Liga Española
jornada 20

0-2から逆転されてリーガ初黒星。
ただ今運気下降中。

Real Sociedad FC Barcelona
3 2
19 de Enero - Sab 18:00 h
Anoeta
: 30,000
Goles
  Messi (6)
  Pedro (24)
Castro (39)  
Castro (62)  
Agirretxe (90)  
Titular
Bravo 【5】 Valdes
Carlos Martinez 【5】 Alves
Inigo Martinez 【3】 Pique
Mikel 【5】 Puyol
De la Bella 【5】 Jordi Alba
Bergara 【5】 Busquets
Illarra 【6】 Xavi
Xabi Prieto 【4】 Cesc
Castro 【6】 Messi
Griezmann 【5】 Pedro
Vela 【7】 Iniesta
Cambios
Castro→ Ifran (73) Cesc→【5】 Mascherano (59)
Prieto→ Pardo (79) Pedro→【4】 Adriano (88)
Vela→ Agirretxe (83)  
Entrenadores
Philippe Montanier 【5】 Tito Vilanova
Tarjetas
Inigo Martinez (36) Pique (33)
Illarra (79) Pique (56DA)
Griezmann (92) Iniesta (58)
  Busquets (73)
Arbitro
Undiano Mallenco (navarro) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 1 1 0
5 8 13 Tiros a puerta 7 1 6
3 3 6 Ocasiones de Gol 5 0 5
0 3 3 Corners 6 2 4
4 1 5 Fueras de juegos 2 0 2
5 9 14 Faltas 15 7 8
29%   33% Posesion del Balon 67%   71%
Formacion

ビジャが負傷欠場。モントーヤとバルトラがベンチ外。アレクシス、チアゴ、ピント、マスチェラーノ、アドリアーノ、ソング、テージョがベンチスタート。プジョルとピケのセントラルコンビは2週間ぶり。リーガでのここ最近の鉄板メンバーでの先発イレブン。

後半早々にピケが2枚目のカードで退場となり、セスクを下げてマスチェラーノがピッチへ。両サイド(特に左)はラテラル勢の攻め上がり時以外は使われなくなる。二人目にして最後の交代はペドロからアドリアーノで、そのまま前線に入った。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (6)
  Pedro (24)
Castro (39)  
Castro (62)  
Agirretxe (90)  
Reporte

毎年この時期になると目撃することになる、残念な内容での負けゲーム。2点のリードを奪い、勝てた試合だっただけに少なくとも引き分けたかったが、ページをめくって次に行くしかない。

木曜日にはマラガとのコパ生き残りを賭けた戦いが控えているが、中4日ということで、ベストメンバーをティト・ビラノバは採用している。このあたりはおおよその予想どおりといえる。

順調な出足、メッシ先制

出足は良かった。すご〜〜く良かったと言っても差し支えないほど、順調なるスタートだった。チャンスは早々に訪れる。まずは5分、イニエスタからの浮き球スルーパスに抜け出したメッシはGKブラボとの1対1を外したものの(珍しい!)、その1分後にはブラボのキックミスをきっかけに、エリア正面で再びドンのパスを受けると(セスクが上手にスルー)今度はきっちり左足シュートを蹴り込んで先制に成功。チームに3日前の悪影響はないぞ、との印象を見る者に与えた。

ペドロが追加点

中盤でボールをしばしば失い、グリースマン、ベラ、カストロによるラ・レアル攻撃陣にゴール前へと迫られていたティトチームではあったが(16分にはグリーズマンのシュートがポストをかすめる)、前線ではこの日もペドロが元気。13分のシュートは右ポストに嫌われたものの、24分にはアルベスからのセンタリングに駆け込んで合わせ、追加点としている(0-2)。深い位置から一本のパスでチャンスとしたチャビも見事だった。

ハーフタイム前にカストロが反撃弾

試合はその後、とくに見せ場が作られることなく15分ほど進む。だがそこからは両チームに決定機が連続。39分のメッシのバセリーナが決まっていれば、ゲームはおそらくそこで決していたことだろう。しかし不運にもボールは右ポストに拒まれ、デフェンサがかろうじてクリア。その数十秒後には今度はラ・レアルに1点を返されてしまうことになるから分からない。強力な左足シュートを決めたのはカストロ。エリア内で完全フリーにしてしまったのがまずかった(39分、1-2)。

その後は再びカストロの至近距離弾をバルデスがブロックし(43分)、メッシのパワフルボレーをブラボがセーブして前半終了となっている。

ダメダメな後半

3日前のマラガ戦と同じく、このアノエタにおいても後半のバルサはピリッとしなかった。チームを大きく不利な状況にしたのは、56分のピケの不用意なベラへのファールによる退場だった。アスルグラナの3番は33分にも無駄にフリーキックを邪魔したことでカードを受けており、2枚目の黄紙でロッカールーム送りに。応急措置としてティトはマスチェラーノを送り込んだが(セスクがアウト)、結果としてヘフェシートは同点弾のアシストをすることになってしまう。

それは62分のこと。ティトチームはその5分間というもの自陣へと釘付けにされており(ボールを奪えず、前にも蹴り出せない)、最後はカストロのシュートがマスチェラーノの脚に当たって軌道が変化。バルデスの守るゴールのネットへと突き刺さるのだった(2-2)。

まだゲーム時間は30分が残されており、数的に不利な状況とはいえど、好調フォーム時のバルサであればなんとかして見せたかもしれない。しかしながら毎年リズムを低下させる1月とあり、リアクションはまったくと言っていいほどに示せず。なにせ後半のシュートはメッシによるフリーキック1本なのだから、ラ・レアルを再度突き放すのは厳しかった。

またもや終了間際に手痛いゴール

となれば少なくとも引き分けておきたいところだったが、88分に同点ゴールを許した木曜のマラガ戦と同様、今度は90分にアギレチェに劇的逆転弾(マスチェとプジの裏を簡単に取られた)を許して今季のリーガ初黒星。チームのバイオリズムは明らかに低下しているので、5日後のマラガ戦もまた、しんどい試合になりそうだ。毎年こういう時期はあるから、ここはなんとか踏ん張りどころ。耐え忍びつつ、春を待とう。

(ちなみに・・・ この夜はサン・セバスチャンの街が1年で一番盛り上がる祭りタンボラーダの前夜祭。チャンピオンズで敗れたセルティック戦もあちらの創立125周年記念日だったから、このバルサはサービス精神旺盛なのだということにでもしておくか)

【レアル・ソシエダ戦後のティト・ビラノバのコメント】