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Liga Española : Jornada 27

引くアルメリアに苦労したが、ボージャンの連続2ゴールで勝負あり。

Almeria FCBarcelona
0 2
15 de Marzo - Dom 21:00 h.
Los Juegos Mediterraneos : 9,300
Diego Alves 【7】 【6】 Valdes
Bruno 【5】 【7】 Alves
Acasiete 【5】 【5】 Marquez
Pellerano 【5】 【6】 Pique
Mane 【5】 【6】 Sylvinho
Juanito 【5】 【6】 Toure

Iriney 【5】

【6】 Xavi
Juanma Ortiz 【5】 【5】 Keita
Crusat 【5】 【6】 Messi
Kalu Uche 【5】 【7】 Iniesta
Negredo 【4】 【7】 Bojan
Cambios
Juanma Ortiz→Jose Ortiz 【5】(64) Bojan→【5】 Eto'o(67)
Juanito→Corona 【5】(68) Keita→【5】 Gudjohnsen(80)
K. Uche→Piatti 【5】(76) Iniesta→【sc】 Hleb(83
Entrenadores
Hugo Sanchez 【5】 【6】 Pep Guardiola
Tarjetas
Acasiete (21)  
Pellerano (73)  
Juanma Ortiz (76)  
Negredo (85)  
   
   
Arbitro
Mejuto Gonzalez (asturiano) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 3 4 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
1 1 2 Tiros a puerta 14 6 8
1 0 1 Ocasiones de Gol 5 2 3
2 3 5 Corners 5 0 5
0 1 1 Fueras de juegos 3 3 0
9 4 13 Faltas 10 6 4
34% 28% Posesion del Balon 72% 66%
Formacion

エトーとアンリがベンチスタートとなり、ボージャンが先発となっている。前線左にはイニエスタが入り、中盤はケイタとトゥレのフエラ仕様。左ラテラルはシルビーニョ起用となった。メッシは中央、イニエスタは中盤に移動することも多かった。最初の交代は殊勲のボージャンに替えてエトー投入。続いて、ケイタに替えてグジョンセン。最後は、イニエスタを下げてのフレブ。いずれも同じ位置同士の交代となっている。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Bojan (53)
  Bojan (56)
   
   
Reporte

 

出番さえもらえれば仕事はやってのける、とボージャンが強烈に存在をアピールした試合。エリア内で守りを固める相手に、ゴレアドールとしての嗅覚を見せ付けた。チームとしての集中力、気合にも問題はなく、スランプはすでに脱したと言える。

前日にレアル・マドリーが勝利していたため、絶対に勝点3が必要とのプレッシャーの下で行われたこの試合。ペップはそんな脅しに怯むことなく、トリデンテのうち二人(アンリ&エトー)をベンチに置くという決断をした。このあたり、確固たる信念が伺える。

アルメリアの戦術は分かりやすかった。エリア内をがっちり固め、カウンター一発に賭ける。ダニ・アルベスにも自由にクロスを上げさせるくらいに、とにかくゴール前に人を割いていた。故にバルサはボールを余裕をもって回せるのだが、エリア内は超密集地帯。最後の仕上げに苦労させられた。そしてGKディエゴ・アルベスの大活躍。前半の彼は、全てを止めるオーラを出していた。

バルサ最初の決定機は10分だった。イニエスタのパスにアルベスが抜け出し、ライン際までえぐってセンタリング。これはDFに弾かれるのだが、こぼれ球がゴール正面のケイタに渡るのだ。ケイタはフリーで強烈なシュートを放つ。しかしこれはディエゴの右手に阻まれた。

続くチャンスは26分、メッシとのコンビネーションから放たれた、ダニ・アルベスのシュート。これはわずかにポスト左に逸れている。35分にはチャビの浮き球スルーに抜け出したメッシが至近距離からシュート。だがこれも、DFアカシエテの懸命のブロックによって阻止されている。

40分を越えた頃からは、バルサの怒涛の攻め。41分には右に展開していたイニエスタが、ドリブルでエリアに侵入し鋭いシュートを放つのだが、これも再びGKアルベスがなんとかクリア。さらにアルベスは43分にメッシの獰猛なるフリーキックを弾き出し、44分にはピケの入ったと思う率95%ヘッドまでもを止めてみせている。神懸っていたといってもいいだろう。

アルメリアは唯一33分、縦パス一本でクルサが抜け出し、バルデスと1対1の場面を作り出しているのだが、トゥレを引き連れての全力疾走に疲れたのか、狙ったバセリーナは大きく枠を外している。これが彼らの前半ただひとつのシュートだった。

 

そして後半、アルメリアの守りに存在感を失っていたボージャンが、輝いてみせた。それまで姿が見えなくとも、ここぞでゴールを決めるのはさすがゴレアドールである。しかも畳み掛けるように、2得点だからやるもんだ。

最初のゴールは、53分に訪れた。メッシとイニエスタがエリア内密集地帯でワンツーを決め、メッシは狙い澄ましたシュートを放つ。これは惜しくも左ポストに跳ね返されるのだが、それをボージャンが拾い、ゴール内へと流し込んだのだ。身体を投げ出すGKアルベスも、間に合わず。嬉しい嬉しい、今季リーガ初ゴール!

2点目は、すぐに訪れた。56分、アルベスがドリブルで持ち込み、エリア内にちょいっとスルーパス。走りこんだメッシからボールを受けたイニエスタがさらに左でフリーだったボージャンへと回し、ケルキッチ少年はフェイントでマークをかわしつつ、シュートを放った。ボールはDFに当たるのだが、これが逆にいいループになるのだから、勢いってのは素晴らしい。

2点のリードを奪ったことで、バルサの勝利はほぼ確定した。あとはアルメリアが出てくるのを待ち、生まれたスペースにボールを送り込んでいけばいいだけ。バルサはアクセルを緩めてじっくりとボールを回し、そのまま相手をいなして逃げ切った。これにて、公式戦3連勝。マドリーの圧力をものともせず、ローテーションを実行しつつ敵地でしっかり3ポイント獲得ことで、チームはますます自信を深めたろう。強いバルサが戻ってきた。そう印象付けるゲームだった。