Liga Española
jornada 11
不安定ながらも勝利。
年間ゴール数でレオがペレ超え。
Mallorca | FC Barcelona |
2 | 4 |
11 de Noviembre - Dom 17:50 h Iberostar Estadi : 15,490 |
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Goles | |
Xavi (28) | |
Messi (43) | |
Tello (45) | |
Peireira (54) | |
Victor (57pk) | |
Messi (69) | |
Titular | |
Aouate | 【5】 Valdes |
Ximo | 【5】 Alves |
Geromel | 【6】 Pique |
Conceicao | 【5】 Mascherano |
Bigas | 【6】 Jordi Alba |
Nsue | 【5】 Busquets |
Marti | 【7】 Xavi |
Pina | 【6】 Cesc |
Pereira | 【7】 Messi |
Victor | 【5】 Villa |
Hemed | 【7】 Tello |
Cambios | |
Hemed→ Alfaro (46) | Villa→【6】 Alexis (65) |
Marti→ Fontas (73) | Mascherano→【6】 Bartra (83) |
Ximo→ Marc Fernandez (81) | Alba→【6】 Montoya (86) |
Entrenadores | |
Joaquin Caparros | 【6】 Tito Vilanova |
Tarjetas | |
Marti () | Busquets () |
Arbitro | |
Iglesias Villanueva (gallego) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
2 | 3 | 5 | Tiros a puerta | 12 | 4 | 8 |
2 | 3 | 5 | Ocasiones de Gol | 6 | 2 | 4 |
2 | 4 | 6 | Corners | 6 | 2 | 4 |
1 | 1 | 2 | Fueras de juegos | 2 | 1 | 1 |
9 | 9 | 18 | Faltas | 5 | 3 | 2 |
26% | 27% | Posesion del Balon | 73% | 74% |
Formacion | |
プジョル、チアゴ、アドリアーノらが怪我で欠場。イニエスタ、アレクシス、ピント、バルトラ、ペドロ、モントーヤ、ソングがベンチスタート。ピケが怪我明けの初先発。ビジャは基本中央に位置していて、空いたスペースをアルベスが使う形。メッシとセスクは自由に動いていた。 最初の交代はビジャに代えてアレクシスで、こちらも中央寄り。ふたりめはマスチェラーノを休ませて元気なバルトラ。最後の交代枠はアルバからモントーヤで、そのまま左ラテラルに入っている。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Xavi (28) | |
Messi (43) | |
Tello (45) | |
Pereira (54) | |
Victor (57pk) | |
Messi (69) | |
Reporte | |
ゆとりの快勝となるはずが、あれよあれよと点差を縮められ、最後はメッシの破壊力によって3ポイントを確保した試合。 チャンピオンズのセルティック戦で敗北した後の、気持ちを切り替えてのリーガでのゲーム。ビラノバ指揮官の言葉通り、バルサらしいスタイルによって相性の良いイベロスター(ソン・モイシュ)を攻略した試合とはなったが、簡単に2失点しちゃうとすっきりとは喜べない。 ポジティブだったのは2ヶ月ぶりにピケが先発に復帰したこと、テージョが良い働きをしていたこと、相手ポルテーロがいまいちだったもののゴールがたくさん入ったこと、そしてレオ・メッシがペレの年間ゴール記録を抜いたことだ。 前半で0-3 やや意外だったのはカパロス率いるマジョルカが、前半は攻撃をほぼ放棄し、セルティックよろしく自陣で守りを固めてきたことだった。彼らが前半放ったシュートはヘメドによる2本だけで(うち1つ、21分のヘッドはバルデスが横っ飛びセーブ)、あとは守備に専念。バルサは例によってマジョルカ陣内で根気強くパスをつないでいき、26分に手にした直接フリーキックから、チャビがあっさりとネットを揺らしている。予測を誤ったのか、アワテはほとんど一歩も動けず。もちろん、コース・スピードともに申し分ないシュートだったのだけれど(0-1)。 先制されたことで前に出るかと思われたマジョルカだったが、試合のパノラマに変化はなかった。バルサが圧倒的にボールを支配し、カパロスチームはそれを引いて守る。おそらくは後半勝負だったのだろうが、1点差のままハーフタイムを迎えようかという43分、そこまではいまひとつだったメッシがギアをいきなりトップへと上げると、エリア正面からのミドルシュートで0-2!アワテのぽろりがあったとはいえ、このあたりの決定力はさすがだ。 さらにティトチームは44分、左サイドで存在感を出していたテージョが、こちらもミドルをねじ込んで3点目。左から中央へ切れ込んで右ポスト横という(いつものような)パターンのシュートだったが、鋭いボールがデフェンサの間とアワテの指先をすり抜け、ゴールを陥れている(0-3)。エリア外からのミドルが、このバルサの"プランB"というところか。 マジョルカの反撃 3点のリードを手にしたバルサはしかし、後半は良くない入り方をしてしまう。マジョルカは前半とは異なり、前線からのプレッシングを仕掛けてくるのだが、3点ビハインドからの反撃は予想外だったのか、ティトチームはその対応にばたばた。54分にはマスチェラーノのサイドライン際での不用意なパスを掻っさらわれ、左サイドで完全フリーだったペレイラに余裕で決められてしまった(1-3)。 さらにその3分後には、エリア内でブスケツが明らかすぎるハンドを犯して審判の笛が鳴る。そしてこのペナルティをビクトルがきっちりと沈め、あっという間に1点差に縮めるのだった(57分、2-3)。今シーズンのバルサはあっさりと先制を許したり、ゆとりのリードを簡単に失ったりと、落ち着かない試合が多い。 再びメッシ、そしてキング超え しかしそんな不安定な試合運びのなかで、ありがたいのは世界最高クラックの存在だ。1点差としたことで勇敢になったマジョルカの意気を再び鎮めたのは、レオ・メッシの強烈シュートだった。69分、アルベスからの浮き球パスをライン裏へ抜けたアレクシスが胸で落とすと、メッシが左足ミサイルシュートを叩き込んで2-4!レオはこれにて2012年の年間ゴール数を76とし、王様ペレが1958年に記録した75ゴールを更新している。 そして再び2点差となったことで、マジョルキンの攻勢も終了。ティトチームが危なげなくゲームをコントロールし、リーガ10勝目としている。 |