Liga Española
jornada 10
クラブ新記録のリーガ10戦9勝。
FC Barcelona | Celta de Vigo |
3 | 1 |
3 de Noviembre - Sab 18:00 h Camp Nou : 82,978 |
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Goles | |
Adriano (20) | |
Bermejo (23) | |
Villa (25) | |
Jordi Alba (60) | |
Titular | |
Valdes 【7】 | Javi Varas |
Adriano 【7】 | Mallo |
Mascherano 【6】 | Jonathan Vila |
Jordi Alba 【7】 | Tuñez |
Busquets 【6】 | Roberto Lago |
Xavi 【6】 | Augusto |
Iniesta 【7】 | Oubiña |
Cesc 【6】 | Krohn-Deli |
Messi 【6】 | Alex Lopez |
Pedro 【6】 | Bermejo |
Villa 【7】 | Aspas |
Cambios | |
Adriano→ Alves (39) 【6】 | Bermejo→ de Lucas (67) |
Cesc→ Bartra (46) 【6】 | Alex Lopez→ Park (80) |
Villa→ Alexis (77) 【6】 | Augusto→ Toni (87) |
Entrenadores | |
Tito Vilanova 【6】 | Paco Herrera |
Tarjetas | |
Bartra (73) | Aspas (63) |
Oubiña (72) | |
Arbitro | |
Fernandez Borbalan (andaluz) 【4】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 2 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 5 | 12 | Tiros a puerta | 7 | 3 | 4 |
4 | 2 | 6 | Ocasiones de Gol | 4 | 1 | 3 |
1 | 3 | 4 | Corners | 5 | 2 | 3 |
2 | 3 | 5 | Fueras de juegos | 1 | 1 | 0 |
3 | 6 | 9 | Faltas | 10 | 9 | 1 |
65% | 67% | Posesion del Balon | 33% | 35% |
Formacion | |
プジョル、ピケ、チアゴらが怪我で欠場。アルベス、アレクシス、ピント、バルトラ、モントーヤ、ソング、テージョがベンチスタート。初期陣形はセルヒオがセントラルに入る4バックか、と思わせておいて3バック。相手がボールを持つと、ブスケツがセントラルを務めるような恰好となった。インテリオールより前はチャビ、イニエスタ、セスク、ペドロ、メッシ、ビジャとフルメンバー。 最初の交代カードは怪我によるもの。アドリアーノがベンチに下がり、アルベス(クラシコでの怪我後、リーガ初出場)が入った。二人目はハーフタイム時で、セスクに代えてバルトラ登場。システムはいつもの4-3-3に戻った。最後はビジャからアレクシス。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Adriano (20) | |
Bermejo (23) | |
Villa (25) | |
Jordi Alba (60) | |
Reporte | |
ベストとは言えない内容ながらも、ティトバルサがカサできっちりとセルタを攻略。リーガ最初の10試合で9勝をあげ、クラブ新記録を塗り替えた。 びっくりの3バック ティト・ビラノバという監督は余程周囲の予想を覆すのが好きなのか、あるいは様々なテストをしてみる主義なのか、このセルタ戦でもまた新たな試みを行っている。それはアドリアーノ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバによる3バックだ。守備時にはブスケツがセントラルをカバーするが、基本は3人。しかもアドリアーノがしょっちゅう前線に顔を出すという攻撃的戦術だった。 見るからに冒険的なシステムだけに、案の定ゲーム序盤はドタバタした感じとなっていた。セルタが守備をベースとしていたためにボールは基本的に回せるのだが、かといって彼らは引きこもっていたわけではなく、積極的にカウンターを仕掛けてきた。スペースを突かれれば即ピンチになりかけ、とりわけ18分のイアゴ・アスパスが1対1となった場面は決定的だったが、ここはビクトルの久々パラドンによって事なきを得ている。 バルサが手にした最初のチャンスは11分のことだ。イニエスタの浮き球パスにメッシが抜け出し、ハビ・バラスとの1対1からバセリーナ。いつもなら決まっていておかしくないシュートだったが、今回は勢いが少々弱く、ゴール前でデフェンサにクリアされている。 ゴールの応酬 落ち着かなかったゲームが最もその特徴を表したのが、20分から25分にかけてだ。前述のアスパスのビッグチャンスの2分後、バルサはセルタエリア前での長いパス展開を経て、右サイドでの大きな壁パスで守備網を崩す。エリア際でボールを受けたアドリアーノが、右端のペドロへとパスを送るとゴール前へともうダッシュ。鋭いセンタリングが帰ってきたところを、ニアに突入して蹴り込んだのだった(1-0)。 だが今季はリードを奪った直後に1点返されるパターンが目立つバルサ。カンプノウにまだ先制の余韻が残っていた23分、ティトチームは巧みなカウンターから同点とされてしまう。アレックス・ロペスのシュートはバルデスがなんとか弾いたものの、跳ねっ返りをベルメホに押し込まれて1-1。してやられたというところだが、得点の匂いは漂っていたので、これでバルサが慌てることはなかった。 実際リアクションは素早く、ダビド・ビジャの3試合連続ゴールが生まれたのはそのたった2分後のことだ。先制点と似た崩しでのゴールだが、今度は左サイドだった。イニエスタからパスを受けたグアッヘが突破を仕掛けると見せかけて足裏パスをエリア内へ供給。ここにドンが切れ込み、ライン際から折り返すと、最後は再びビジャが右足シュートをきっちり突き刺して2-1!イニエスタのセンスの良さとビジャの得点嗅覚の鋭さが見事にマッチしてのゴールだった。 ハーフタイムには38分には前線でボールを奪取したメッシが単騎突破に成功する場面もあったが、ここはバラスの上手なポジショニングとデフェンサたちの囲い込みによってゴールとはならず。この夜のレオは息子チアゴの誕生にやや意気込みすぎていて、逆にネットを揺らせなかった。ある意味、それも人間らしくて良い。 またその1分後には右太もも内転筋を痛めたアドリアーノが、アルベスと交代でベンチに下がっている。 アルバ、オフサイドでのトドメ弾 後半のティトチームはセルタを攻撃的プレーで圧倒するのではなく、ゲームをコントロールする方向で臨んでいった。試合再開後、アスパスにいきなりチャンスを作られはしたものの、セルタは前半の頑張りが効いたかあまり前には出てこない。ビラノバはセスクに代えてバルトラを送り込み、4バックにて守備の安定化を図っていた。 決定機のないままに進んでいた試合がほぼ決着したのは60分のことだ。エリア内へと切れ込んでいったジョルディ・アルバへとビジャからのヒールパスが送られ、ハビ・バラスと1対1に。見るからにオフサイド臭く、実際リプレイでもこれ以上ないほどのオフサイドだったが、審判はこれを何故だか合法とみなし、アルバは3点目をゲット。セルタからすればお気の毒な失点だった。 申し訳ない形ながらも2点のリードを手にしたバルサは、その後はきっちりと試合をコントロール。あとは全員でメッシに息子誕生の記念ゴールを決めさせようとしたものの、今回はその目論みは達成とはならなかった。そこはセルタの意地というところだろうか。86分にはそのメッシがヒザを押さえてピッチに倒れこむという、心臓に悪すぎる場面もあり。幸いただの打撲傷らしくホッとしたが、無理をしての怪我が一番怖いので、チアゴくんに捧げるゴールは是非とも早くに決まってほしい。 |