Liga Española
jornada 13

ラ・マシア育ちの11人で、
モウマドリーに11ポイント差。

Levante FC Barcelona
0 4
25 de Noviembre - Dom 21:00 h
Ciutat de Valencia
Goles
  Messi (47)
  Messi (52)
  Iniesta (57)
  Cesc (63)
Titular
Munua 【7】 Valdes
Chris Lell 【5】 Alves
Navarro 【7】 Pique
Ballesteros 【7】 Puyol
Juanfran 【7】 Jordi Alba
Diop 【7】 Busquets
Iborra 【7】 Xavi
Juanlu 【7】 Cesc
El Zhar 【9】 Messi
Barkero 【9】 Iniesta
Martins 【7】 Pedro
Cambios
El Zhar→ Rios (61) Alves→【7】 Montoya (14)
Martins→ Angel (68) Alba→【5】 Adriano (75)
Juanlu→ Michel (75) Xavi→【6】 Thiago (78)
Entrenadores
Juan Ignacio Martinez 【7】 Tito Vilanova
Tarjetas
  Cesc (74)
  Puyol (86)
Arbitro
Perez Montero (andaluz) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 2 2 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 5 9 Tiros a puerta 13 6 7
2 2 4 Ocasiones de Gol 5 4 1
2 2 4 Corners 8 3 5
0 2 2 Fueras de juegos 2 0 2
3 4 7 Faltas 6 4 2
21%   23% Posesion del Balon 77%   79%
Formacion

ビジャ、アレクシス、バルトラらが怪我で欠場。チアゴ、ピント、マスチェラーノ、モントーヤ、アドリアーノ、ソング、テージョがベンチスタート。ダニ・アルベス以外は全員がカンテラ出身の先発イレブンとなり、そのダニが14分にモントーヤと負傷交代したことで、クラブ初となるオールカンテラ状態が完成した。

二人目の交代は75分のアルバからアドリアーノ(怪我明け)で、オールカンテラは約60分で解除。最後のカードも怪我から復帰したチアゴの調整に活用。チャビがベンチへと退いた。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (47)
  Messi (52)
  Iniesta (57)
  Cesc (63)
Reporte

モウチームの躓き(ベティスに1-0)をきっちり活かし、第13節にして11ポイント差を達成。約60分間に渡り、ピッチ上の11人がすべてラ・マシア経験者になるというオマケ付きだ。

前半はチャンス1回のみ

前夜に白組がアンダルシアでこけ、「さあ+11にしようぜ!」との期待感の中で始まった試合。ティトチームは序盤、統制の取れたレバンテに手を焼くことになる。ファン・イグナシオ・マルチネス監督がバルサ対策として用意したのは、エリア前方を2本の守備ラインでがっちりと固め、マルティンスの高速カウンターで脅かす戦術だった。これが実に効いていて、12分にはまずバルケロのミドルシュートをバルデスがジャンプ一番かき出している。

そして続くコーナーキックの際(たぶん)、ティトチームにアクシデント発生。ダニ・アルベスが右太ももを痛め、直ちにモントーヤと交代になったのだ。ダニが筋肉を負傷するのはこれで今季4度目。怪我の連鎖に悩まされる、ブラジリアン・スーペルラテラル。ただその結果、ピッチ上の全バルサ選手がラ・マシア出身という快挙が達成されている。

バルサは22分にメッシ、23分にチャビと、立て続けのミドルシュートによってレバンテを威嚇していく。どちらも良いシュートだったがペースを引き寄せるまでには至らず、30分にはカウンターからバルケロに(ファンルがピケを股抜き突破)、38分にはコーナーからマルティンスに決定機を許す冷や汗の展開に。あまり良い崩しをみせることなかったバルサは、あまりすっきりしない感じでハーフタイムを迎えている。

魔術師イニエスタ、圧巻の1ゴール3アシスト

だが後半が始まるやいなや、ティトチームはまるで別人になったかのような怒涛の攻撃であっという間に4点差としてしまう。前半になにかの仕掛けを施していて、スイッチを一つ押すことで、それが一気に作動するというような攻撃だった。

まずは47分、マジシャン・イニエスタからの悪魔パスによってメッシがラインを突破。詰めてきたGKムヌアを十八番のバセリーナで軽く料理して0-1とする。これによってレバンテはどうやら浮き足立ったようだった。逆に勢いに乗ったバルサは52分、ドン・アンドレスがエリア内へと鋭く切れ込み、最深部から折り返したボールをレオが押し込んで0-2!5分間で勝負を決定付けた。

しかししかし、この日のイニエスタはさらに容赦のないプレーでレバンテをノックアウトしていく。57分にエリア際からの強烈シュートをネットへと突き刺すと(アシストはペドロ)、63分にはエリア左からセスクのチーム4点目をアシストのキレっぷり。ドンにボールを預けた後にエリア内へと侵入し、ひらりとムヌアを抜いたセスクのプレーもお見事だった。

竜巻のような15分によって、4点のリードを奪い取ったバルサ。あとはのらりくらりとゲームを終わらせれば良かったわけだが、ゲーム終了まであとわずかとなった86分、レバンテは意地の1点を返す絶好のチャンスを手にしている。ドタバタしたカウンターのなかで、プジョルがエリア内でのハンドを取られ、ペナルティが宣告されたのだ。しかし、その数分前にはマルティンスとの1対1を凌いでいたバルデスは、バルケロの甘かったシュートとこぼれ球を受けてのシュートを連続ブロック。2試合連続の完封勝利としている。

ということでティトチームはリーガ開幕からの13試合を12勝1分とし、これは1991/92シーズンのマドリーと並ぶ大会記録だそうだ。白組さんとのポイント差は11へと拡大。当面のライバルは、3ポイント差でバルサに食らい付くアトレチコとなる。

【試合終了後のティト・ビラノバのコメント】