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Supercopa de España : Ida


内容まだまだ、結果上々。ベルナベウでの無敗継続。


Mou Madrid FC Barcelona
2

2

14 de Agosto - Dom 22:00 h
Santiago Bernabeu
: 79,800
Goles
Ozil (13)  
  Villa (35)
  Messi (45)
Xabi Alonso (78)  
Titular
Casillas 【8】 Valdes
Sergio Ramos 【6】 Alves
Pepe 【6】 Mascherano
Carvarlho 【6】 Abidal
Marcelo 【6】 Adriano
Xabi Alonso 【6】 Keita
Khedira 【5】 Thiago
Di Maria 【7】 Iniesta
Ozil 【7】 Messi
Ronaldo 【8】 Alexis
Benzema 【8】 Villa
Cambios
Di Maria→ Coentrao (53) Thiago→【7】 Xavi (57)
Khedira→ Callejon (57) Adriano→【6】 Pique (61)
Benzema→ Higuain (81) Villa→【7】 Pedro (72)
Entrenadores
Jose Mourinho 【7】 Pep Guardiola
Tarjetas
Khedira (32) Alexis (53)
Xabi Alonso (78) Alves (90)
Marcelo (90)  
Arbitro
Teixeira Vitienes (cantabro) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3 Tarjetas Amarillas 1 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
10 7 17 Tiros a puerta 4 2 2
4 3 7 Ocasiones de Gol 2 0 2
5 4 9 Corners 2 2 0
2 1 3 Fueras de juegos 3 2 1
    26 Faltas 14    
% 48% Posesion del Balon 52% %
Formacion
おおよそ予想どおりのスタメン。ピケ、ブスケツ、チャビ(ともにコンディション不良)、ペドロらがベンチスタート。アレクシスがデビュー戦にて先発となった。中盤の指揮者はチアゴ。最初の交代はそのチアゴに替えてチャビ投入。チャビはピボッテからインテリオールまで、幅広くカバーしている。ふたりめはアドリアーノが下がってピケ登場。アビダルが左ラテラルへ移動した。最後はビジャからペドロ。アレクシスは終盤に左方面へ移っており、中央でプレーする時間帯もあった。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Ozil (13)  
  Villa (35)
  Messi (45)
Xabi Alonso (78)  
Reporte

内容はいまひとつながら、クラックの個人技で結果をもぎ取った試合。もちろん、チーム全体の努力があってこそだが。プレシーズンとはいえど、そこはクラシコ。見所のたくさんある試合となった。

バルサとマドリー、両チームの事情はそのまま先発イレブンに表れていた。レギュラー格も複数いるものの、まだまだ鉄板とはいえないメンバーでスタートしたバルサと、新戦力は含ませず、昨年のガチメンバーを送り込んできたマドリーと。キックオフ直後から両者の身体の動き具合の差は一目瞭然で、のそのそとプレーするペップチームに対し、モウチームはここぞとばかりの攻勢を仕掛けている。バルサは序盤からピンチの連続。バルデスの活躍でどうにか耐えていたのだが、13分、ベンゼマに左を破られると、中央のオジルにシュートを押し込まれてしまった。

体力で勝るマドリーは前線からプレスをかけ、バルサのパス出しを封じ込めた。舵取りを任されたチアゴもまだまだといった様子で、思うようなプレーをすることはできない。四苦八苦するバルサをマドリーはお馴染みのラフプレー(アビダルの顔に蹴りを入れたケディラ!しかもカードなし)で止めると、得意の速い攻めで一気にバルデスのゴール前へ迫った。いつ追加点をぶちこまれても不思議ではない展開。しかしフットボルって、分からないものである。

35分になってバルサはようやく、この試合で初めてのシュートを放つことに成功する。しかしこれが驚愕のファインシュートとなり、マドリーゴールの右角へと突き刺さってしまうから堪らない。エリア左際から放たれたビジャのシュートは、漫画のような軌道を描きながら、カシージャスのどうすることもできないコースへと一直線。もう笑うしかないゴラッソの誕生となった。

呆気にとられるマドリディスタへの追い討ちとなったのは、ハーフタイム直前のメッシのプレーだ。45分、それまではほぼ完全に眠っていたレオが、ここへきて突然覚醒。ぺぺを倒しながらエリア内へと強引に侵入すると、カシージャスの脇下を抜けるシュートを爽快にねじ込んでしまうのである。ベルナベウの観客たちは戦慄したことだろう。今年もまた、あいつにやられてしまうのかと。。。

試合全体を通して、アレクシス・サンチェスの出来は上々だった。右も左も、なんなら中央でも存在感を発揮し、これがバルサでの初ゲームかと思えないほどのフィットぶり。試合をこなせば、相当なる武器となりそうだ。物怖じしない大胆さが、ベリーグー。

 

ハーフタイム中、バルセロニスタがこの週末に待ち望んだ知らせが届けられる。セスク移籍でアーセナルとバルサが合意!それにしても、なんという発表タイミングですか^^

このニュースに気を良くしたわけではないだろうが、後半のバルサのプレーには、いくらかの改善が見られていた。ボール回しにリズムが感じられるようになり、上手くすれば3点目もあるかもね、との雰囲気も漂っていたのである。

しかし次にネットを揺らしたのは、そのバルサではなくマドリーだったから、こちらも分からない。78分、コーナーキックからのこぼれ球をぺぺが後ろへ落としたところを、待ってましたのシャビ・アロンソ弾一発。シュートに勢いがあり、かつゴール前にバルサ選手がたくさんいた隙間をボールが抜けたことで、さすがのバルデスもどうすることも出来なかった。

これでスコアは2-2となったが、バルサにとっては悲観すべきことではない。コンディションの問題もあり、そのまま上手くやり過ごす方向で選手たちはゲームを進めていった。途中出場のチャビは、もう流石の一言である。一方でマドリーは、相も変らぬラフファイトの連続。ペペ、アロンソ、そして新加入のコエントラン、カジェホンが次々とゲームを中断させ、面白みはみるみる失われていった。所詮そのあたりが、モウチームの限界というところだ。昨年同様に序盤の攻勢を凌げば、彼らにファール&速攻以外の打つ手はなさそうだ。

そしてゲームはそのままのスコアで終了。内容では負けてはいたが、本気マドリーが慣らし運転バルサを打ち破ることが出来なかったというのは、それはそれで気持ちの好いものだ。ペップバルサはまたも、ベルナベウで負けず。試合後の会見をポルケーニョがまたもカランカに投げたことが、白組さんの落胆を表していよう。

スーペルコパ獲得のためには、マドリーには勝利しか選択肢のなくなったブエルタは3日後の17日23時キックオフ。セスク・ファブレガスに果たして、出番はあるだろうか。楽しみなり!!