb 【5】 【5】 Castro
Henry 【7】 【5】 Trejo
Bojan 【7】 【5】 Webo
Cambios
Gudjohnsen→Busquetes 【6】(54) Corrales→【5】 Marti(57)
Henry→Messi 【6】(54) Webo→【5】 Jurado(69)
Bojan→Eto'o 【sc】(85) Castro→【5】 Aduriz(76)
Entrenadores
Pep Guardiola 【6】 【5】 Gregorio Manzano
Tarjetas
Toure (22) Webo (6)
Henry (44) Ayoze (26)
  Corrales (32)
  Josemi (72)
  Mario (75)
  Nunes (84)
  Trejo (90)
Arbitro
Muñiz Fernandez (asturiano)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2 Tarjetas Amarillas 7 4 3
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
    15 Tiros a puerta 7    
      Ocasiones de Gol      
    5 Corners 6    
    1 Fueras de juegos 0    
    14 Faltas 21    
% 61% Posesion del Balon 39% %
Formacion
週末のリーガで出場停止のピケ、マルケスらが先発。コパにしては珍しく、アンリも名を連ねている。最初の交代はグジョンセンに替えてのブスケツで、同じ位置での交代。続きまして、アンリをベンチに下げ、またまたメッシが途中出場。フレブが左へ移った模様。最後は、ボージャンに替えてエトー投入。映像未確認のため、詳細不明。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Henry (34)  
Marquez (72)  
   
   
   
Reporte

 

この日のバルサは、出足が悪かった。平日の寒い夜、スタンドは半分ほどしか埋まらない。それでやる気が出ないわけじゃなかろうが、序盤はパスミスが目立ち、マルケスから苦し紛れのロングパスもしばし見られていた。

バルサのボール支配は明らかだった。警戒するマジョルカは、ほとんど自陣から出てこない。だがボールを持てても、チャンスを作れなければ、あまり意味はない。最初の決定機は8分、ボージャンの個人技によるものだったが、これはシュートが不発。バルサがリズムに乗り出すのは、25分を過ぎた頃からとなる。

27分にはトゥレ・ヤヤが惜しいヘディングシュートを放ち(GKルクスが好セーブ)、29分にはアンリとのコンビネーションから放たれたイニエスタのシュートが、わずかにポスト左。そして34分、先制点の瞬間が訪れた。我らが“コパの王子様”ボージャンによる右からのクロスを、アンリが頭で合わせ、マジョルカゴールにねじ込んだのである。

 

ペップは後半、さらにリードを広めようとしていた。後半開始と共にメッシ、ブスケツにアップを命じ、54分には2枚同時交代。グジョンセン、そして殊勲のアンリを下げ、彼らを送り出した。大拍手で応える、スタンドのファン。ペップにしては珍しい采配である。

メッシが入ることで、バルサのリズムは変わっている。いろんな意味で、影響力のでかい選手。彼がいることで、チャンスは目に見えて増えるのだ。63分にはイニエスタとのコンビネーションから、65分には個人技の突破から好機を演出。71分にも、惜しい場面を作り出している。

しかし追加点はメッシでもボージャンでもなく、アステカの皇帝マルケスだった。72分、イニエスタがもらったエリア正面でのフリーキックを、豪快に突き刺してのゴール。壁の上を越え、ルクスのジャンプ空しく、ボールはゴール左隅にズバッと決まった。

2-0となったことで、バルサはアクセルを緩めた。3点目を狙うよりも、無失点で切り抜けることを選択。3-1よりも、2-0で上等だ。マジョルカはなんとか一矢報いようと攻撃的な選手を送り込むが、バルサはそれをのらりくらりとかわす。結局、マジョルカには決定機を許すことはなかった。

試合はそのままのスコアで終了。1ヵ月後、ソン・モイシュでの第2戦が残ってはいるものの、両チームの状況からすれば、バレンシアでの決勝行き切符を半分以上手にしたのは間違いない。過去2年のような失敗をすることもないだろう。次も気を引き締めていけば、大丈夫。この調子だ。