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Copa del Rey : 1/8 final ,Vuelta

あと一歩が足りず、コパにアディオス。ペップ時代初のタイトル失敗。

 

Sevilla FC Barcelona
0

1

13 de Enero - Mie 22:00 h
Sanchez Pizjuan : 35,000
Palop 【5】 Pinto
Konko 【5】 Alves
Dragutinovic 【6】 Pique
Esucude 【7】 Puyol
Fernando Navarro 【5】 Abidal
Jusus Navas 【5】 Busquets
Duscher 【7】 Xavi
Romaric 【7】 Iniesta
Adriano 【7】 Messi
Renato 【5】 Henry
Negredo 【5】 Ibrahimovic
Cambios
Duscher→ Lolo(56) Alves→【5】 Pedro(83)
Adriano→ Capel(64) Ibrahimovic→【5】 Bojan(83)
Romaric→ Cala(91+)  
Entrenadores
Manolo Jimenez 【5】 Pep Guardiola
Tarjetas
Duscher (50) Messi (70)
Lolo (63) Henry (92)
Navas (68) Pique (92)
F. Navarro (83)  
Romaric (91)  
Arbitro
Clos Gomez (aragones) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 5 5 Tarjetas Amarillas 3 3 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
    6(1) Tiros a puerta 14(8)    
    8 Ocasiones de Gol 8    
    5 Corners 8    
    2 Fueras de juegos 1    
    18 Faltas 8    
% 36% Posesion del Balon 64% %
Formacion
ペップの宣言どおり、本気で勝ちにいくフルメンバー。ポルテーロだけピントになっている。交代は終盤に同時に二人。アルベスに替わりペドロが、イブラヒモビッチに替わりボージャンが登場している。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Xavi (63)
   
   
   
   
Reporte

 

難地サンチェス・ピスファンで勝利は収めたものの、1/4ファイナルへ進出するためにはあと1ゴールが足らず。ペップチームがタイトル争いから脱落するのは、これは初の出来事となる。

バルサにとってタイトルに優劣などない。ペップが送り出したスタメンは、それを物語っていた。ポルテーロのみバルデスではなくピントだったが、その他のメンバーは現時点でのベストメンバー。難しいゲームだからといって捨てることなく、豪華な布陣で試合に臨んでいる。

ゲームはまず、セビージャの攻勢で始まった。彼らの激しいプレスにより、バルサは満足にボールを扱うことも出来ない。フエラといえども、バルサが支配率で相手に負けることはそうないが、今回はその数少ない一例となっていた。試合前に降った激しい雨によって重くなったピッチも、セビージャにとって有利だったようだ。

最初の決定機も、セビージャだった。3分と5分、セビージャは2本のヘッドによってピントを脅かしている。どうにか事なきを得たが、バルセロニスタにとっては肝を冷やす瞬間だった。さらに19分、ナバス(?)のゴールが、その直前にピントに対するネグレドのファールがあったとして無効に。第1戦に続き、審判の微妙な判定が今回も飛び出している。

時間の経過と共に、序盤に飛ばしたセビージャの勢いは静まっていった。それと同時に、バルサは少しずつペースを掴むようになっていく。20分をすぎる頃からは、バルサがGKパロップに次々と襲い掛かった。しかし最後の瞬間での精度不足、あるいはパロップの好守により、セビージャのネットは揺らすことは出来ない。27分のイブラヒモビッチのチャンスは、決定的だったのだが。

 

後半はさらにバルサの攻めが続いた。セビージャは自陣で守りを固めていたので、ゲームはバルサ一色といってもいいほどだ。しかしそんなバルサに、立ちはだかったのはパロップである。51分のイブラのバックヘッドも59分のメッシの突破も、ことごとく止めてみせるアンダルシアの守護神。ようやくその壁を破ったのは、63分のチャビのミドルシュートだった。イニエスタのパスを受けたチャビが、エリア際からネットを揺らしてみせたのだ。

さらにその4分後には、メッシがパロップと1対1となってもいるし、69分にもメッシはバー直撃弾を放っている。嗚呼、このあたりがひとつでも決まっていれば。

後半のセビージャのチャンスは、76分のカウンター一発のみだった。ここで気合を見せたのが、偉大なるカピタンプジョルである。カペルからネグレドにキラーパスが渡る直前に、それをずばっとカット。さすがとしか言いようがない。

そしてバルサは追加点を上げることができないまま、時間は経過していった。ペップは終盤間際にボージャンとペドロを送り込むのだが(イブラ、アルベスと交代)、ついにその努力も実らなかった。85分にはまたも、メッシのシュートをパロップがパラドン。スタンフォード・ブリッジやアブダビでの奇跡は今度は起こることなく、審判は試合終了を宣言した。

こうしてチームペップは初めて、タイトル争いから脱落した。ひとつのタイトルを失った今、やるべきことは何が失敗だったのかを分析し、今後に生かすこととなる。教訓を得、同じ過ちを犯さないようにするだけだ。