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Liga Española : Jornada 25


主力4人が不在でも、勝っちゃう王者の強さ。

 

Mallorca FC Barcelona
0

3

26 de Febrero - Sab 20:00 h
Son Moix
: 21,227
Goles
  Messi (38)
  Villa (57)
  Pedro (66)
Titular
Aouate 【6】 Pinto
Cendros 【7】 Adriano
Nunes 【7】 Pique
Ruben 【7】 Abidal
Ayoze 【6】 Maxwell
Joao Victor 【7】 Busquets
Pep Llluis Marti 【7】 Iniesta
Nsue 【8】 Keita
De Guzman 【8】 Messi
Casto 【7】 Pedro
Webo 【8】 Villa
Cambios
J. Victor→ Pereira (61) Pedo→【6】 Afellay (70)
Castro→ Aki Ienaga (69) Villa→【6】 Bojan (70)
De Guzman→ Segio Tejera (72) Adriano→【sc】 Montoya (85)
Entrenadores
Michael Laudrup 【7】 Pep Guardiola
Tarjetas
Mati (59)  
Arbitro
Velasco Carballo (madrileno) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 2 7 Tiros a puerta 8 3 5
1 0 1 Ocasiones de Gol 6 3 3
2 3 5 Corners 2 0 2
0 1 1 Fueras de juegos 4 2 2
6 7 13 Faltas 9 4 5
26% 27% Posesion del Balon 73% 74%
Formacion
バルデス、プジョル、チャビが負傷欠場、アルベスがカード制裁。代わりにアドリアーノとケイタが先発出場となっている。ピントは前節に続いての守護神。最初の交代は、0-3となった終盤。ペドロとビジャがお役御免となり、アフェライ&ボージャンのフレッシュコンビが登場した。最後、アドリアーノに替わって出たモントーヤは、これがトップチームデビュー。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (38)
  Villa (57)
  Pedro (66)
Reporte

監督の信頼に選手が応え、きっちり逆風を押しのけた。

プジョルに続いてバルデス、チャビが怪我人リストに加わり、アルベスまでもが出場停止というこのマジョルカ戦。相性は悪くないとはいえ、ソン・モイシュでの試合は苦戦が予想され、事実、序盤はそういった苦しい展開となった。

ペップ・グアルディオラのドリームチームの同僚、ミカエル・ラウドルップ率いるマジョルカは試合開始から非常にハードにバルサに挑んできた。ピッチ上のあらゆる箇所でプラスを仕掛け、バルサに全く自由にボールを操らせない。欠場者(特にチャビ)の影響もあり、序盤はあっぷあっぷといったところだった。16分、コーナーで合わせたウェボのヘッドが、枠内に飛んでいたらヤバかった。

だが序盤の苦しい時間帯を乗り切ると、バルサは徐々にボールを有効に回せるようになっていく。じわじわと、メッシが存在感を現していくのである。ギガクラックは30分、イニエスタ(カピタン!)とのコンビネーションからのシュートこそ珍しく外しはしたものの、次のチャンスは逃さない。37分、ペップ絶賛のケイタから見事な浮き球パスが繰り出され、裏へ抜け出したレオが頭で浮かせたボールは、GKアワテの頭上をふわりと超えネットへ吸い込まれていったのだ。ラウドルップのパスをロマーリオが決めたかのような、そんなゴールだった。

試合後にペップが「かつてないほどにゲームに入るのに苦労した」と語った前半だったが、このメッシのゴールによってチームはホッとひと息。さらにハーフタイムを経て、本来の姿を取り戻すのである。

 

後半、バルサは前半とは見違えるような出来だった。本当の意味でボールを支配し、マジョルカがボールを追おうとしても、バルサはその圧力を、ひらりひらりとロンドによってかわしていった。じりじりと自陣深くへ押し込まれていくマジョルカ。そして同点ゴールを狙いたい彼らがラインを上げたとき、その瞬間を待っていましたとばかりにバルサは必殺のパスをライン裏へと送り込むのだ。

57分、ブスケツのスペースへのパスにビジャが抜け出し、アワテとの1対1にも落ち着いて勝利。グアッヘは無人となったゴールへボールを流し込み、スコアは0-2となった。

このビジャの2点目で事実上勝負は決着したが、さらに"ここに我あり!"とアピールをしたのがMVP三銃士の最後のひとりペドロである。66分、この日は主に左サイドを戦場としていたペドロがエリア左角あたりから、豪快なミドルをぶち込んで見せるのだ。このシュートに意表を突かれたのは、アワテだけではなかった。観客もまた、度肝を抜かれるゴールだった。

余裕の3点リードを確保してしまえば、あとは4日後のバレンシア戦のことを考えればいい。グアルディオラはペドロとビジャをベンチに下げ、フレッシュなアフェライとボージャンをピッチに解き放った。73分にはアフェライのパスを受けたイニエスタがエリア内に迫力ある突破をみせたが、シュートは惜しくもサイドネットに刺さっている。

バルサはその後もマジョルカにチャンスを作らせることなく、85分にはモントーヤがトップデビューを飾るというおまけつき。序盤は苦しみながらも最終的には3ポイントを確保し、王者の風格を見せ付けた。

他方、この直後のリアソールではマドリーが風格を示すことなく、リアソールにて予想どおりに失敗。苦手のフエラでやっぱりポイントを落とし、バルサとのポイント差が再び7へと拡大している。