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Supercopa de Europa


えぐいメッシ、驚くセスク順応度。


FC Barcelona Oporto
2

0

26 de Agosto - Vie 20:45 h
Stade Luis II
: 18,000
Goles
Messi (39)  
Cesc (88)  
Titular
Valdes 【6】 Helton
Alves 【6】 Sapunara
Mascherano 【7】 Rolando
Abidal 【5】 Otamendi
Adriano 【6】 Fucile
Keita 【6】 Souza
Xavi 【6】 Guarin
Iniesta 【7】 Moutinho
Messi 【8】 Hulk
Pedro 【6】 Cristian Rodriguez
Villa 【5】 Kleber
Cambios
Villa→ Alexis (61) 【7】 C. Rodriguez→ Varela (69)
Adriano→ Busquets (63) 【5】 Souza→ Fernando (77)
Pedro→ Cesc (80) 【7】 Kleber→ Belluschi (77)
Entrenadores
Pep Guardiola 【7】 Victor Pereira
Tarjetas
Iniesta (51) C. Rodriguez (30)
  Rolando (65)
  Guarin (82)
  Rolando (86DA)
  Guarin (90TR)
Arbitro
Bjorn Nijhuis (holand) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 2 2 0
4 5 8 Tiros a puerta 7 3 4
3 3 6 Ocasiones de Gol 4 2 2
3 2 5 Corners 7 4 3
5 3 8 Fueras de juegos 0 0 0
5 4 9 Faltas 18 12 6
67% 68% Posesion del Balon 32% 33%
Formacion
プジョルとピケのセントラルコンビが怪我で欠場。マスチェとアビダルが穴をカバーしている。左ラテラルにはアドリアーノ。ピボッテにはガンペル杯MVPのケイタが入った。それより前は予想どおり。セスクとアレクシスはベンチスタート。最初の交代はビジャに代えてアレクシス。ふたりめは、ダメージを受けたアドリアーノを下げてブスケッツ。アビダルとマスチェが左に移動した。最後はペドロからセスク。図のメッシは右だが、実際はもっと中央。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (39)  
Cesc (88)  
Reporte

メッシってスゴいなぁ・・・と改めて確認した試合。セスクとのコンビネーションも鮮やかだった。慢心以外にこのバルサを止めるものはあるのだろうか。

これにてペップチームは争った15のタイトル中、12を獲得。ヨーロッパタイトル18個も史上最多だ。

スロースターターのバルサはこの試合も、序盤にオポルトの攻勢を許している。それはもう、見慣れた光景。この試合では10分を待たずして、フッキが2度、モウチーニョが1度バルデスに襲い掛かっている。バルサはボールを回してはいたものの、スピードはもうひとつ。オポルトの圧力により、正確な展開はなかなか出来ずにいた。いまいちな芝の状態も、影響していたようだ。そのせいか、レオは前半途中にシューズを履き替えている。

時間経過とともにバルサが試合を支配していくのもいつものパターンだ。最初のチャンスは10分のペドロのバセリーナ。しかしこれはクロスバーの上を越えた。37分、左サイドのアドリアーノの突破からのチャビのミドルシュートは惜しかったが、GKエウトンが触ってコーナーに。バルサはボールを回しどうにか守備の穴を見つけようとしたのだが、それは容易な作業ではなかった。

しかし先制点は思わぬ形で訪れる。オポルトエリア前で執拗にパスを展開し、ボールを奪われてもすばやくプレスを仕掛けていたところ、グアリンが堪らずGKへとバックパス。するとこれがエリア前に残っていたメッシの元へとわたり、ギガクラックは鮮やかなフェイントでエウトンを抜き去ると、無人のゴールへシュートを流し込んでいる(39分、1-0)。もらった機会をきっちりとモノにするのってきっと、思っているより簡単じゃない。

 

バルサがリードを手にしたといっても、まだ1点。オポルトがそれで諦めるはずはなく、後半も彼らはバルデスを脅かしている。ハーフタイム明けのしばらくは、バルサエリア前でプレーは繰り広げられた。中でも危なかったのは、54分のグアリンの弾丸ロングシュートだ。あわやゴール右端へ突き刺さろうかというボールを、バルデスが間一髪弾き出している。対するバルサは55分、イニエスタのパスを受けたビジャがフリーでシュートを放つも、エウトンがしっかりとキャッチしている。その後60分、ビジャはアレクシスと交代している。

ゲームはそのまま大きく状況を変えることなく進んでいった。バルサは珍しく、カウンターによる攻めでオポルトエリアへと迫っていた。そこで効果を発揮するのがメッシの突破力だ。前を向いて突き進むレオを止めるにはカード覚悟となり、65分のロランドにイエローが提示されている。

セスクがピッチに登場したのは80分、その直前にアビダルとグアリンがエリア内で交錯し、オポルトがペナルティを求めている、そんなデリケートな時間帯だった。イラッとした様子のグアリンは82分、セスクへのハードなタックルでカードを貰っている。そして85分には、速攻を仕掛けるメッシをまたもロランドが倒して2枚目のタルヘタ・アマリージャで退場となった。

バルサに待望の2点目が訪れたのは88分のことだ。イニエスタがドリブルで持ち上がり、エリア前でボールを受けたメッシから、一本の浮き球パス。ここに後方から抜け出したセスクが走りこみ、胸でコントロールしたボールを、そのままズバッとネットに蹴り込んで見せるのである。言われていたことだが、ファブレガスのエリアへの飛び出しは上手い。シュートも上手い。メッシとの連係だって早くも上々。これは本当に今後が楽しみになってきた。カデッテ時代にライバルたちを蹴散らしまくったコンビが、ここに復活。セスクはその他、91分にもスルーパスでチャンスを演出している。

試合終了直前にはグアリンがマスチェラーノへのファールによって一発退場になる、という残念な出来事もあったが、ゲームはそのまま2-0でバルサが勝利。10日前の国内スーペルコパに続き、2つめのタイトルを獲得している。出だしは申し分なし。この勢いで、リーガでも開幕ダッシュしてほしい。