Copa del Rey 1/8
ida

レオ、今季13度目のドブレッテ。

Cordoba FC Barcelona
0 2
12 de Diciembre - Mie 20:00 h
El Nuevo Arcangel
: 20,000
Goles
  Messi (10)
  Messi (73)
Titular
Saizar 【7】 Pinto
Fernandez 【6】 Alves
Gaspar 【7】 Pique
Aguilar 【6】 Mascherano
Fuentes 【6】 Jordi Alba
Pedro 【5】 Song
Lopez Garai 【7】 Xavi
Caballero 【6】 Thiago
Dubarbier 【9】 Messi
Fede Vico 【5】 Pedro
Rennella 【6】 Villa
Cambios
Rennella→ Patiño (63) Pedro→【6】 Alexis (66)
Gaspar→ Damian Petkoff (82) Alves→【6】 Montoya (78)
Fede Vico→ Ayina (83) Villa→【5】 Tello (83)
Entrenadores
Rafa Berges 【7】 Tito Vilanova
Tarjetas
Dubarbier (34)  
Fede Vico (63)  
Arbitro
Carlos del Cerro Grande (madrileño) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 2 7 Tiros a puerta 12 7 5
2 0 2 Ocasiones de Gol 8 5 3
5 0 5 Corners 3 2 1
2 2 4 Fueras de juegos 3 2 1
4 8 12 Faltas 9 3 6
38%   41% Posesion del Balon 59%   62%
Formacion

セスクが負傷欠場。バルデス、アドリアーノ、イニエスタが休養。プジョル、アレクシス、ジョナタン、ブスケツ、モントーヤ、オイエル、テージョがベンチスタート。イダでアドバンテージを得るぞ、という気合の入ったメンバー。

一人目の交代はペドロからアレクシス。二人目は脛に傷のアルベスを下げ、モントーヤがピッチへ。最後のカードは終盤、奮闘していたビジャからテージョ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (10)
  Messi (73)
Reporte

クレにはもうすっかりお馴染みとなった、苦労を強いられても結局は勝つ(+偉大すぎるぜメッシ)、という試合再び。バライードスにて2-1で敗れた白組さんとは、そのあたりがちょっと違う。

コパ連覇を目指すバルサはこのヌエボ・アルカンヘルでのコルドバ戦に、やり繰りを考えた中でのベストの布陣で臨んでいる。週末の試合でセスクが負傷したことで、アトレチコ戦用にイニエスタを温存したものの、チャビは先発フル出場。最終ラインはダニ・ピケ・マスチェ・アルバ、前線はMVPトリオと、強豪クラブとの試合となんら遜色ないメンバーが先発となった。

コルドバのプレッシング

さて試合は、地元での必勝を期したコルドバが、いきなりエンジン全開で押し込んできた。ボールの出所へと圧力をかけ、奪えば直ちに速攻。左右両サイドを上手く使い、開始5分にして2つのチャンスを作り出している。1つめはピントのキック失敗に端を発したペドロのミドルシュート(4分)。もう1つはその1分後の、アルベスのサイドをえぐられての、あわやというフェデ・ビコのシュート(枠外)だ。

先日のベティスといい、アンダルシアのチームは骨があるな、という序盤。地元チームを盛り立てる、スタジアムの応援も素晴らしかった。

やはりメッシ

しかしバルサは10分、最強仕事人であるメッシが一撃を食らわせる。チアゴのキャノンシュートがゴールフレームに弾かれた後の、リバウンドを拾っての波状攻撃。ペドロからのスルーパスにビジャが抜け出し、中央に折り返したボールをレオが余裕で押し込んでいる。シュートはまたもクロスバーに当たったものの、今回はネット側へと弾んでくれた。

アウェーゴールを許したことで苦しくなったコルドバだが、それでも彼らは根を上げなかった。1点差ならばまだ勝負は分からない。更なる失点を怖れることなく、バルサ陣内へと攻め込み、プレスを続けるアンダルシアチーム。16分にはレンネッラがゴールを陥れるも、これはオフサイドの正解ジャッジで無効となっている。

その後はビジャがエリア内で倒されるといった場面もあったが(24分)、ペナルティの笛は鳴らず。ハーフタイム前になるとさすがにコルドバのプレッシングも幾分ギアが落ち、バルサはいつもほどではないにせよ、ゲームをコントロールして前半を終えている。

さらにメッシ

後半にまずチャンスを手にしたのはバルサだった。49分にはチャビからの縦パスに抜け出したペドロがGKサイサルと1対1になるも、シュートは精度を欠いてバーの上。その4分後、メッシからの絶妙スルーパスを受けたビジャのシュートも失敗に終わっている。ペドロはこの夜はゴール前での運がなく、55分の決定的シュートもサイサルによってブロックされた。

疲労の色が見え始めていたコルドバを追い込みながらも、最後の仕上げが上手くいかないバルサ。ここでティトは駒を動かし、ペドロに代えてアレクシスを送り込んだ(66分)。そしてこの采配がばっちり的中。8分後にはサンちゃんのアシストを受け、メッシが大きな2点目を決めている。チアゴからのパスを受けた右のアレクシスが最終ライン裏へとボールを送り、走り込んだメッシがこれを流し入れるというゴール。これにてレオの2012年のゴール数は88となり、今季だけでも32へと到達している。

そんなこんなで、敵地でのイダに0-2で勝利したティトチーム。ピッチコンディション(選手たちはよく足を取られていた)とコパ用ボール(後の会見でのティト曰く、"ビーチボール")の悪さ、そしてコルドバの激しさにもよく対応し、1/4ファイナル進出へなかなかのアドバンテージを手にしている。

【試合後のティト・ビラノバのコメント】