Liga Española
jornada 2

ここぞのメッシの決定力!マドリに5pt差^^

Osasuna FC Barcelona
1 2
26 de Agosto - Dom 19:00 h
El Sadar
: 15,691
Goles
Llorente (16)  
  Messi (74)
  Messi (78)
Titular
Andres Fernandez 【6】 Valdes
Marc Bertran 【6】 Alves
Arribas 【6】 Puyol
Miguel Flaño 【6】 Pique
Damia 【6】 Jordi Alba
Puñal 【6】 Busquets
Raoul Loe 【4】 Cesc
Cejudo 【6】 Iniesta
Sisi 【7】 Messi
Lamah 【6】 Alexis
Llorente 【5】 Tello
Cambios
Llorente→ Nino (68) Cesc→【7】 Pedro (62)
Sisi→ Timor (78) Iniesta→【7】 Xavi (70)
Cejudo→ Lolo (79) Tello→【6】 Villa (74)
Entrenadores
Jose Luis Mendilibar 【7】 Tito Vilanova
Tarjetas
Sisi (27) Busquets (35)
Damia (34) Vilanova (70TR)
Cejudo (48) Pique (78)
Miguel Flaño (51) Puyol (81)
Puñal (75TR)  
Lamah (79)  
Lolo (86)  
Arbitro
Muniz Fernandez (asturiano) 【4】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】

Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 4 6 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 1 1 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 8 13 Tiros a puerta 15 5 10
3 2 5 Ocasiones de Gol 8 3 5
2 2 4 Corners 7 3 4
2 0 2 Fueras de juegos 6 4 2
9 6 15 Faltas 11 8 3
42%   39% Posesion del Balon 61%   58%
Formacion

チャビ、ビジャ、ピント、マスチェラーノ、ペドロ、アドリアーノ、ソングがベンチスタート。左ラテラルにはアルバが戻った。インテリオールはセスクとイニエスタ。テージョが再び先発起用されている。

ひとりめの交代はセスクからペドロ。アレクシスが中央に入り、メッシはやや引き気味の位置となった。つづいて、イニエスタをベンチに下げてチャビ投入。最後はテージョに代えてビジャ。アレクシスとビジャに相手のマークが集まり、メッシのためのスペースが生まれた。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Llorente (16)  
  Messi (74)
  Messi (78)
Reporte

パンプローナでの試合は、ピッチが凍っていなくても、やっぱりしんどい。ただヤバイところまで追い込まれる寸前で解決してしまうところは、さすがの王者の底力ではある。

オサスナの圧力

昨シーズンはカサでペップチームに勝利している、メンディリバル率いるオサスナ。リーガ黒星開幕となった彼らは、バルサだろうがやったるぜ!の意気込みで試合に入ってきた。ティトチームのエンジンがまだ慣らし運転中の1分、いきなりのご挨拶にクレの心臓はヒヤリとする。プジョルとピケの間をセフードにするりと抜けられ、至近距離からのシュートをバルデスが片手ブロック。苦戦必至を予感させるスタートとなった。

この夜のオサスナはラインを高く保ち、前線から鬼プレスを仕掛けていた。これにチャビがベンチスタートとなったバルサは窒息気味となるのだが、上手く圧力をかいくぐれば、ライン裏にスペースはある。もちろん、それをなかなか許してはくれないのだけれど。序盤の惜しかったチャンスは2つほど。4分のアレクシスのシュートや、左ポストを叩いたテージョのシュートなどだ。

だが16分、バルサはホセバ・ジョレンテのゴールによってリードを奪われてしまう。左サイドのラマーによるクロスを、右ポスト前のジョレンテに空中ボレーを決められて1-0。まあよく入れましたね、という類のゴールだった。

リアクションを起こすも・・・

レイノ・デ・ナバーラ(今年からエル・サダールに戻った)で先制を許すという苦しい展開。バルサは挫けることなく、粘り強く相手ゴールを目指していった。しかしアレクシスの横パスを受けたドン・アンドレスのシュートがロケットになったり(24分)、メッシのシュートやアタックがGKアンドレス・フェルナンデスを始めとする赤い壁に跳ね返されたりと、ゴールを割ることは出来ず。

一方でオサスナは33分、ラマーのシュート(バルデスがブロック)に始まる波状攻撃でチャンスを作るなど、スタジアムの後押しを受けながらバルサを十分に苦しめつつ、1点のリードと共にハーフタイムを迎えている。

ハーフタイム後のドタバタ

後半もティトチームはプレーを改善されることなく、序盤はむしろ悪化させていたといえる。試合後のビラノバ曰く、「飛び出しを期待した」というセスクはその役割を果たすことなく幽霊となり、メッシにもいつも見慣れたキレがない。オサスナのプレッシャーによってパスは回らず、ゲームを組み立てることが出来ていなかった。

55分にはドタバタした守備からシシに危ないシュートを放たれたり(バルデスがしっかりキャッチ)、69分にはブスケツがエリア正面でニノにボールを奪われ(ヒザを蹴られ、よろけてコケてはいる)、危うく2点目を入れられそうになったり(右ポスト直撃弾)、このあたりはピンチの連続。これらはいずれもメンディリバルチームの前線からの激しく効果的な攻めにより、チャンスを作られたものだった。

メッシの連続ゴールで逆転

こういった状況を見て、ティト・ビラノバはもちろん手を打っており、それはしっかりと効果を発揮することになる。まずは62分、消えていたセスクを下げてペドロを投入。70分にはイニエスタに代えてチャビをピッチへと送り込んだ。ただしバルサが目覚めるのはもう少し後のことだ。チャビが入った直後、前述のブスケツがボールを奪われる場面があり、抗議をしたとしてティト・ビラノバが退場処分に。そして74分にテージョに代わってビジャが現れたところから、華麗なる反撃が始まるのだ。

まずは74分。エリア内の右サイドでペドロが粘りに粘り、どうにかマークを振り切ってセンタリング(ほぼオフサイド)を送り込む。ボールはデフェンサに当たるがアレクシスが拾い、パスを受けたメッシがこれをゴールへと流し込んでの得点だった。

バルサの10番はさらにその4分後、ジョルディ・アルバからのグラウンダーのセンタリングを直接叩き込んで1-2。その直前のビジャのエリアへの走りこみ、チャビのアルバへの振りによって、レオは完全にフリーな状態となっていた。それまではイマイチの出来でも、ここぞの局面で大仕事をする我らのエースなり。

クラックの活躍によってスコアをひっくり返したバルサは、その後はどうにかゲームをコントロールし、3ポイント獲得に成功している。このあたりはチャビが存在感を出しており、さすがというところだ。最後まで勝負を諦めなかったオサスナは、ラマーの攻めなど幾つかクレをヒヤッとさせる場面もあったが、バルサ守備陣の懸命の守りでゴールとはならず。マドリーが再び勝点を落としたことで、5ポイント差をつけている。