Liga Española
jornada 9

勇敢なラージョをマニータで粉砕。

Rayo Vallecano FC Barcelona
0 5
27 de Octubre - Sab 22:00 h
Vallecas
: 14,000
Goles
  Villa (20)
  Messi (47)
  Xavi (78)
  Cesc (79)
  Messi (88)
Titular
Ruben 【6】 Valdes
Tito 【7】 Montoya
Rodri 【7】 Busquets
Jordi Amat 【7】 Adriano
Casado 【7】 Jordi Alba
Javi Fuego 【6】 Song
Chori Dominguez 【7】 Xavi
Jose Carlos 【8】 Cesc
Leo 【8】 Messi
Piti 【7】 Pedro
Delibasic 【7】 Villa
Cambios
Piti→Lass (58) Villa→【6】 Alexis (62)
Casado→ Nicki Bille (67) Alba→【6】 Bartra (82)
Leo→ Vazquez (75) Xavi→【6】 Jonatham (85)
Entrenadores
Paco Jemez 【7】 Tito Vilanova
Tarjetas
Delibasic (25) Jordi Alba (5)
Rodri (26)  
Jose Carlos (38)  
Jordi Amat (70)  
Arbitro
Perez Lasa (vasco) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
3 1 4 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
6 8 14 Tiros a puerta 16 9 5
1 2 3 Ocasiones de Gol 9 6 3
3 4 7 Corners 4 1 3
0 2 2 Fueras de juegos 8 4 4
8 10 18 Faltas 14 7 7
48%   45% Posesion del Balon 55%   52%
Formacion

ピケ、プジョル、チアゴらが負傷欠場。マスチェラーノが出場停止。アルベス、イニエスタ、アレクシス、ジョナタン、ピント、バルトラ、テージョがベンチスタート。苦しいセントラル事情のなか、今回のペアはブスケツとアドリアーノ!ソングがピボーテを担当した。MVPトリデンテは今季初。

最初の交代はビジャに代えてアレクシス。残る2枚は終盤で、すでに勝負が付いていたことでカンテラたちに時間が与えられた。アルバとチャビがお役御免となり、バルトラとジョナタン(今季初出場)が登場。アドリアーノがラテラルに回っている。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Villa (20)
  Messi (47)
  Xavi (78)
  Cesc (79)
  Messi (88)
Reporte

ラストまで息をつけない試合が続いていたなかで、久しぶりに余裕の持てた勝利。ラージョにはお気の毒になるほど、スコアに大差がついた。今季のティトチームは、フエラで実に強い(ここまで5戦全勝)。

結果が出ているのでつい忘れそうになるが、この試合でもセントラルは苦しいやりくりが続いている。ピケ&プジョルの負傷に加えて、今回はマスチェラーノが出場停止。ならば火曜のセルティック戦で好プレーを見せたバルトラの起用かと思いきや、ブスケツとアドリアーノでセントラルを組むのだからティトには驚かされる。しかもそれが上手くいくからすごい。ソングはピボーテでの起用だった。

リズムを上げるビジャ

嬉しかったのはビジャが先発起用され、今季初のMVPトリデンテが編成されたことだ。最初の15分間はラージョの前線からのプレッシャーによってパスをつなぐことができず、若干窒息気味のバルサではあったが、マドリー勢のプッシュがやや落ち着いた15分過ぎから、徐々にペースを取り戻していく。この日のティトバルサは、19分のメッシが初シュート。しかしその直後の20分、中盤でボールを取り戻すと間髪入れず、セスクからラージョのライン裏へと1本のキラーパスが送られる。そしてスペースへと走りこんだビジャが、ノートラップでのシュートをネットへと蹴り込んだ。

0-1となったことで、試合の流れは大きくバルサへと傾いた。チャビがボールコントロールを取り戻し、ゲームがティトチームの支配下に置かれたのだ。試合はまだ決着していなかったものの、クレはチームに概ね好感触を抱きながら、ハーフタイムを迎えている。

一気に0-2

勝負を決める2点目が生まれたのは、後半早々のことだ。メッシによる豪快ゴールをアシストしたのは、数日前にマドリーのタクシー運転手から財布泥棒と訴えられたモントーヤ(もちろん本人は完全否定)だった。つぶらな瞳の右ラテラルは、粘ったペドロからボールを受けると、エリア内に切れ込んでマイナスのセンタリングを供給。デフェンサたちがチャビに気を引かれている間に、フリーだったレオがロケットシュートをゴールへと叩き込んでいる(47分)。

バルセロナに2点のリードを許しながらも、ラージョがうな垂れることはなかった。ホームチームは49分と60分、セットプレーからハビ・フエゴがチャンスを手にするのだが、ここはしっかりとバルデスがブロック。ならば、とパコ・ヘメス監督は67分、左ラテラルのカサードを外し、デランテロのニッキー・ビレを投入するという大胆采配を見せ、結果としてはこれがバルサに味方している。

チャビ、セスク、そしてメッシ!

2点のリードが付いたからといって、攻撃の手を緩めないのはバルサも同じだ。ラージョが前に出ていたことで、バルサ選手たちが大好物とするエリアにはスペースが残されるようになっていた。そこを突いて得点力のあるセントロカンピスタたちがどんどんと侵入。78分にはスローインをきっかけにアルバがエリア内へと侵入し、超フリーだったチャビが決めて0-3。さらにその2分後にはペドロの右からのクロスに、ファーのセスク(アレクシスがマークを引き付けフリー)が合わせて4点目としている。

そして試合終了前、ケーキにイチゴを乗せたのがメッシだった。88分、バルトラがボールをカットし、こぼれ球を拾ったセスクがライン裏へとふんわりボールを供給。抜け出したメッシがドリブルでGKルベンを抜き去り、無人のゴールへと右足シュートを流し込んでいる。

ということで、リーガ最初の9試合を8勝1分で終えたティトバルサ。これは1997/98シーズンのバンガールバルサと並ぶ、クラブのベスト記録らしい。日曜に試合のあるマドリーには、これで暫定11ポイント差。好調マジョルカさん、頑張って!

【試合終了後のティト・ビラノバのコメント】