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Liga Española : Jornada 38

今季終了、お疲れ様でした。エトー執念のゴール。

Deportivo FC Barcelona
1 1
31 de Mayo - Sab 21:00 h.
Riazor : 34,000
Aranzubia 【7】 Pinto
Manuel Pablo 【5】 Caceres
Lopo 【6】 Toure
Ze Castro 【7】 Pique
Filipe Luis 【6】 Sylvinho
Sergio 【6】 Keita
Juan Rodriguez 【7】 Xavi
Pablo Alvarez 【5】 Gudjohnsen
Guardado 【4】 Hleb
Valeron 【6】 Bojan
Bodipo 【6】 Eto'o
Cambios
Bodipo→Riki (57) Pique→【5】 Botia(63)
P. Alvarez→Lafita (59) Xavi→【5】 Abraham(76)
Valeron→Verdu (81)  
Entrenadores
Miguel A. Lotina 【5】 Tito Vilanova
Tarjetas
Sergio (53) Bojan (42)
   
   
   
   
   
Arbitro
Medina Cantalejo (andaluz) 【10】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
7 6 13 Tiros a puerta 10 4 6
5 3 8 Ocasiones de Gol 3 2 1
3 4 7 Corners 5 1 4
6 3 9 Fueras de juegos 2 1 1
3 3 6 Faltas 16 8 8
39% 43% Posesion del Balon 57% 61%
Formacion

レギュラー組はエトー、チャビ、トゥレ、ピケのみが出場。多くの主力は、召集も受けていない。フレブは右に張るよりは、メディアプンタ的に動くこと多し。ほぼ4-4-2システム。前線は流動的になっている。交代はピケに替えてボティアと、チャビに替えてアブラアム。二人は共に、これがリーガデビューとなる。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Bodipo (30)  
  Eto'o (90)
   
   
Reporte

 

エトーのピチーチ挑戦以外にはなにも懸かっていないバルサが、ユーロリーグ出場を目指すデポルティボと引き分けにて、今季公式戦全日程を終了した。

この試合、ペップ・グアルディオラ(制裁によりスタンド観戦)にはカンテラ満載チームで挑むという選択肢もあったが、トップチーム控え組による編成を選択した。フレブは特に前半、ひし形中盤の頂点のような配置。ペップバルサとしては珍しい、4-4-2の並びとなっていた。

ゲームは序盤、かなりオープンな展開となっている。シーズン最後に、ファンにいいプレーを提供してお別れしたい気持ちの表れ。しかし凡チーム同士(失礼!)の対戦のため、見せ場はそこそこにあっても、決定力がない。特に気合の入らないバルサはいいところがなかった。

決定機はほぼデポルによるものだった。8分にはボディポのおしゃれなヒールパスから抜け出したグアルダドがピントと1対1となるも、シュートはわずかに枠の外。さらには14分にもパブロ・アルバレスに危ない場面を作られるのだが、ピントがシュートを弾いて防いでいる。バルサはそのカウンターからエトーが単騎突破に成功し、エリア内から強力なシュート!これはGKアランスビアがコーナーに逃れた。

前半はボディポが目立っていた。21分も彼はゴール正面から、右マヌエル・パブロのセンタリングを受けてシュート。これは残念ながらポスト左に抜けるのだが、その9分後、今度はバッチリチャンスを活かした。左サイドのグアルダドのクロスに、ファーのボディポが頭で合わせたのだった。これにはピントも、どうすることもできない。

デポルティボは前半終了間際に、もう一度ビッグチャンス。セルヒオのシュートがクロスバー直撃となり、そのこぼれ球を拾ったパブロ・アルバレスのボレーも、ポストのわずか左を通過した。1-0で前半を終えたのは、バルサにとってはラッキーだった。

 

後半も同じく、オープンな展開で進んでいく。48分、最初の大チャンスはデポル。マヌエル・パブロのクロスを左のグアルダドが折り返し、中央のバレロンがフリーでシュート。正面だったことにより、ピントはどうにか右手一本で弾き出している。その後も両チーム、細かいチャンスの応酬。しかしやはり決め手を欠き、時間の経過と共に、ゲームのリズムは徐々に低下していった。デポルティボは3ポイントを守るべく、エリア前を固めるようになっていた。

バルサはなんとかエトーに点を獲らせようと彼にボールを集めるも、チームとしての予想外の動きがないため、デポルの網にことごとくかかってしまう。ボージャンも時折いいプレーを見せたのだが、やはりいまひとつ精度を欠いていた。そしてそのまま、負けてシーズンにサヨナラかという瞬間、その二人のプレーによってゴールが生まれてしまうのだった。分からないもんだ。

90分、左のボージャンが中央へ移動しつつ、ここぞのタイミングでふわりとしたボールをエリア中央に送り込む。これを後ろから突入して来たエトーが胸トラップで抜け出し、得意のコントロール後、デポルゴールにズドンと鋭いシュートを突き刺した。これでリーガでは今季大台の30得点目。ピチーチはフォルランに譲ったが、ゴールで締めくくれたのは気分がいいだろう。

こうして、ペップバルサによる夢のような08/09シーズンは閉幕した。戦士たちはプレシーズンが始まるまでの1ヶ月、是非とも疲れた身体を癒してほしい。お疲れ様でした!7月にまた会いましょう!