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Liga Española : Jornada 31

忍耐と辛抱。不利なジャッジにもめげず、確実に勝利。

Getafe FCBarcelona
0 1
18 de Abril - Sab 20:00 h.
Coliseum Alfonso Perez : 16,000
Stojkovic 【】 【】 Valdes
Cortes 【】 【】 Alves
Cata Diaz 【】 【】 Marquez
Mario 【】 【】 Pique
Rafa 【】 【】 Puyol
Polanski 【】 【】 Busquets

Casquero 【】

【】 Xavi
Contra 【】 【】 Iniesta
Gavilan 【】 【】 Messi
Manu del Moral 【】 【】 Henry
Soldado 【】 【】 Eto'o
Cambios
Contra→Granero 【】(46) Henry→【】 Keita(74)
Manu→Albin 【】(65) Eto'o→【】 Bojan(90)
Soldado→Uche 【】(71)  
Entrenadores
Victor Muños 【】 【】 Pep Guardiola
Tarjetas
Contra (35) Busquets (31)
Granero (65) Alves (87)
Mario (71)  
Cortes (79)  
   
   
Arbitro
Turienzo Albarez (castellan-leones) 【3】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 3 4 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
1 0 1 Tiros a puerta 15 7 8
0 0 0 Ocasiones de Gol 8 3 5
0 1 1 Corners 5 2 3
0 2 2 Fueras de juegos 4 3 1
    20 Faltas 9    
26% 31% Posesion del Balon 69% 74%
Formacion

フエラでの難敵との試合ではあるが、トゥレとケイタはベンチスタート。左ラテラルはアビダルではなく、プジョルが務めている。メッシは中央寄りに顔を出すことが多かった。交代はアンリに替え、ケイタを投入。イニエスタが前線に移動している。後半ロスタイム、エトーと交代でボージャン登場。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (19)
   
   
   
Reporte

 

難しいスタジアムでの、難しい試合だった。相手ポルテーロ、ストイコビッチによる好セーブ連発。トゥリエンソ・アルバレス主審の幾つかのミスジャッジ。そして後半になり、激しく打ちつけた雨。展開はバルサにとって、決して歓迎されたものではなかった。しかしそれでも忍耐を失わず、3ポイントを確保するのがカンペオンとなるチーム。本日のバルサは、まさにそれだった。

リーガ残り8試合中、6つに勝利すればタイトルが決まるFCバルセロナ。つまりチャンピオンズ・チェルシー戦までのリーガ3連戦にその半分が懸かっているわけで、鬼トゥールマレ入り口となるこのヘタフェ戦の持つ意味合いは大きかった。当然ペップ・グアルディオラはローテーションは採用せず、ベストメンバーを送り込んでくる。変更はピボッテにブスケを置いたこと、左ラテラルがアビダルではなくプジョルだったことくらいか。

ゲームの入り方こそ慎重なバルサだったが、プレーには非常に集中できていた。組織的に守備を固めるヘタフェを相手に、序盤から決定的なチャンスをいくつも作り出すバルサ。内容はほぼ申し分ないものであり、あとはゴールさえ入っていれば・・・と惜しまれるが、敵守護神ストイコビッチがこの日は大当たりしたのは不運だった。何故に相手ポルテーロは、バルサ戦でいつも爆発するのか。

まずは4分、イニエスタからメッシへの鋭いスルーパスはデフェンサにカットされるが、こぼれ球に詰め寄ったアンリが至近距離からのシュート。これをストイコビッチは、横っ飛びで弾き出した。これで彼は勢いがついたのだろう。続いて14分、スルーパスからティティは再度1対1となるも、オフサイドを気にしてか、緩いシュートをポルテーロは余裕のキャッチ。そして17分のカウンター、チャビのスルーパスにアンリが抜け出すも、壁となり立ちはだかったストイコビッチの右足によりボールは弾かれている。

だがバルサは、そんなことでは諦めない。直後の19分、エトーのパスをエリア右に飛び出したチャビが受けると、中央のメッシへとセンタリング。メッシはデフェンサ3人を引きつけながらも巧みなボールキープであしらい、最後にはネットを揺らしてみせるのだった(0-1)。

待望の先制点をゲットしたバルサは、前半の残り時間もゲームを支配し続ける。ゴールチャンスも盛りだくさん。22分にはエトーのヘディング、27分にはピケのチレーナ、41分にはメッシのコースを突いたシュート。このうち後の2つはいずれも決定的であり、ストイコビッチのパラドンがなければ、普通に決まっていた。内容はバルサが圧倒していた。

 

後半、ビクトル・ムニョスは反撃のために中盤にグラネロを投入。幾分、積極的に前に出るようになる。バルデスに脅威を与えることはそうなかったのだが、少なくともヘタフェ側ピッチでプレーが行われる回数は減った。ドタバタした展開とはいえ、ゲームは拮抗したものと変化。それに伴い、スタンドのファンの応援にも熱が入るようになり、ヘタフェはエネルギーをもらうことになった。

となると、アクシデント的な失点も否定することは出来ない。バルサはどうにかして、勝利を決定付ける2点目がほしかった。それが訪れたのは、80分。ケイタのミドルシュートをストイコビッチが弾き、こぼれ球をメッシが押し込んだのである。しかし、なぜか主審はこれをオフサイド判定。この日はそれまでにも2度、メッシの突破がオフサイドにもなっていたし、前半にもエトーとメッシに対するペナルティ性のタックルが見逃されてもいる。ヘタフェ有利のジャッジがいくつも見られたゲームだった。

なにくそ、とバルサはその後も2点目を狙っていく。だが、どうもゴール運のないゲームだったようで、39分のエトーのシュートはわずかにポスト左に逸れ、44分のエトー弾もまた、左ポストに阻まれている。後者は特にストイコビッチと1対1、普段なら余裕で決めていたシュートだっただけに、今回はエトーの日ではなかったと笑うしかない。わはははは。

ゲームは無事、事故が起こることなくそのまま0-1で終了している。もう少し運があればゴレアーダとなり、省エネも出来ていたところだが、まずは3ポイント確保を祝福するとしよう。忍耐強くプレーした選手たち、よくやった。カンペオンへ向けてまた一歩前進。鬼トゥールマレに向け、弾みのつく勝利となった。