Copa del Rey 1/16
ida
真摯にプレーし、手堅く先勝。
Deportivo Alaves | FC Barcelona |
0 | 3 |
30 de Octubre - Mar 22:00 h Mendizorroza : 19,840 |
|
Goles | |
Villa (40) | |
Iniesta (49) | |
Cesc (86) | |
Titular | |
Urtzi | 【6】 Pinto |
Oscar Rubio | 【7】 Alves |
Agustin | 【7】 Bartra |
Javi Hernandez | 【6】 Mascherano |
Manu Garcia | 【6】 Montoya |
Jaume Delgado | 【6】 Busquets |
Beobide | 【6】 Sergi Roberto |
Guzman | 【7】 Iniesta |
Jonan Garcia | 【7】 Cesc |
Asier | 【7】 Alexis |
Viguera | 【7】 Villa |
Cambios | |
Jonan→ Sendoa (71) | Busquets→【6】 Song (55) |
Asier→ Luismi (71) | Villa→【5】 Tello (70) |
Viguera→ Llamas (82) | Iniesta→【5】 Jonathan (75) |
Entrenadores | |
Naxto Gonzalez | 【7】 Tito Vilanova |
Tarjetas | |
Guzman (52) | Cesc (83) |
Luismi (83) | |
Arbitro | |
Teixeira Vitienes (cantabro) 【4】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 2 | 2 | Tarjetas Amarillas | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
5 | 3 | 8 | Tiros a puerta | 16 | 8 | 8 |
0 | 2 | 2 | Ocasiones de Gol | 7 | 4 | 3 |
2 | 0 | 2 | Corners | 1 | 1 | 0 |
0 | 1 | 1 | Fueras de juegos | 5 | 2 | 3 |
4 | 8 | 12 | Faltas | 11 | 6 | 5 |
33% | 36% | Posesion del Balon | 64% | 67% |
Formacion | |
バルデス、メッシ、チャビ、ペドロ、アルバがお休み。プジョル、ピケ、チアゴらが負傷中。ジョナタン、アドリアーノ、ソング、オイエル、テージョがベンチスタート。驚きはモントーヤの左ラテラル起用。アルベスはクラシコでの怪我後、初出場。セルジ・ロベルトとイニエスタがインテリオール、セスクが偽9番。 最初の交代はブスケツからソング。ふたりめはビジャに代えてテージョ。最後はイニエスタがお役御免となって、ジョナタン登場。 |
|
Titular | Final |
Goles | |
Villa (40) | |
Iniesta (49) | |
Cesc (86) | |
Reporte | |
モチベーションの持って行き方が難しい、セグンダBチームとのコパ初戦。真摯な指揮官ティト・ビラノバに率いられたバルサはとっても真摯に試合に臨み、そして上々の結果を手に入れた。 ティトはこのメンディソローサでのアラベス戦に、5人の主力を休ませている。コパの守護神はこれまでどおりにピントだったほか、メッシ、チャビ、ペドロ、アルバら連続起用してきた選手たちを招集外。かといってカンテラ祭りにすることはなく(フィリアルで先発したのはセルジ・ロベルトのみ)、ブスケツやマスチェラーノ、イニエスタ、ビジャ、アレクシスら競争力ある面子を先発で使っている。クラシコで負傷していたアルベスも、3週間ぶりとなる先発復帰だ。 逃げないアラベス 前半のバルセロナの攻撃は、主にそのダニのサイドから生まれている。モントーヤ(今回は左ラテラル!)の活躍に刺激を受けたか、気合の入ったプレーを見せたアルベスは13分、アレクシスへと向けて良質のクロスを供給。だがサンチェスのヘディングは、GKウルツィに特に問題なくセーブされた。 アルベスと同じく、こちらも気迫のこもったアレクシスが前線で攻守に頑張っていたバルサだったが、前半は多くの得点機を作れなかった。その理由はティトチームが眠っていたからではなく、アラベスの頑張りがなかなかだったからだ。セグンダBのグループ2で首位をいくアラベスは、バルサ相手でも引きこもることなくハードにプレー。中盤でのプレス合戦は激しく、見応えのある戦いが繰り広げられていた。主導権はバルサが取りながらも、アラベスがそれに臆することはなかった。 必殺仕事人ビジャ そんな拮抗したゲームの中で、さすがの決定力を再び見せ付けたのがダビド・ビジャだった。そろそろハーフタイムが近づいてくる40分。グラウンド中央のイニエスタからの縦パスを受けてワンタッチでエリア内へと入ると、強力な左足を一閃させて0-1!クロスバーに当たりながらもバウンドして決まるゴールって、独特の心地良さがある。さすがのグアッヘの決定力だった(2試合連続の先制弾)。 イニエスタのゴラッソ 各ハーフの最初と最後の5分間はゴールが生まれ易いとよく言われるが、この日のバルサも正にそんな感じだった。ハーフタイム前のビジャ弾に続いて、後半4分にはイニエスタの芸術的ゴールが決まるのだ。アラベスのエリア前でセスクとアレクシスが猛然とチェックを仕掛け、ボールを奪取。戻したボールをビジャが受け、最後はイニエスタが直接ゴール右角へと蹴り込んでいる。スタンフォード・ブリッジのあのイニエスタッソと、よく似た感じ。あちらが"剛"のイメージなら、こちらは"柔"のゴラッソだ。 0-2となってさらに畳み掛けるバルサは、54分にアレクシスが0-3となるゴールを決める。しかしこれはテイシェイラ・ビティエネス主審が、存在しないオフサイドによって無効の判定。せっかくサンちゃんが得点したのに、取り消してくれなさんなよ審判さん。 またその2分前には、アラベスファンから投げ込まれたもの(ボカディージョの欠片らしい)がピントの頭部に当たるという事件も発生。怪我するようなことにならなかったのが幸いだ。 気を抜くことなくセスクが3点目 2点のリードを手にしたことで、ティトは選手を交代させていった。まずお疲れ様となったのがブスケツ。続いてビジャが、最後にイニエスタがベンチへと引き上げていった(ソング、テージョ、ジョナがピッチへ)。今季は出番なんてないんじゃないかと思えていたジョナタンだが、週末のラージョ戦に続いての出場。これは嬉しいことだ。 このアラベス戦のすばらしさは、勝負が粗方ついた後半の選手たちのプレーにある。セグンダBのチームに0-2としても、チームは気を抜くことがなかったのだ。78分にはアレクシスが至近距離から2度シュートを放つも、これはウルツィが渾身のブロック。テージョもまたアラベスの守護神によってゴールを阻まれているが、彼はもう少しシュートの選択肢を増やしたほうがいい。 最後まで追加点を目指したバルサは、86分にその報酬を得る。きっかけはマスチェラーノからアルベスへの1本のロングパスだった。ダニは右サイド深くまで侵入すると、どんぴしゃのクロスを供給。ファーサイドに詰めていたセスクが頭でこれをねじ込み3点目としている。 カンプノウでのブエルタは1ヵ月後の11月28日。ほぼ消化試合の様相を呈しているが、クラブ創立記念日の前夜祭として、こちらも真摯なプレーでファンを楽しませてくれることだろう。
|