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Liga Española : Jornada 18

コパ優先のセビージャを粉砕し、首位固め。マドリに5ポイント差。

 

FC Barcelona Sevilla
4

0

16 de Enero - Sab 22:00 h
Camp Nou : 63,274
Valdes 【7】 Palop
Alves 【7】 Konko
Pique 【7】 Dragutinovic
Puyol 【7】 Escude
Abidal 【9】 Fernando Navarro
Busquets 【7】 Marc Valiente
Xavi 【8】 Stakevicus
Iniesta 【8】 Lolo
Messi 【8】 Jose Carlos
Henry 【7】 Navas
Ibrahimovic 【5】 Kone
Cambios
Puyol→ Marquez(46) 【6】 M. Valiente→ Duscher(46)
Henry→ Pedro(63) 【8】 J. Carlos→ Capel(46)
Iniesta→ Bojan(87)【sc】 Konko→ Adriano(60)
Entrenadores
Pep Guardiola 【7】 Manolo Jimenez
Tarjetas
Abidal (63) M. Valiente (36)
Busquts (64) Lolo (48)
  F. Navarro (54)
  Duscher (76)
   
   
Arbitro
Delgado Ferreiro (vasco) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
12 13 25(12) Tiros a puerta 3(0) 1 2
3 7 10 Ocasiones de Gol 1 0 1
    11 Corners 2    
0 3 3 Fueras de juegos 2 1 1
7 4 11 Faltas 12 5 7
% 68% Posesion del Balon 32% %
Formacion
バルデスを除き、3日前のセビージャ戦(コパ)と同じ先発メンバー。最初の交代は頭を打ってめまいのプジョルに替わってマルケス。続いて、アンリに替えてペドロ。最後は、イニエスタに替えてボージャン登場。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Escude (49pp)  
Pedro(70)  
Messi (84)  
Messi (91)  
Reporte

 

コパ敗退直後の、そのコパで悔しい目に遭わされたセビージャを迎えてのリーガでの一戦。バルサは圧倒的なプレーでアンダルシアチームを下し、溜飲を下げた。

直前の試合で、マドリーがサン・マメスにて散っていた。バルサにとって、追手との差を広げる絶好のチャンスの到来である。相手はこの10日間で3度目の対戦となるセビージャ。前の二度の対決では悔しい思いをさせられたこともあり、なにがなんでも必勝!がバルセロニスタの合言葉だった。

試合は前二回とは異なり、バルサペースで進んでいく。その哲学に則り、いつものスタイルで攻撃的に仕掛けるバルサ。ボールは完全に支配下に置き、セビージャに攻め入る隙を与えなかった。セビージャはどうやら来週のコパを優先したらしいメンバー構成でもあったし、そんなことでは気合のフルメンバーバルサに対抗しうるはずもない。

ハーフタイムまで彼らが0-0で持ちこたえられたのは、コパでの対戦と同じく、“聖パロップ”の活躍があったからに他ならない。たしかにセビージャの守りは堅かったが、最後の壁としてパロップがまたも立ちはだかったことが、早期のゴレアーダを回避できた大要因。12分のアンリに対する飛び出し、29分や32分のプジョルヘッド、35分のメッシ弾、と前半だけでもパロップは三度以上チームを救っている。

35分には、元バルサカンテラのマルク・バリエンテによる、メッシに対するラグビー級シャツ引っ張りファールあり。20mほど引っ張り続け、最後に倒したのに黄紙だけとは幸運である。

 

そうして前半をどうにかやり過ごしたセビージャではあったが、それをさらに45分間続けるとなると、さすがに無理がある。アンダルシア防波堤が決壊するのも、時間の問題。その時は49分、少々意外な形で訪れることとなる。エスクデがピケの当たり損ねシュートをクリアしようとして、オウンゴールとしてしまうのである。右からセンタリングを上げたのは、マルケスだった。

序盤6分にイブラヒモビッチ(この日はいまいちの出来)のシュート失敗に始まり、“聖パロップ”の活躍。バルセロニスタの脳裏にほんの少し過ぎっていた嫌な予感も、このゴールによって吹き飛ばされた。あとはイケイケどんどん、とどめを刺すための追加点を狙うだけとなる。

しかし、二点目は思ったよりも後の出来事となった。またまた“聖パロップ”が気合を見せ、50分と67分のメッシ、53分のアンリとバルサの決定機を封じ込めるのだ。このバルサとの三試合で、彼は一体どれだけのシュートを弾き返したのか。敵ながら、あっぱれ。

そんなセビージャの守護神をさくっと攻略したのが、ゴールハンター・ペドロだった。63分にアンリに替わって登場すると、70分にはゴールを決めてしまうのだから、彼の得点感覚はおそろしい。チャビの鬼スルーパスに抜け出し、詰めて来たパロップを見てのバセリーナ。クラックのゴールだった。

2点のリードを手にし、バルサの勝利は決定的となった。あとはギガクラックであるレオ・メッシが、その足によってゲームを締めくくるだけだった。そこで1点ではなく、2点決めてしまうところがメッシのほかとは違うところといえよう。まずは84分、アルベスからのクロスをエリア中央で受け、ためらうことなくズバッとゴール右端へ。続いて91分、アビダル(本日のMVP!)からのスルーパスを受けてドリブル単独突破、パロップも攻略してのシュートを再びゴール右端に流し込んだ。メッシはこれでバルサ通算101ゴール。最年少での100ゴール到達となる。

ゲームはこうして4-0で終了した。久々のカンプノウでのフィエスタだ。マドリーのつまづきをきっちり活用し、これで彼らとの差は5ポイントに拡大。バルサらしく勝利し、少し萎んでいた雰囲気も一気に回復した。コパの失敗などなんのその。これが王者のフットボルだ!