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Liga Española : Jornada 36


きっちり1ポイント獲得でリーガ3連覇達成!

 

Levante FC Barcelona
1

1

11 de Mayo - Mie 19:00 h
Ciutat de Valencia
: 20,473
Goles
  Keita (27)
Caicedo (41)  
Titular
Munua 【6】 Valdes
Javi Venta 【5】 Alves
Ballesteros 【6】 Mascherano
Nano 【5】 Pique
Juanfran 【5】 Abidal
Iborra 【5】 Busquets
Xavi Torres 【5】 Xavi
Pallardo 【6】 Keita
Xasco Nadal 【5】 Messi
Caicedo 【5】 Afellay
Valdo 【5】 Villa
Cambios
Caicedo→ Stuani (74) Abidal→【5】 Fontas (62)
Pallardo→ Larrea (81) Villa→【sc】 Pedro (86)
   
Entrenadores
Luis Garcia 【6】 Pep Guardiola
Tarjetas
Iborra (67) Pique (64)
Arbitro
Paradas Romero (andaluz) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
6 0 6 Tiros a puerta 11 6 5
3 0 3 Ocasiones de Gol 5 3 2
0 2 2 Corners 3 3 0
      Fueras de juegos      
5 6 11 Faltas 4 2 2
22% 22% Posesion del Balon 78% 78%
Formacion
プジョルは再びスタンド観戦。なんとアビダルが早くも先発復帰!のサプライズ。イニエスタとペドロがベンチスタートとなり、ケイタとアフェライが先発に名を連ねた。最初の交代はお疲れ様のアビダルで、フォンタスと替わってベンチへ。ふたりめで最後はビジャに替わってペドロ。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Keita (27)
Caicedo (41)  
Reporte

ミッション・コンプリート!6年前と同じスタジアム、同じスコアでリーガ3連覇達成!レバンテとバルサの、不思議な縁。

この優勝確定試合に、ペップ・グアルディオラは少々の修正を加えながらも、安心と信頼のメンバーを送り込んできた。驚きだったのは、エリック・アビダルが早くも先発に戻ってきたこと。3分、21分、62分と、確実にアビさんはプレー時間を増やしている。ペドロと、この日が27歳の誕生日であるイニエスタはベンチから試合を見守った。

対するレバンテは、プリメーラでの残留がほぼ手に入っている状況。主たる狙いは引き分けにあり、運よく勝てればOKというプランでバルサ戦に臨んでいる。つまりはボールはバルサに譲り、連係した守りで失点を許さないという戦い方。これがけっこう、上手く機能することになるのだ。

レバンテにスペースを消されたバルサは、相手陣内で効果的なボール回しを行うことができず、得点機どころか、シュートを放つところまでもたどり着かなかった。チャビもメッシもビジャもこの日はいまひとつ。ボールは回すものの、ただ回すだけという時間が長々と続いた。

序盤のシュートシーンは、レバンテばかりという珍しい事象がこのゲームでは発生している。肝を冷やすとまではいかないものの、それなりのゴールチャンスは手にしているレバンテ。前線でターゲットとなるカイセドが、存在感を発揮していた。

なんとか状況を打開したいバルサ。ここでそのなんとかをやってくれたのが、さすがのチャビ・エルナンデスだった。27分、ケイタが前方へとダッシュを開始しているのを見逃さず、エリア内へとロングボールを供給。これをケイタがジャンプ一番得意の頭で合わせ、ボールはゴール左隅へと吸い込まれていくのである。

スコアが0-1となった後も、試合模様に特に変化は見られなかった。バルサがさほど怖くないパスを回し、レバンテは引いてカウンターのチャンスをうかがい続けた。そして彼らが待っていたバルサのエラーが、前半終了前に発生するのだ。41分、イボーラから前線のカイセドへ向けなんてことのないボールが送り込まれ、これに対応しようとしたピケとバルデスがエリア際でお見合い。カイセドがボールをまんまと奪い取り、無人のゴールへとシュートを流し込んだ。

 

そして後半、もしもの事故を回避するため、バルサは勝ち越し点を狙い攻めていく。前半同様、ボールは軽快に回ることはなかったものの、それでもチャンスはいくつか作り出したペップチーム。アフェライのミドルシュートも惜しかったのだが(52分)、もっと惜しかったのは57分のメッシのシュートだ。ゴール正面で縦パスを受けると、ひらりひらりとレバンテ選手をかわし、単騎エリア内に侵入してのシュート!嗚呼しかし、ボールは意地悪なポストに弾かれてしまうのである。

62分になると、ペップはアビダルに替え、フォンタスをピッチに送り出した。アビさんはこのシウタ・デ・バレンシアのスタンドから、大きな拍手を受けつつベンチへと下がっている。

ゲームはその後、72分に再びメッシが変態的な個人技から際どいシュートを放っているのだが、特にこれといった盛り上がりもなく時計の針を進めている。そして時間が経過するにつれ、一致していく両チームの利害。バルサは1ポイントあれば優勝が決まり、レバンテもまた、残留に向け引き分けは悪い結果ではなかった。バルサは主に自陣でボールを展開し、レバンテはそれを頑張って追おうとはしない。後はもう、試合終了の笛をただ待つだけだった。

こうしてペップチームは、待望だったリーガ優勝を確定。スタンド観戦していた選手たち、コーチ陣もみんなでピッチへと出て行き、大きな輪を作って喜びを爆発させた。その嬉しそうな表情から、彼らがこの瞬間をどれだけ心待ちにしていたのかが察せられる。

これにて2010/11シーズンのリーガ優勝争いは閉幕。あとはバルセロナで凱旋パレードを行い、ちょっとひと息を付いたら、いよいよウェンブリーへの準備開始だ。おめでとう、選手たち!本当によくやった、ペップチーム!ムーチャス・グラシアス!