Champions League
jornada 4
セルティックの壁。高さと効率性に敗北。
Celtic Glasgow | FC Barcelona |
2 | 1 |
7 de Noviembre - Mie 20:45 h Celtic Park : 58,000 |
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Goles | |
Wanyama (20) | |
Watt (82) | |
Messi (90) | |
Titular | |
Forster | 【4】 Valdes |
Lustig | 【4】 Alves |
Ambrose | 【5】 Bartra |
Wilson | 【4】 Mascherano |
Matthews | 【5】 Jordi Alba |
Commons | 【4】 Song |
Wanyama | 【5】 Xavi |
Ledley | 【6】 Iniesta |
Mulgrew | 【5】 Messi |
Samaras | 【4】 Pedro |
Miku | 【6】 Alexis |
Cambios | |
Lustig→ Watt (72) | Alexis→【4】 Villa (65) |
Samaras→ Kayal (79) | Song→【4】 Cesc (71) |
Bartra→【5】 Pique (71) | |
Entrenadores | |
Niel Lennon | 【5】 Tito Vilanova |
Tarjetas | |
Miku (41) | Song (13) |
Jordi Alba (65) | |
Arbitro | |
Bjorn Kuipers (holandes) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 0 | 1 | Tarjetas Amarillas | 2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
1 | 3 | 4 | Tiros a puerta | 24 | 15 | 9 |
1 | 1 | 2 | Ocasiones de Gol | 7 | 3 | 4 |
1 | 1 | 2 | Corners | 6 | 5 | 1 |
2 | 2 | 4 | Fueras de juegos | 2 | 1 | 1 |
6 | 5 | 11 | Faltas | 8 | 5 | 3 |
18% | 26% | Posesion del Balon | 74% | 82% |
Formacion | |
プジョル、アドリアーノらが怪我、ブスケツが出場停止。ピケ、セスク、ビジャ、ジョナタン、ピント、モントーヤ、テージョがベンチスタート。今回のセントラルコンビはマスチェとバルトラ。ピボーテにソングが入った。前線はアレクシス、メッシ、ペドロ。およそ予想どおりの顔ぶれ。 セルティックが中央を固めていたため、メッシは右から切れ込むことが多かった。最初の交代はアレクシスからビジャ。残る2枚は同時で、バルトラとカードをもらっていて危なっかしかったソングが下がり、ピケ(約2ヶ月ぶりの復帰)とセスクがピッチへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Wanyama (20) | |
Watt (82) | |
Messi (90) | |
Reporte | |
苦手なタイプのチームに会心のゲームをされ、バルサらしく負けちゃいましたねという試合。グループステージ突破は次節へと持ち越しになった。モスクワでは引き分け以上で1/8ファイナル行きが決まる。 カンプノウでの第3節でセルティックにはかなり苦しめられていたので(ラスト数十秒での劇的アルバ弾)、このセルティック・パーク戦でも苦戦は予想されたが、結果は思っていた以上にしんどいものとなった。彼らにはあっさりと2点を奪われた一方で、今度はティトチームに土壇場でのミラクル弾は生まれず、今季2つめの敗北を喫したからだ。 ティト・ビラノバがこの試合に起用したメンバーは、大方予想されたものだった。怪我明けのピケはベンチから試合を始め、バルトラがマスチェラーノとコンビを組む。ブスケツが出場停止だったピボーテはソング。攻撃陣は好調ビジャではなくアレクシスとペドロだ。 効率の良いセルティック セルティックは地元ファンの前だけあって、さすがに2週間前のような完全引きこもりではなかった。とはいえ基本的なプランは同じで、守備を第一としてカウンターの好機をうかがう戦術。対バルサでのイロハのイといえる方法だ。ティトチームはポゼッションでスコッチを圧倒したが、緑白の壁はやはり手強い。いつものように粘り強くボールを回し、スペースを探していたところで速攻を食らい、このゲーム最初のコーナーを奪われることとなる。 コーナーを手にしたことで、セルティック・パークはワッショイと沸いた。喜ぶのはまだ早いだろ、と思っていたらしかし、ワンヤマに簡単にヘディングを決められてしまい1-0(20分)。チビッ子アルバには、この空中戦に勝利する要素はほとんどなかった。高さには要注意と判っていても、バルサはいつもそれでやられてしまうのだ。先制点を奪ったセルティックはこれより亀モードにスイッチオン。 対するバルサはリードを奪われたことでギアをアップさせていくが、どうやらこの夜のボールには、ホームチームを助ける力が加わっていたようだ。言うなれば、クラブ創立125周年記念日(正確にはその翌日)の魔法。ティトチームは約15分の間に、2度フレームに嫌われる。29分にはメッシのシュートがクロスバーを叩き(イニエスタからのパスがすごかった)、36分にはアルベスのクロスに合わせたアレクシスのヘッド弾がポストをヒット。瀬戸際でのセルティックのひと踏ん張りがあってこそだが、バルサ勢のチャンスはあとわずかでゴールとはならなかった。 そしてセルティックはシュートわずかに1本にして、1点をリードしてハーフタイムを迎える。 立ちはだかる緑白の壁 後半もゲーム展開に変化は見られず、攻めるバルサ、耐えるセルティックの構図は続いていく。バルセロナにとって不運だったのは、カンプノウでの試合と同じく、GKフォースターが当たっていたことだ。セルティックの守護神は55分と70分、メッシとの至近距離での競り合いに勝利。アレクシスが手にした決定機もまたガッチリとブロックしている(60分)。 なんとか状況を動かすために、ティトは立て続けにカードを切っていくが(65分にアレクシスからビジャ、71分にはバルトラとソングを外しピケとセスク投入)、知将の策も今回は功を奏することはなかった。疲労の色を見せながらもセルティックの選手たちは集中を切らすことなく、バルサの攻撃を跳ね返していった。 一発のカウンターから追加点 残り時間が少なくなり、徐々に焦ってくるバルサに対し、82分、セルティックが得意のカウンターから決定的なゴールを奪い取る。きっかけはバルセロナの攻撃を凌いだ後のGKからの1本のロングキック。ボールが思った以上に弾んだことでチャビが処理を誤り、マスチェラーノとのダッシュ競争に勝ったワットがバルデスとの1対1も制して2-0。セルティック・パークは再び喜びを爆発させた。 ティトチームがこの夜一番の攻撃を見せたのは、2点のビハインドを背負ってからだ。このラスト数分の攻めはクレの心を震わせるものがあったが(再ミラクルもあるか、と思わせた)、これぞバルサ!という見事な崩しからメッシのゴールが生まれたのが90分ではさすがに遅かった。そうそう都合よく土壇場での劇的弾はやってこず、セルティックが逃げ切って2-1で試合終了となっている。 あのロッド・スチュアートもパルコで泣いていたことだし、セルティック・グラスゴーにとっては創立125周年記念を盛大に祝えたわけだし、まあ良かったとするか・・・ということで(負け惜しみ)。 ただリスボンの試合でスパルタクもまた敗れたことで、バルサは次節、モスクワで引き分け以上なら1/8ファイナル進出が、バルサが勝ってセルティックが引き分け以下ならばグループの首位通過が決まる。G組は混戦となり、モスクワ勢にも可能性が残ったのはもちろん厄介だけれど。 |