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Liga Española : Jornada 26

6試合ぶりの勝利。内容的にはゴレアーダ。エトーSHOW。

FCBarcelona Athletic Bilbao
2 0
7 de Marzo - Sab 20:00 h.
Camp Nou : 75,074
Valdes 【7】 【7】 Iraizoz
Puyol 【7】 【5】 Iraola
Marquez 【6】 【5】 Gurpegi
Pique 【7】 【5】 Amorebieta
Sylvinho 【6】 【5】 Koikili
Busquets 【7】 【5】 Orbaiz
Xavi 【6】 【5】 Javi Martinez
Iniesta 【8】 【5】 Susaeta
Messi 【7】 【5】 Gabilondo
Henry 【6】 【5】 Yeste
Eto'o 【7】 【5】 Llorente
Cambios
Iniesta→Gudjohnsen 【5】(82) J. Martinez→【5】 Toquero(46)
Puyol→V. Sanchez 【sc】(91) Llorente→【5】 Garmendia(60)
  Orbaiz→【sc】 Muñoz(75)
Entrenadores
Pep Guardiola 【6】 【5】 Joaquin Caparros
Tarjetas
Eto'o (51) J. Martinez (24)
Iniesta (59) Orbaiz (47)
Busquets (70) Amorebieta (60)
  Toquero (86)
   
   
   
   
Arbitro
Undiano Mallenco (navarro) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 3 3 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
7 15 22 Tiros a puerta 6 2 4
3 10 13 Ocasiones de Gol 1 0 1
2 3 5 Corners 1 0 1
2 1 3 Fueras de juegos 5 3 2
    15 Faltas 25    
% 68% Posesion del Balon 32% %
Formacion

アルベスとカセレスは出場停止。イニエスタとチャビによる中盤編成は先発としては22節ヒホン戦以来となる。ピボッテはブスケ。前線は不動のトリデンテ。交代はイニエスタに替えてのグジョンセンで、同じ位置同士。ゲーム終了間際にプジョルが負傷し、ビクトル・サンチェスと交代している。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Busquets (17)  
Messi (31pk)  
   
   
   
   
Reporte

 

バルサに久々にスペクタクルが帰ってきた。出場停止となるアルベスの不在が不安視されたが、穴を埋めたプジョルが何かと活躍でスタンドは喝采。後半はゴールチャンスだらけであり、大ゴレアーダ祭りとなっていてもおかしくはないゲームだった。

序盤は、比較的静かな展開だった。バルサ、アスレチック共にこれといった決定機を作ることなく、じっくりとボールを回している。ゲームが賑やかになってきたのは、15分を越える頃から。16分、最初のチャンスはビルバオが手にしている。ボールをカットされてのカウンターから、ジェステに1対1のシュートを許してしまったのだ。しかしこれは枠を捉えず、クレは胸を撫で下ろす。

あれが決まっていれば、バルサは苦しくなっていただろう。だがその直後の17分、エリア左、チャビによるフリーキックにブスケが頭で合わせてあっさりと先制に成功。スタジアムの雰囲気は、これでぐんと明るくなる。今季はセットプレーから、実によくゴールが決まる。ブスケはこれが、リーガでの初ゴール。

ゲームの主導権はバルサががっちり手中に収めた。ビルバオはハードなタックルで、それに対抗するしかない。審判はもっと、厳しくカードを出してもいいところだ。中盤で輝いたのはイニエスタ。水曜に怪我から復帰した彼だが、やはり存在感はピカ一である。31分にはドリブル突破でエリア内に侵入し、アスレチックのファールを呼び込みペナルティゲット。これをメッシが、落ち着き払った緩いキックで決めている。2-0。

その後、数分間はアスレチックがバルサゴールに迫る。シュート数だけでは、彼らが上回っていた時間帯もあった。しかしフィニッシュの精度は高くなく、バルデスが脅かされるまでには至らなかった。逆にバルサは39分、プジョルのクロスにファーのエトーがチレーナで合わせるという場面も。ボールは惜しくも枠を捉えなかったが、これがエトーシュート失敗数え歌の序章となろうとは、まだ予想だにしていなかった。

 

後半は、ゴールチャンスだらけだった。決定機だけでも、およそ10回を超える。半分、いや1/3でも決まっていれば、余裕のゴレアーダになっていた。しかしこの日は、エトーもアンリもシュートが打てども打てども入らない。ポストに弾かれ、クロスバーに嫌われ、GKゴルカにセーブされ、とにかく彼らの日ではなかったのは間違いない。ボールが意地でも入ろうとしなかったのだ。

チャンスリサイタルは、47分のイニエスタ必殺ポスト直撃弾から始まっている。そして、次からはエトーのSHOWタイム。52分にはヘディングがゴルカによって弾き出され、54分にはメッシがゴールライン際まで切れ込んでからくれたパスに合わせるも、またもゴルカが至近距離からセーブ。嗚呼、ゴルカ頑張りすぎ。

さらに55分には右コーナーからピケがフリーで強力なヘディングシュートを放つのだが、これをイラオラがぎりぎりのところで頭でクリア。56分にはまたも右コーナーからアンリ、ピケ、エトーと連続でシュートチャンスを掴むも、ビルバオ守備陣が執念でこれらをブロックしている。最後のエトーシュートは、大きく枠の上。

まだ終わらない不運。65分にはプジョルの狙いすましたパスにエトーはゴール正面で合わせているのだが、今度こそ入ったかに思えたこのシュートも、無情にもクロスバー直撃。ここまでくると、こういう日はもう絶対に入らないものだ。

そして73分と77分には連続してアンリがシュートに失敗、あんたもか、とスタンドをどよめかせ、ショーの終わりもやっぱりエトー。87分、チャビのスルーパスに抜け出し、ゴルカと1対1の勝負に持ち込むのだが、力強く放ったシュートは左ポストに弾かれエトーは天を仰いだ。どんまい、そんな日もあるさ。試合後のエトーのコメント。「3時間やっても、ゴールは入ってなかったやろう」

そんなこんなで、スコアは2-0のまま終了。だが観客たちは久々に見た良いフットボルに満足し、何度も「うぃっ!」と立ち上がれたことを楽しんだ様子だった。最後、同時進行のベルナベウにてフンテラールが同点ゴールを決めたのは残念な知らせではあったが(1-1)、バルサとマドリーの差は再び6ポイントに拡大。バルセロニスモは何週間ぶりかに、平穏な日々を送れそうだ。ここから、3月の反転攻勢といきたい。